コアカーズならびにYMワークスを運営するワイエムコーポレーション(大阪府堺市、代表取締役社長 小椋 正雄)は、2017年7月14日より、世界的な海運事情の悪化・ヨーロッパの治安悪化に伴うコスト増加を踏まえて、コアカーズに掲載している新車販売価格の改定を行います。
YMワークスは自社工場完備により外注率を下げるなど独自性の高い取り組みにより、並行輸入車販売に要するコストを徹底的に低減しております。またコアカーズでは最新の為替計算を反映した車両価格をベースに低減したコスト、各種税金等の加算を全て行い分かりやすい乗り出し参考価格を掲載することで、掲載中の全ての車種に関して、出来る限り最新の購入情報を皆様にお伝えするよう努めて参りました。
また、YMワークスでは運送を起因とした傷などが抑えられるコンテナ輸送を一貫して行っています。日本に上陸後は正規輸入車と同様 PDI(Pre-Delivery Inspection、出荷前点検)を行い、さらに納車後の不具合にも対応可能な独自の保証制度「YM安心保証」の設定や、2017年時点で全国22拠点の提携整備工場ネットワークをご案内するなど、品質の向上にも取り組んでおります。
一方で近年大手海運業者の再編・寡占が進み、ヨーロッパからの船便が減少して輸送費が高騰したほか、ヨーロッパにおけるテロの多発など治安悪化により、ヨーロッパ内での輸送コストや輸送時間も増大するようになりました。
これまでYMワークスでは、これらの理由によって増大したコストを販売価格へ転嫁せず以前と同水準に保ち、コアカーズでもこれに基づいた参考価格表示を行なって参りましたが、このような輸入状況は当面好転する見込みがなく、YMワークスならではのサービス水準の維持・向上、そしてお買い求めいただいた自動車の輸入中の安全確保のため、このたびやむを得ず、輸入コストを価格へ反映させることになりました。これを受けてコアカーズに掲載する参考価格も見直しております。
価格の見直しはYMワークス/コアカーズにとっても大変不本意ですが、出来る限り多くのお客様、そしてコアでレアな自動車好きの方に喜んでいただくため、今後もより一層サービス品質の向上に邁進致します。
※本記事は2017年7月14日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。