【限定5台】自分仕様のジュリア クアドリフォリオに乗りませんか?カスタマイズが可能なイギリス仕様・本国仕様を並行輸入を前提に解説、特別価格による販売情報も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ 本国仕様(プレミアムカラー、ホイール他OP装着車)

先日、日本への正規導入が発表され、10月中旬に販売が開始されるアルファロメオ ジュリア(Alfa Romeo GIULIA)。高性能版クアドリフォリオ(Quadrifoglio、右ハンドル・8AT)の価格は税込1130万円とアナウンスされました。

今回は日本仕様車の装備内容を確認しながら、日本同様に右ハンドルで販売されるイギリス仕様車との差異、またイタリア仕様(以下本国仕様)等で提供される左ハンドル車・6MTについて、それぞれの特徴を考察します。

またコアカーズを運営するYMコーポレーション(以下YMワークス)が台数限定の特別価格で案内するジュリア クアドリフォリオの並行輸入車についてもご紹介します。

アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオの概要

アルファロメオ ジュリアは往年の名車、ジュリアの名を冠する新型の最上級スポーツセダンとして2015年6月に発表されました。クアドリフォリオはその最も高性能なモデルとして過去の例に倣い「四葉のクローバー(クアドリフォリオの意)」が与えられ、アルファ復権を目指したハイパフォーマンスFRセダンとして位置づけられています。

主な特徴は以下のようなものです。

  • エアロダイナミクスを追及したボディワーク
  • フェラーリV8の流れをくむ気筒休止機構付 直噴2.9L V6 ツインターボエンジン
  • パワー/トルクは510ps/600Nmを発揮、最高速は307km/h、0-100km/h加速は3.9秒
  • Alfa  D・N・A Proはレースモードを含む5つのドライブモードを選択可能
  • ドライブシャフト、ボンネット、ルーフにカーボンを採用
  • ドア、フェンダーパネル及び、サブフレーム、アームはアルミ製
  • サスペンションはフロント:ダブルウィッシュボーン、リア:マルチリンク
  • ザックス製可変ダンパーを採用
  • 左右で100:0のトルク配分も可能なクラッチ付可変トルクベクタリングリアデフを搭載
  • 理想的な50:50の前後重量配分
アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ 本国仕様(OP装着車)。卓越した運動性能を誇る。

アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ 本国仕様(OP装着車)。卓越した運動性能を誇る。

 

2016年9月にはニュルブルクリンク北コースで7分32秒のラップタイムを刻み、当時、最速のFRセダンとしてそのパフォーマンスを証明して見せました。メルセデス・ベンツ AMG C63、BMW M3等、このセグメントにおけるドイツ製ライバル車の台頭に歯がゆい思いをしてきたアルフイスタ待望の一台といえるでしょう。

アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオを解説、正規輸入車や並行輸入、MT仕様の情報も掲載。

2015年最大の話題となった、アルファロメオ 新型ジュリア(Alfa Romeo Giulia)。2015年6月、アレーゼのアルファロメオ本社で発表されて2年間が経ち、2017年9月には遂に日本でも正...

ジュリア クアドリフォリオの詳細情報は上記記事でも解説していますが、今回は特に日本仕様と海外仕様の相違点にスポットを当てた解説を行います。

 

日本仕様・イギリス仕様・本国仕様の共通点と相違点

エンジン・基本的な外観は同一、右ハンドル車は8ATのみ

ジュリア クアドリフォリオの右ハンドル車はトルクコンバーター式8AT(ZF8HP)のみの設定です。したがって日本仕様もイギリス仕様も6MTは選択できません。どうしても6MTで乗りたい!という方は本国イタリア仕様他、一部の国々で販売される左ハンドル車を選ぶ必要があります。

エンジンはどの仕様でも基本的に同一です。フェラーリのV8と深い関わりを持ち510ps/600Nmを誇る2.9L V6 ツインターボエンジンを搭載しています。また、アクティブエアロスプリッターに代表される空力的付加物、リアディフューザー付左4右本出しサイレンサー等の基本的な外観も同じです。

510ps/600Nmを誇る2.9L V6 ツインターボエンジンは基本的に共通仕様

510ps/600Nmを誇る2.9L V6 ツインターボエンジンは基本的に共通仕様

6MTは本国仕様等の左ハンドル車のみ。(ステアリングとシフトノブは標準仕様、ブラックステッチ×ブラックトリム内装)

6MTは本国仕様等の左ハンドル車のみ。(ステアリングとシフトノブは標準仕様、ブラックステッチ×ブラックトリム内装)

 

