【並行輸入車】フィアット パンダ 4×4を徹底解説。ツインエアやディーゼルなどお好みの仕様で、新車・中古車を並行輸入します。

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フィアット パンダ4X4

フィアットはベーシックカーであるパンダ(Fiat Panda)に、さまざまなラインアップを展開しています。中でも、本格的な4WDを持つパンダ 4×4(Panda 4×4)は、パンダ クロス(Panda Cross)と並んで、とくに個性的で注目度の高いモデルです。

残念ながら、標準モデルのフィアット パンダが日本にも正規輸入されているのに対して、パンダ 4×4は限定車扱いとなっており、ボディカラーや仕様を限定してガソリンエンジンのツインエア仕様のみが断続的に導入されてきました。しかし、パンダ 4×4はイタリア本国ではカタログモデルですし、日本と同じ右ハンドル市場のイギリスでも常時販売されていて、ツインエアだけでなくディーゼルエンジンを選ぶことも可能です。

今回は、そんなパンダ4×4について、ディーエルエンジンのスペックや日本に限定輸入された仕様、そしてイギリスでの中古車情報を含めて徹底解説します。かわいいのに驚くほどの機動力を秘めたこのイタリアン・コンパクトを、毎日のアシとして、またカントリーライフの相棒として、新車や中古車で並行輸入してみませんか?

かわいい見た目に「使える」4WD、これぞ最強の相棒?

フィアット パンダ4X4(初代)

フィアット パンダ4X4(初代)

フィアット パンダには、1980年にデビューした初代から4WDモデルの4×4が用意されていました。初代パンダ4×4は、軍用車両なども手がけるシュタイア・プフ社製のヘビーデューティなパートタイム式4WDシステムを採用。小型軽量なボディとあいまって、優れた走破性と実用性で人気を集めました。

以来、歴代のパンダには4×4が常に設定されています。2代目のパンダはビスカスカップリングを用いた4WDに、そして3代目である最新のパンダでは電子制御式のフルタイム4WDに変更され、道路条件を問わず4WDの恩恵を受けることが出来るようになりました。

それでは最新のパンダ 4×4が、どのように標準モデルのパンダと違うのか、その細部を見ていきましょう。

フィアット パンダ 4×4 2012年登場時のプロモーションビデオ(約30秒)

専用バンパーやオーバーフェンダーでデザインがさらに個性的に

フィアット パンダ4X4 エクステリア

フィアット パンダ4X4 エクステリア

パンダ4×4と、標準モデルのパンダとの違いがひと目で分かるのが、エクステリアです。

真っ先に気付くのは、アンダーガードが追加された前後バンパーのデザインでしょう。よく見ると、フェンダーも樹脂の素材色を活かしたオーバーフェンダーに変更されています。

これらのモデファイにより、パンダ4×4はノーマルのパンダに比べて、全長で30mm、全幅で25mm大きくなっています。さらに全高がノーマルよりも約65mm高くなっていますが、そのほとんどは最低地上高のかさ上げに使われ、最低地上高は約150mmを確保しています。アプローチアングルやデパーチャーアングルも拡大され、悪路の走破性は確実に高められています。

フィアット パンダ4X4 エクステリア

フィアット パンダ4X4 エクステリア

またこれらのデザイン変更により、かわいらしい標準モデルのパンダと比べると、パンダ 4×4にはちょっとしたたくましさも加わりました。とはいえ、パンダクロスに比べれば押し出しは控えめです。かわいくておしゃれなのに、ちょっぴりワイルド。このさりげなく個性的なデザインこそ、パンダ4×4最大のチャームポイントといえます。

 

専用内装色が設定されたインテリア

フィアット パンダ4X4 インテリア

フィアット パンダ4X4 インテリア(オリーブ)

パンダ 4×4のダッシュボードは、ノーマルのパンダにも設定があるグレー、サンドベージュの2色と、専用色のオリーブの1色、計3色が設定されています。ダッシュボードの色はあらかじめ決められている外装色との組み合わせの範囲で、自由に選ぶことが出来ます。

