2016年7月17日、岡山国際サーキットにて、ティーポ・オーバーヒート・ミーティング2016( Tipo OVERHEAT MEETING 2016)が開催されました。当日は朝から生憎の天気でしたが、会場は多くの来場者で賑わいました。
コアカーズを運営するYMワークスは、フォード フォーカスRS Mk.3をはじめ5台を出展、多くの方にご覧いただけました。今回はイベントレポートとして、出展車両詳細や当日の様子をお届けします。
この記事の目次
出展した車両の紹介
フォード フォーカスRS Mk.3
今回一番の目玉車両となった、フォーカスRS Mk.3のデモカーは、イベント直前に日本に上陸し、前日まで準備を進めた車両です。普段は右ハンドル仕様を得意としておりますが、今回は左ハンドル・スペイン仕様での導入となりました。とはいえ宣材写真などから受ける印象と比べると、比較的コンパクトで取り回しの良いボディサイズで、特に気負いすることなく運転できるモデルかと思います。
フォーカスRS Mk.3は試乗会も開催しました。当初は構内での簡単な試乗の予定でしたが、予想外に構内が混み合い、急遽会場周辺の公道での試乗となりました。そのため、予定よりも長い距離を試乗していただくことができましたが、多くの方をお待たせしてしまうことになりました。また、コースの設定などが不十分で、走行モードを全て確認していただくことが難しく、説明も十分に出来ないなどの不手際もございました。申し訳ございません。
デモカーは今後も皆様にご試乗いただく機会を設けて行く予定です。どうぞご遠慮無くお問い合わせくださいませ。また、コアカーズでは、フォーカスRS Mk.3の詳細な試乗記を、後日掲載する予定です。ご期待ください。
フォード フォーカスRS Mk.2
先代のフォーカスRS Mk.2は、お客様のご協力により展示することができました。前輪駆動・3ドアとしては最後のモデルになったフォーカスRS Mk.2は、後継モデルの登場後の今も、ひとつの完成系として強い存在感を持っており、会場で注目を集めました。
フォード フォーカスRS Mk.1
初代フォーカス RSは、2002年から2003年にかけて、2003年モデルとして僅か1年間だけ製造された希少なモデルです。エスコートRS2000 4×4以来途絶えていたフォードのRSモデル復活の第一弾となりました。
乗り比べるとフォーカスRS Mk.3にも、このMk.1以来のフォードらしい乗り味が継承されていることが伺えます。
ホンダ シビック タイプR
シビック タイプRは、イギリスから並行輸入した個体を出展しました。一見すると日本仕様に似ていますが、ルームミラー上に自動ブレーキのセンサーがあるなど、よく見れば細部に違いがあります。正規輸入は750台に限られたということもあり、会場ではフォーカス同様に多くの注目を集めていました。
プジョー RCZ R
RCZ Rは、左ハンドルに6MT仕様のもっとも硬派なRCZです。どことなくアストンマーティンや初代TTクーペに共通した雰囲気を持ちますが、両車種と関係の深いマグナ・シュタイアーの工場で生産されていたので、実際に浅からぬ関係がありました。RCZ Rの登場は2013年末でしたが、2015年はじめには生産終了してしまったため、希少なモデルとなりました。
フォーカスRS Mk.3がサーキットに出走!
フォーカスRS Mk.3はサーキットにも出走しました。まずは「速くないクルマの元気な走行会」に、YMワークスメカニック、中村の運転で登場。この会にはフォード フィエスタも出走しており、フォード2車種が走る様子が会場を湧かせました。
さらに、フォーカスRS Mk.3は、Tipoのデモ走行でもコースを走行しました。室内の写真なども撮影していただきました。
取材内容やレポートは、Tipo本誌9月号に掲載される予定です。
今後のイベント予定とデモカーについて
コアカーズでは、今後もこのようなイベントの機会を通じて、皆様に欧州車に触れる機会を設けていく予定です。次回は10月のFBM(フレンチ・ブルー・ミーティング)への参加を予定しており、フランス車を主に出展する予定としております。是非ご参加くださいませ。
またフォーカスRSのデモカーはイベント終了後、4月よりオープンしております「横浜Depot」に移動しました。今後しばらくの間は、横浜にてご試乗いただけます。是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
※本記事は2016年7月25日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。