日本仕様はほぼフル装備、内外装のカラーコーディネート等には制限も

日本仕様のジュリア クアドリフォリオの魅力は何といっても充実した標準装備でしょう。1000万を越えるプライスタグを掲げることもあり、同じ右ハンドルのイギリス仕様ではオプション設定となる様々な装備・パッケージが標準装備されています。

主なものとしては

  • Harman/Kardon製プレミアムオーディオ(6SP/900W):£950
  • アダプティブクルーズコントロール:£890
  • レッド塗装ブレーキキャリパー:£425
  • 5穴ガンメタリック19インチホイール:£695
  • 電動調整式シートパック:£995
  • コンビニエンスパック:£535

などが挙げられます。これらを合算すると£3,500級(2017年10月現在の為替レートで約53万円)にもなりますが、他にも多くのオプション装備が標準化されています。

日本仕様車はホイールを含めほぼこの外観。カーボンブレーキは日本仕様では設定なし。

日本仕様車はホイールを含めほぼこの外観。カーボンブレーキは日本仕様では設定なし。

一方で制約を受けているのがカラーコーディネートと特殊な装備です。

ボディカラーはイギリス仕様・本国仕様と同様に7色が選べますが、上級の3コート色(有償OP:324,000円)であるコンペティツィオーネレッドとトロフェオホワイトが推奨色とされており、他カラーでの納期は6ヶ月以上となっています。また、ホイールも5穴のガンメタタイプ1種類に限られます。

インテリアはブラックレザー×アルカンターラの標準スポーツシートにレッドステッチを組み合わせた1色(ダッシュ下部とドアパネルはブラック)のみとなり、特にスポーツ志向のユーザーにとってはプレミアム&コンペティティブな「スパルコ製カーボンシェルスポーツシート」や「カーボンブレーキ」が選べないのが残念です。

※2017年10月現在、ボディカラー、インテリアカラーの設定は予告なく変更の可能性あり

アルファロメオに限らず、多くの正規輸入車はこのような売れ筋の仕様を中心に発注し短納期を実現する方法をとっています。高級志向&納期にシビアな日本市場ではこのような戦略もやむを得ないと言えるでしょう。好みの仕様が正規輸入車にあれば良いのですが、どうしてもこだわりの1台を手に入れたい方にとってはどこかで妥協せざるを得ないことも出てきます。

 

ベーシックな装備でも自分好みの一台が仕上げられるイギリス仕様車

ジュリア クアドリフォリオのイギリス仕様では日本仕様で標準装備化されているオプションも必要なものを個々に選ぶことができます。ホイールは日本仕様と同じものを含む4種類が用意され、「スパルコ製カーボンシェルスポーツシート」や「カーボンブレーキ」などプレミアム&コンペティティブな装備の選択も可能です。

イギリス仕様ならではの右ハンドル、レッドステッチ×レッドトリムのカーボンシェルシート装着車。(シート、カーボンステアリングはOP)

イギリス仕様ならではの右ハンドル、レッドステッチ×レッドトリムのカーボンシェルシート装着車。(シート、カーボンステアリングはOP)

効き・見た目ともに文句なしのカーボンブレーキ。(日本未導入OP、キャリパーレッドペイントはOP)

効き・見た目ともに文句なしのカーボンブレーキ。(日本未導入OP、キャリパーレッドペイントはOP)

もはや芸術品ともいえるカーボンレザーステアリングとシフトノブ。(6MT車、日本未導入OP)

もはや芸術品ともいえるカーボンレザーステアリングとシフトノブ。(6MT車、日本未導入OP)

カラーコーディネートも選択の幅が広がります。まず、ボディカラーは日本仕様と同じ7色から選択できます。インテリアは日本仕様と同じブラック系ながらステッチはレッド以外にグリーンやブラックのもの、ダッシュ下部とドアパネル内側がカラー化されたもの等を無償で5つ(ボディカラーによっては4つ)から選べます。これらは標準スポーツシートだけでなく「スパルコ製カーボンシェルスポーツシート」を装着した場合でも選択適用が可能です。

下のインテリアカラーギャラリーもご覧ください。

イギリス仕様・本国仕様はこのホイールが標準。同デザインのガンメタタイプも選択可(有償OP)、ボディカラーはモンテカルロブルー(有償OP)

イギリス仕様・本国仕様はこのホイールが標準。同デザインのガンメタタイプも選択可(有償OP)、ボディカラーはモンテカルロブルー(有償OP)

 