内装パネルの色は、パンプキンと呼ばれるオレンジ系統の色と、サンドベージュの計2色が設定されています。組み合わせはグレーのダッシュボードに対してパンプキンが、それ以外の場合はサンドベージュとなります。

シートには、標準モデルのパンダのファブリックに代わって、エコレザーと呼ばれる合成皮革とファブリックを用いたハーフレザーシートが採用されました。表皮にはパンダが採用しているスクワークル(スクエアとサークルを組み合わせた造語)デザインを反映して四角いグラフィックが描かれ、インテリアに彩りを加えています。このシートの色もダッシュボードの色にあわせて3色の設定があり、グレーのダッシュボードにはパンプキン/チャコールが、サンドのダッシュボードにはサンド/チャコールが、オリーブのダッシュボードにはサンド/オリーブのコンビネーションカラーが組み合わせられます。

フィアット パンダ4X4 リアシート

フィアット パンダ4X4 リアシート(3人乗り分割可倒なし仕様)

後部座席は50:50で分割可倒できる2人掛け仕様が標準で、乗車定員は4人となりますが、オプションで可倒式(分割なし)の3人掛け、または40:60の分割可倒式の3人掛けが選べます。トランク容量は225Lを確保。後席の背もたれを倒せばさらに大きな容量が確保できます。

なお、パンダ4×4はノーマルのパンダではオプション扱いとなっている、高さの高いセンターコンソールが採用されています。これは4WD化に伴いドライブシャフトが加わったことによる変更です。

 

2気筒ガソリンと4気筒ディーゼル、選べるエンジン

パンダ4×4のエンジンは2種類用意されています。

875cc ツインエア エンジン

875cc ツインエア エンジン

ひとつは日本でもおなじみのツインエア(TwinAir)こと、排気量875ccの直列2気筒ターボエンジンです。パンダのほか、500(Fiat 500)にも導入されているターボエンジンで、小さいながらも85馬力の充分なパワーを発揮し、2気筒エンジンならではの独特なビート感のあるサウンドが特徴的です。トランスミッションは、ノーマルのパンダの5速MTに代わって、6速MTが組み合わせられます。

もうひとつは、フィアット自慢の直列4気筒、排気量1.3Lのターボディーゼルエンジンであるマルチジェットです。最高出力は95馬力、トルクは1,500回転で200Nmを発揮。ユーロ6をクリアする優れた環境性能も魅力です。組み合わされるトランスミッションは5速MTとなります。 なお、パンダで95馬力のディーゼルを選ぶならば、パンダ 4×4かパンダ クロス、いずれかの4WDを選択する必要があります。

1.3L マルチジェット エンジン

1.3L マルチジェット エンジン

いずれのエンジンも魅力的ですが、雪道や泥濘地ではエンジンのトルク変動が大きいとタイヤから路面に伝わる駆動力が変わりやすく、空転などを招いて安定した走行が難しくなります。ですからそのような道を走る機会が多い場合は、低回転からしっかりと安定したトルクを供給してくれる4気筒ディーゼルの方が、ツインエアよりもより安定した走行性能が期待できます。

一方で街中での使用が主体ならば、キビキビとした走りのツインエアも魅力的な選択肢でしょう。

 

最新の電子制御トルクオンデマンド式4WDシステムを採用

ノーマルのパンダは乗り心地の良さに定評がありました。もともと軽いボディに、伸び方向も縮み方向もストロークを充分にとったサスペンションで、路面の凹凸を軽くいなしながら軽快な走りを見せてくれます。

一方4×4では、悪路走行に対応するために駆動系の剛性アップが図られました。サスペンションアームやメンバーは、より太くしっかりとしたものに変更され、ヘビーデューティな走りを支えます。4×4の車重はノーマルのFFモデルに比べ、マルチジェットエンジン搭載モデルの場合で約60kg程度重くなり、どっしりとした感じが出ました。カントリーロードなどで少し速めのペースで走る際に、落ち着いた印象を与えてくれることでしょう。

フィアット パンダ4X4(透視図)

フィアット パンダ4X4(透視図)

パンダ 4×4の4WDシステムは、電子制御トルクオンデマンドのフルタイム式で、先代のビスカスカップリング採用の方式から、より緻密な制御が可能な最新のシステムへと進化しています。

このシステムは通常走行時は駆動力の100%近くを前輪に割り当て、ほぼFFとして走行することで経済的な走行を行います。また必要に応じて後輪に駆動力が配分されます。従来のビスカスカップリングは機械的な作動しか行えませんでしたが、電子制御では路面の変化に敏感に反応してトルクの前後配分が行われるため、より広範囲に渡って4WDの恩恵を受けることができます。

フィアット パンダ4X4

フィアット パンダ4X4

さらに、パンダ 4×4にはELD(Electronic Locking Differential)と呼ばれる制御機構が備わっています。トルクオンデマンド式で機械的なセンターデフを持たないパンダ 4×4ですが、ELDを動作させると前後の駆動力を50:50に固定することで、直結4WDに近い状態を作り出します。これによりトラクションの低い路面でも常に後輪を駆動することで安定した走行が可能なほか、深い雪や雨でぬかるんだわだちからの脱出などにも効果的です。ELDは、空調パネルの下にあるスイッチ1つですぐに動作させることができます。

また、パンダ 4×4の1,200kgに満たない比較的軽い車重も、悪路走行時の大きな武器になります。標準装備されるマッド&スノータイヤ、イタリア車の標準ともいえるローギアードな設定の1速とあいまって、パンダ 4×4はどんな道でも優れた走破性と機動性を発揮してくれるでしょう。

なお、ノーマルよりもやや重くなった車重に対応するために、リアのブレーキがFFモデルのドラムに対してディスクブレーキとなっているのもポイントです。4WD化に伴う取り回しの悪化はほとんどなく、4.85mの最小回転半径は日本車のコンパクトカーと比べても優秀な数値です。

Fiat Winter Tour 2013で雪道を走るパンダ 4×4(約3分13秒)

フィアット パンダ 4×4の経済性は?

パンダ 4×4の燃費は、マルチジェットエンジン仕様の場合、欧州複合モードで22.7km/Lです。一方ツインエア仕様の場合は欧州複合モードで20.4km/L、また日本に限定導入されていた際のJC08モードで15.5km/Lでした。

フィアット パンダ4X4

フィアット パンダ4X4

ツインエアエンジンは高い効率を誇りますが、運転の仕方によって燃費が左右される傾向があります。状況を問わずに安定して低燃費で走れる点では、大きな排気量で太いトルクを発揮するマルチジェットにアドバンテージがあるかもしれません。

ただしマルチジェット仕様は、ツインエア仕様に対して1,900ポンドほど価格が高く、乗り出し時点での経済性ではツインエアにも優位性があります。ですからエンジンは経済性だけではなく、個性や用途に応じて選ぶことをおすすめします。

燃料タンク容量は4WD化に伴い、標準のパンダの37Lに対して35Lと2L減っています。マルチジェットで長距離移動主体ならば700km近くの無給油走行も可能かもしれませんが、満タン時の航続距離は余裕を持って500km前後が目安になりそうです。

 

天候や路面を気にせずどこへでも行ける、頼もしい相棒

パンダ 4×4は、実用的で、おしゃれで、しかも本格的な4WDシステムを備えています。またイタリア車とはいえ、いまでは技術の向上で信頼性も高まっていますから、日常のアシとして使う上でも不安は少なくなりました。

買い物などのちょっとした用事から、カントリーロードやハイウェイのドライブ、夏のキャンプ、冬のウィンタースポーツまで、パンダ 4×4なら1台でカバーできてしまいます。狭い路地やパーキングで扱いやすいコンパクトなボディは、山道やオフロードを分け入っていく際にも大きな威力を発揮してくれるはずです。

雪道や未舗装路はもちろん、豪雨で不安な高速走行でも、4WDシステムは必要に応じて後輪を駆動しながら確実に路面を掴み、あなたを目的地へと連れて行ってくれます。パンダ 4×4は、長く付き合える頼もしい相棒になってくれるはずです。

フィアット パンダ4X4

フィアット パンダ4X4

 

パンダ クロスやパンダ トレッキングとの違いは?