6MTもある左ハンドルの本国仕様車、ほぼイギリス仕様と同じカスタムが可能

本国イタリア仕様等の左ハンドル車では8ATとともに6MTが選べることが何よりの朗報でしょう。コンベンショナルな3ペダルMTの設定は大きな魅力です。その他のカラーコディネートやオプションの選択肢はイギリス仕様とほぼ同じです。

「スパルコ製カーボンシェルスポーツシート」や「カーボンブレーキ」等を装着したコンペティティブな仕様でジュリア クアドリフォリオを仕立て、サーキット等でのスポーツ走行派はもちろん、趣味のスポーツセダンとしても6MTで楽しみたい、という方にはこの本国仕様等の左ハンドル車しか選択肢がありません。

※YMワークスではイタリアでの車両手配を依頼している現地エージェントよりディーラー筋の情報として「MT車の生産が間もなく終了する」との連絡を受けています。

6MTシフトノブとAlfa D.N.A.Proのコントロールダイアル(左)。

6MTシフトノブとAlfa D.N.A.Proのコントロールダイアル(左)。

美しい仕上がりのABCペダルとフットレスト。往年のグリルがモチーフとなる心憎い演出。

美しい仕上がりのABCペダルとフットレスト。往年のグリルがモチーフとなる心憎い演出。

 

インテリアカラーギャラリー

イギリス仕様・本国仕様で無償オプションとなっているインテリアのカラーコーディネート(ステッチやトリム)例をご紹介します。
※コンフィグレータの関係で左ハンドルの画像になります。一部ボディカラーによっては選択できないものもあります。

 

今回の特別価格について

YMワークスではアルファロメオ ジュリア クアドリフォリオを既に数台、並行輸入・販売させていただいています。他ページでご説明していますが、並行輸入車は最初の車両の登録時に排ガス検査をはじめとする各種試験を受け、パスする必要があります。

もちろん、これらの試験には相応のコストがかかり、ディーゼルモデルは100万円を越えるものも珍しくありません。反面、一度、パスしてしまえば同型車の場合、書類申請と僅かな費用だけで何台分かの登録が可能になります。

これらの検査費用は一台に負荷させるには負担が大きいものがあり、YMワークスではある程度の需要予測・経験・発注台数に基づいて数台に分散をさせたりしています。ジュリア クアドリフォリオはこの登録枠にまだ何台分かの余裕があるので、これらの試験にかかるコストの一部を還元した価格でご提供させていただくことにしました。

これから商談を始める、という方はぜひ「自分仕様が可能な並行輸入」もご検討ください。

 

ジュリア クアドリフォリオの特別価格とご提供予定台数

イギリスでのジュリア クアドリフォリオの標準仕様価格は£61,595から(2017年10月10日現在)、また、本国仕様の6MT車の標準仕様価格は€79,100から、8AT車の標準仕様価格は€81,600から(こちらも2017年10月10日現在)となっています。

販売台数が限られるモデルの正規輸入車では、本国で選択可能な仕様が一部日本では選択できないケースはしばしば存在します。ご提示しているのはオプションレス状態での価格ですので、現状の為替レートではイギリス仕様を日本仕様並に仕上げた場合、日本の販売価格とあまり変わらなくなりそうですが、何よりも「自分仕様」というのは金額に置き換えられない価値があるかと思います。今回の諸手続き費用の還元による特別価格にて少しでもお客様の「コダワリの輸入車生活」にご協力できれば幸いです。

FCAジャパンでの選択肢がない以上、自分仕様のジュリア クアドリフォリオを手に入れるには並行輸入が最も現実的な方法です。YMワークスは既に数台のジュリア クアドリフォリオを並行輸入・販売しており、日本仕様の発売を待ちきれなかったお客様にご提供しています。正規輸入車とほぼ変わらない、安心してお乗りいただけるサポートをご提供します。

 

並行輸入による日本での乗り出し価格(特別提供価格、為替変動なしの固定)

車名 仕様 大阪近郊乗り出し価格
アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ イギリス仕様右ハンドル 8AT 税込9,990,000円
アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ ベルギー仕様左ハンドル 8AT 税込10,420,000円
アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ 本国仕様左ハンドル 6MT 税込10,260,000円

※特別な事由がない限り為替の変動による価格の変更なしの固定価格です。
※輸入国からの輸送料、各種税金、検査費用、登録諸費用、納車費用(大阪近郊)は全て含まれます。
※ボディカラーは標準色アルファロッソ(ソリッドの赤)です。プレミアムカラーOP別途。
※標準仕様以外のオプション品は別途になります。
※生産ラインの状況次第ですがカスタムオーダーの場合、6カ月以上の納期を要する場合もあります。
※正式なお見積り、遠方への納車費用など、改めてご提示いたしますのでお問い合わせください。

イギリス仕様・本国仕様で標準色のアルファレッド。ホイールもこのタイプが標準。

イギリス仕様・本国仕様で標準色のアルファレッド。ホイールもこのタイプが標準。

上級3コート塗装のトロフェオホワイト。ホイールは標準装備と同デザインのガンメタタイプ(ともにOP)。

上級3コート塗装のトロフェオホワイト。ホイールは標準装備と同デザインのガンメタタイプ(ともにOP)。

メタリック塗装のモンテカルロブルー。ホイールは日本仕様で標準装備と同デザインのシルバータイプ(ともにOP)。

メタリック塗装のモンテカルロブルー。ホイールは日本仕様で標準装備と同デザインのシルバータイプ(ともにOP)。

標準仕様のディスクブレーキ。

標準仕様のディスクブレーキ。

 

ご提供予定台数

限定5台を予定しています。なお、突然のオーダーストップ等、ご希望に沿えない場合もございます。特に6MT車に関しては間もなく生産終了との情報も欧州よりYMワークスには入ってきております。

 

このような方にオススメ

  • これからディーラーでの商談を進めようと思っている方
  • 日本未導入仕様を手に入れたい方
  • 内外装は自分仕様の一台に拘りたいという方
  • コンペティティブな仕様にしたいという方
  • とにかくマニュアルで乗りたいという方

ライバルとしてドイツ車の高性能レンジモデル、メルセデス・ベンツ AMG C63、BMW M3等がありますが、ジュリア クアドリフォリオを選ばれる方は価値基準がはっきりしていると思いますので、迷われることは少ないでしょう。

 

アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ 諸元

車名 アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ / AlfaRome GIULIA Quadrifoglio
英国販売価格:£61,595~
ハンドル:右
ドア数:4
カラー:アルファロッソ(他カラー有償OP)
全長x全幅x全高:4639 × 1865 × 1426 mm
ホイールベース:2820 mm トレッド(前/後):1555 mm/1605 mm
車両重量(乾燥):1524kg
乗車定員:4名
駆動方式:FR(フロントエンジン・リアドライブ)
トランスミッション:8AT(トルコン)
エンジンタイプ:水冷V型6気筒DOHC24V 直噴ツインターボ ガソリン
総排気量/内径x行程:2891cc/86.5×82.0mm
圧縮比:9.3
最高出力:510ps/6500rpm
最大トルク:600Nm/2500-5000rpm
燃料タンク容量:58L
燃費:約12.0km/L(欧州複合基準)
タイヤ/ホイール:前 245/35ZR19 8.5J×19、後 285/30ZR19 10.0J×19
最高速度:307km/h
0-100km/h加速:3.9秒

 

関連リンク

ジュリア クアドリフォリオの詳細情報はこちらでもご紹介しています。

アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオを解説、正規輸入車や並行輸入、MT仕様の情報も掲載。

2015年最大の話題となった、アルファロメオ 新型ジュリア(Alfa Romeo Giulia)。2015年6月、アレーゼのアルファロメオ本社で発表されて2年間が経ち、2017年9月には遂に日本でも正...

カタログダウンロードページ

アルファロメオ 英国 カタログダウンロード(要個人情報登録) (ALFA ROMEO UK BROCHURE REQUEST)

現地法人公式サイト・コンフィギュレーター

アルファロメオ 英国 ジュリア クアドリフォリオ オフィシャルサイト(ALFA ROMEO UK GIULIA QUADRIFOGLIO)

アルファロメオ英国ジュリア クアドリフォリオ コンフィグレーター(ALFA ROMEO UK GIULIA QUADRIFOGLIO)

 

※本記事は2017年10月16日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。

並行輸入・逆輸入・輸入代行に関する無料相談

コアカーズを運営するYMワークスでは、海外で販売されている日本未導入モデルの欧州車の新車をはじめ、海外市場で流通する高年式中古車を独自ルートによる直接並行輸入でご提供しています。もちろんディーゼル、左ハンドル、逆輸入車、ラリーカーやクラシックカーなど、メーカーを問わず幅広くお取り扱いしています。こだわりのモデルやクルマがある方は、まずはご希望をお聞かせください。安心の保証制度と全国規模の整備ネットワークでこだわり輸入車ライフをサポートします


自動車輸入の流れを見る

Facebook・Twitterでもご購読できます。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

フェイスブックで最新情報をお届けします


Twitterでフォローしよう

おすすめの関連記事

【コメント募集中】ご意見・ご感想はこちらからどうぞ

この車を並行輸入したい方
コアな車の購入方法を解説