フィアットはパンダに、4×4以外にも”クロス”や”トレッキング”といった、オフロードに強そうなモデルを販売しています。これらのモデルとパンダ 4×4の違いはどこにあるのでしょうか?

フィアット パンダ クロス

フィアット パンダ クロス

パンダ クロスは、パンダ 4×4をベースに、より本格的なオフロード走行に対応したモデルです。最低地上高はさらに10mm上げられ、約160mmを確保。前後バンパー形状も専用のものに改められ、アプローチアングルやデパーチャーアングル、ブレークオーバーアングルなど、悪路走行時に重要な各クリアランスの数値も向上しています。さらにフォグランプやウィンカーも高い位置に移設され、岩などがヒットすることによる損傷や、泥の付着などによる視認性の悪化も軽減されています。

また4WDの基本的なシステム、ELDの設定などはパンダ 4×4と同じですが、パンダ クロスには3モードから選択できるオール・テレイン・セレクターを電子制御の拡張モードとして搭載。通常のオートモードに加えて、悪路走行時に前後の駆動力を最適に配分するオフロードモード、悪路の下り坂で速度を一定に保つヒルディセントコントロールを任意に選択可能です。

パンダ クロスの価格はパンダの中ではかなり高価な設定です。SUVテイストの強さもあって、パンダのプレミアムクラスといった雰囲気を持っています。パンダ 4×4はパンダ クロスに比べると地味ですが、標準モデルのパンダが持つ親しみやすい雰囲気を引き継いでいる点では、違う魅力があるとも言えるでしょう。

フィアット パンダ トレッキング

フィアット パンダ トレッキング

一方、パンダ トレッキングは基本仕様をパンダ 4×4とほぼ同一としつつも、駆動方式を前輪駆動のみとしたモデルでした。駆動方式の違い以外の相違点は、リアブレーキがドラムとなること、ツインエアのトランスミッションが4×4の6MTに対して5MTであることくらいで、ドライブシャフトを避けるためのハイセンターコンソールや、2L減ってしまった燃料タンクまでも、4×4と同一とされています。

4×4に比べてしまうと、ルックスを重視したモデルという印象を受けるパンダ トレッキングですが、最低地上高などの数値は変わりませんし、FFのクロスオーバーとして見れば必要十分な走破性は備わっています。さらにトラクション+と呼ばれる、低μ路で最適な駆動力を確保するモードも追加されています。走破性が必要ながら、4×4に比べて乗り出し価格を抑えたい、経済性を優先したいという需要にも対応しています。

また、FFで95馬力のマルチジェットエンジンが組み合わせられているのも、パンダ トレッキング一択でした。この仕様は欧州複合モードで26.3km/Lの低燃費を誇り、パンダのファミリーの中でも特にパワフルで経済的なモデルでした。

しかし、パンダ トレッキングはややキャラクターが定まりきらないところがあったためか、現在は新車のラインアップから外れています。今後マイナーチェンジなどでの復活が期待されます。

 

パンダ 4×4最大のライバルは日本の小型車!?

フォルクスワーゲン クロスup!

フォルクスワーゲン クロスup!

4m以内のコンパクトなボディに本格的な4WDシステムを詰め込んできたパンダ 4×4は、初代以来独特なポジションを築いてきました。ですから、欧州でそのライバルを探すのは、身内のライバルとも言うべきパンダ クロスやパンダ トレッキングを除けば、ちょっと難しいかもしれません。

VWグループは、VW up!にクロスup!(cross up!)を、VW ポロにクロスポロ(CrossPolo)をラインアップしています。VWは上級モデルに設定している”クロス”シリーズについては4WDを採用し悪路走行を睨んでいますが、クロスup!やクロスポロでは駆動方式はFFのみとしています。また、最低地上高も上げているとはいえ、ホイールベースの長さやバンパー形状を加味すると、オフロードに入るのは躊躇してしまうかもしれません。クロスオーバー風のルックスを楽しむという点に主眼が置かれたモデルだと言えるでしょう。

ダチア サンデロ ステップウェイ

ダチア サンデロ ステップウェイ

ルノーグループのダチアがラインアップしているダチア サンデロ ステップウェイは、クロスup!やクロスポロに比べると、ややヘビーデューティーな雰囲気を漂わせるモデルです。ダチアは欧州全域で販売台数を伸ばしており、標準モデルのサンデロは高速安定性等を加味して一般的な欧州車相当に低い最低地上高を持ちますが、本来の主市場である東ヨーロッパには道路事情の悪い場所も残っており、ステップウェイはそのような地域で、サンデロでは対応できない需要に対して、ラインアップを補完する意味合いを持つモデルであるとも考えられます。その意味では、欧州勢の中ではサンデロステップウェイは、パンダ 4×4にコンセプトが近いモデルとも言えるかもしれません。ただしサンデロ ステップェイもFFしかラインアップがないので、直接のライバルとしてはパンダ 4×4よりも、むしろパンダ トレッキングの方だったかもしれません。

スズキ イグニス

スズキ イグニス

欧州から目を離すと、日本の軽自動車やA/Bセグメントのハッチバックモデルの4WDモデルが目に留まるでしょう。日本の小型車に4WDモデルが充実しているのは、欧州に比べると豪雪地帯が多いという国土事情を反映したものです。

たとえば軽自動車のスズキ ハスラーや、そのライバルとして開発されたダイハツ キャスト アクティバ、また一回り大きな登録車であるスズキ イグニスは、パンダ 4×4を大きく上回る最低地上高175mmを確保しています。さらに横滑り防止装置(ESC)の拡張機能として、ブレーキを利用した駆動力配分の最適化や下り坂での低速制御も実現しており、見た目を裏切らない走破性を実現しています。特にイグニスは欧州でも販売されることもあり、日本に留まらず、パンダ 4×4の好敵手とも言えるでしょう。

スズキ ハスラー

スズキ ハスラー

ただし、イグニスやハスラー、キャスト アクティバの4WDは先代パンダ 4×4と同じビスカスカップリング方式が採用されています。基本的には低速走行時の補助としての意味合いが強いもので、これが生活四駆と言われる所以でもあります。電子制御を行う最新のパンダ 4×4は、より多くの状況で4WDの恩恵を受けられる点でリードしています。またイグニスやハスラー、キャスト アクティバの4WDモデルは、リアサスペンションが固定軸のリジッドとなります。これは悪路での接地性に優れますが、バネ下重量の大きさなどから舗装路のうねりなどには弱く、高速走行は苦手科目です。

パンダ 4×4と同じような電子制御4WDを持つSUVを日本車で探した場合、たとえばスズキ SX4 S-CROSSやマツダ CX-3など、4.3m前後のボディサイズを持つ、ふた回りくらい大きなモデルとなってしまいます。色々な状況に対応できる4WDシステムと、小さなボディサイズとを両立させているパンダ 4×4は、世界的に見てもめずらしい存在かもしれません。

 

シングルグレード構成の4×4、選んでおきたいオプションも

パンダ 4×4は、シングルグレード構成です。イギリス仕様の場合、マニュアルエアコン、運転席&助手席のエアバッグ、カーテンエアバッグ、前席パワーウィンドウ、集中ロック、リモートキー、MP3対応のCDラジオ(6スピーカー)、パンク修理キットなどを標準装備しています。一方、市街地で追突を防止する自動ブレーキの”シティブレーキ”や、フロントのサイドエアバッグなどの安全装備は製造時に注文が必要なメーカーオプション扱いとなっています。これらは積極的に選びたい装備です。

ほかにメーカーオプションとして、リアパーキングセンサーや、助手席背もたれの可倒機構、フルオートエアコン、レザーステアリングホイールとレザーシフトノブのセット、後席3人乗り仕様、リアプライバシーガラスなどがあります。特に、運転席の高さ調整機構、運転席のジッパーで取り外せるスリップカバー、運転席のサングラスホルダー、助手席の可倒機構、前席のシートベルトアンカー高さ調節機構、リアシートのグリップハンドル、後席3人乗り仕様(40:60可倒機構付き)など、使い勝手を向上させる5シートフレックスパックは、500ポンドとお買い得な価格設定となっており、新車で選ぶならば是非おすすめしたいセットオプションです。

またパンダには、多彩なディーラーオプションも設定されています。カラフルなデカールや使い勝手の良いルーフキャリア、スクワークルデザインを反映させた運転席後ろのストレージなどがあります。自分だけのパンダ 4×4を作り上げてみてはいかがでしょうか?

 

注目の並行輸入、パンダ 4×4の乗り出し価格は?

パンダ 4×4のイギリスでの販売価格は、ターボディーゼルのマルチジェットで16,610ポンドです。イギリスより並行輸入した場合の日本国内の乗り出し価格は、諸経費込で、320-350万円(2016年8月21日為替レート1ポンド131円にて計算)くらいになりそうです。下に、最新為替連動による日本国内での乗り出し価格の目安を表示させていますので、ご参考にしてください。

また、ガソリンエンジンのツインエア仕様のご注文も承ります。こちらは14,710ポンドで、1ポンド131円での乗り出し価格で270-300万円と、日本で限定発売されたパンダ 4×4(消費税込み約256万円)の自動車税・諸経費込みの乗り出し価格と、ほぼ同じ価格となります。

パンダ 4×4の今後の正規輸入予定は未定なので、確実に新車で手に入れる場合は、またディーゼル仕様を選びたい場合は、並行輸入がもっとも現実的な方法です。お好みに応じて左ハンドルの並行輸入も可能ですので、ご相談ください。

 

国内乗り出し価格の目安:(税金・諸費用込)

※表示金額はご覧になっている時点での為替レートにて算出しております。
※輸入国からの輸送料、各種税金、検査費用、登録諸費、納車費用(大阪近郊)は全て含まれています。
※正式なお見積り、遠方への納車費用など、改めてご提示いたしますのでお問い合わせください。

金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスしてください。

Fiat Panda 4×4 at Robin Hoods Bay Off-Road Test Track(約2分53秒)

 

パンダ 4×4 の輸入中古車もおすすめ

フィアット パンダ4X4 輸入中古車

フィアット パンダ4X4 輸入中古車

新車よりも乗り出し価格を抑えたい方には、輸入中古車の選択肢もあります。2016年8月現在、パンダ 4×4は走行距離5,000マイル以下の個体も多く流通しており、そのような低走行車の相場は9,000〜14,000ポンド程度です。中には、ディーゼルで走行距離100マイル以下の個体が、12,000ポンド以下という好条件のものもあります。パンダ 4×4の輸入中古車をご検討の方も、お気軽にご相談ください。

なお、輸入中古車の場合、色や装備などの条件によっては、見つけるためにある程度お時間をいただく場合や、見つからない場合もございますので、あらかじめご了承ください。特に価格は安くとも、走行距離の伸びた個体は、想定外に傷んでいる場合もございます。日本に輸入した場合に思わぬ整備費用がかかる場合もございますので、新車販売中のモデルに関しては、低走行の個体をおすすめしています。

 

日本仕様のパンダ 4×4との違いとは?

パンダ 4×4は、2014年から2015年にかけて、日本でもFCJ(フィアットクライスラージャパン)の手によって、4度に渡って限定発売されました。そんなわけでメディアにも登場する機会が多く、すっかりラインアップの一員となっていた感がありますが、実はその販売台数は600台に留まっています。具体的な内訳は、以下のとおりです。

  • 2014年9月:パンダ 4×4
     タスカングリーン 160台、アイスホワイト 120台、イタリアンレッド 60台 計340台
  • 2015年1月:パンダ 4×4 アドベンチャーエディション(ルーフキャリアなどを標準装備)
     タスカングリーン 33台、アイスホワイト 17台、イタリアンレッド 10台 計60台
  • 2015年6月:パンダ 4×4 コンフォート
     タスカングリーン 100台、ベネチアンブルー 20台 計120台
  • 2015年12月:パンダ 4×4 テッラ
     スイートキャンディーベージュ 50台、ベネチアンブルー 30台 計80台

このように販売台数が少なかったため、日本の中古車市場にはなかなか流通していません。また、イギリスでは過去最大10色から選べたボディカラーは5色のみに限られ、かつ販売台数の約半分をタスカングリーンが占めています。内装色はボディカラーに応じてサンドとオリーブが設定されていましたが、ダッシュボードをグレー、サイドパネルやシートのコンビネーションカラーをパンプキンとした仕様の設定はありませんでした。

パワートレインはツインエアと6MTとの組み合わせで、全て40:60の分割可倒シートを持つ5人乗り仕様となっています。特記事項として、パンダ 4×4 コンフォートに限り、フルオートエアコンが装備されていました。

並行輸入でパンダ 4×4を選ぶならば、日本仕様には設定のなかったボディカラーや内装色を選べば、所有感もいっそう高まるかもしれません。

なお、日本仕様のパンダ 4×4の中古車をお探しすることもできます。お気軽にご相談ください。

 

フィアット パンダ 4×4の主なスペック

スペックの詳細は、「+」ボタンクリックで表示されます。

フィアット パンダ 4×4 1.3 MultiJet 95 hp Manual
車名 フィアット パンダ 4×4/ Fiat  Panda 4×4
サンプルグレード 1.3 MultiJet 95 hp Manual
イギリス販売価格 £16,610
型式
初度登録 国内未登録新車
車検 受け渡し
走行距離
ハンドル
ドア数 5
カラー アンビエント ホワイト(標準色、PAS、日本名アイスホワイト)
ダークウェイブブラック(OP、PAS)
シチリアンオレンジ(OP、PAS)
スイートキャンディ ベージュ(OP、PAS)
アクティブグレー(OP、MTL)
メディテラニアンブルー(OP、MTL)
トスカーナグリーン(OP、MTL、日本名タスカングリーン)
※OP:オプション設定
※PAS:パステルカラー、ホワイト以外は350ポンド
※MTL:メタリックカラー、500ポンド
全長x全幅x全高 3,686× 1,672 × 1,605 mm
ホイールベース 2,300 mm
トレッド(前/後) 1,411mm / 1,408mm
車両重量(乾燥) 1,190kg
乗車定員 4名(5名仕様はオプション)
トランスミッション 5速MT
エンジンタイプ 水冷直列4気筒 ディーゼルターボ
総排気量/内径x行程 1,248cc / 69.6 × 82.0 mm
圧縮比 16.8 : 1
最高出力 70kW(95hp) / 3,750rpm
最大トルク 200Nm / 1,500rpm
燃料タンク容量 35L
燃費 22.4 km/L(欧州複合基準)
ブレーキ形式(前/後) ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ/ホイール 175/65 R15 84T M+S
最高速度 約167km/h
0-100km/h加速 約12.5秒
特記事項 ※一部推定値、非公式情報を含んでいる場合があります。

車両詳細画像ギャラリー

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