BMW 1シリーズ 128tiを解説、日本未発売モデルの概要やスペック、価格他、正規輸入の可能性や並行輸入情報も掲載。

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BMW 1シリーズに新しい息吹を吹き込む『BMW 128ti』が登場。

2020年11月に欧州市場で発売されるBMW 128tiは、現行1シリーズのトップグレード「M135i xDrive」をベースに開発されたFFのスポーツカーです。1シリーズ初となるホットハッチで独自のスタイルが際立つ新型デビューに期待と注目が集まります。BMW伝統のバッジ「ti」を与えられた最新モデルに、海外だけでなく日本からも所有を求める声が上がっています。

今回は最新のBMW 128tiの魅力と、並行輸入の方法について解説します。

モデル概要

BMWのラインナップに「ti」が設定されるのは2004年の3シリーズ以降、実に16年ぶりです。以前はコンパクトモデルに設定され、BMWの入門モデルという役割を担っていた「ti」ですが、今回は大きな違いを見せています。

BMW 128ti

コンパクトな従来のハッチバックと違い、レーシーな雰囲気が漂う専用のエクステリアとインテリアを備えており、1シリーズとは完全に差別化。「BMW 120i」と「BMW M135i xDrive」とのギャップを埋める存在がBMW 128tiです。

車重はM135i xDriveより80㎏も軽量化され、ステアリングも車両に合わせて再調整。レスポンスが飛躍的に向上しており、スポーツカーらしいワクワクする走りが楽しめます。また、ホットハッチならではの軽快さと力強さで大いに期待できる仕上がりと言えるでしょう。

BMW 128tiは、「Torsen(トルセン)LSD」を標準装備しており、カーブ内側のホイールは外側ホイールよりも回転が少なくなります。これにより、カーブ出口でのエンジン出力をより有効に活用できます。単に新しいBMW 1シリーズのグレードではなく、他のグレードとは一線を画す独自のカスタマイズが大きな魅力です。

ハイライト

エクステリア

“128ti専用パーツ”が贅沢に使用された特別なデザイン

BMW製らしいアグレッシブな顔つきを見せるBMW 128ti。エクステリアには直径90mmフロントスリット、サイドシルスポイラーをレッドカラーで染めてスポーティさを強調。さらに、後輪前に配置された「ti」バッジが程よいアクセントを与えており、独自のキャラクターを持ったスポーツカーであることを象徴しています。

ちなみに、ボディカラーにメルボルンレッドまたはミサノブルーのメタリック塗装仕上げを選択した場合、サイドシルと「ti」デカールはボディカラーに変更されます。より落ち着いた外観が好きな場合は、対照する全てのカラーと「ti」デカールを削除するオプションも用意されています。

BMW 128ti(アルパインホワイト)

新設計のカーボンファイバーパーツがBMW128tiのスポーティな外観をさらに高めています。Mパフォーマンスフロントスプリッター、ルーフエッジスポイラー、ハイグロスブラックのエアロフリックが空力を最適化し、コンパクトスポーツモデルのダイナミックな性能を引き出します。

リアに赤いアクセントはありませんが、黒いエキゾーストパイプは通常の1シリーズよりも大きいので、特別なモデルであることが一目で分るでしょう。

BMW 128ti(サイドビュー)

BMW 128ti(リアビュー)

非常にスポーティでドライビングダイナミクスが際立つエクステリアは特別感がたっぷり。バランスのとれたプロポーションは“FFスポーツカー”として存在感も十分です。贅沢にコーディネートされた128ti専用パーツに魅力を感じるユーザーは間違いなく買いと言えるでしょう。

ボディカラーは6種類

イメージカラーであるアルパインホワイトをはじめ、ストームベイメタリック、ミネラルグレーメタリック、サファイアブラックメタリック、メルボルンレッドメタリック、ミサノブルーメタリックの6種類とされています。

画像が公開されていないのは残念ですが、ユーザーニーズを満たすラインナップに先ずは一安心。あなたにピッタリのボディカラーがきっと見つかります。

インテリア

高揚感に満たされる“128ti専用コックピット”

BMW 128tiのインテリアは高級感とスポーツ志向に溢れています。座席に座ると誰もが高揚感に満たされるでしょう。内装各パーツには随所にレッドステッチが入っており“128ti専用コックピット”であることが一目で分かります。

スポーツシート、ステアリングホイールリム、エアバッグカバー、アームレスト、ドアパネル、ダッシュボード、ステアリングホイールに赤いコントラストのステッチが施され、中央のアームレストには赤い「ti」バッジが縫い付けられています。インパネ、フロアマットの縁取りもオシャレにキマっています。BMWファンもうなずく統一感のあるインテリアです。なお、赤のコントラストが目立ちすぎると感じるユーザーは削除することも可能です。

BMW 128ti(インテリア)

ホールド性の高い128ti専用シートをはじめ、MフットレストとMペダル、フロントドア開口部のMドアシルストリップおよびMシートベルトなど、Mパーツが標準装備されているのも嬉しい限り。基本的なデザインを1シリーズと同様にすることで高級感を損なうことなく上手くスポーティな味付けが施されています。

BMW 128ti(シート)

BMW 128ti(フロアマット・Mペダル)

アームレストの「ti」バッジ

センターコンソールは艶やかな仕上がり

シートはパンチング加工を施したDakota(ダコタ)レザー仕様ですが、オプションで一体型ヘッドレストを備えた「Mスポーツシート」も選択可能です。カラーはブルーのアクセントが付いたブラック、またはグレーのアクセントが付いたマグマレッド。これらを選択するとインパネのステッチ、センターコンソールのレザー、「ti」バッジも同色になります。

2018年10月にモンディアル・パリ・モータショーで初めて公開された「BMW iDrive オペレーティングシステム7.0( OS7)」にも注目です。

BMWオペレーティングシステム7.0( OS7)

BMWオペレーティングシステム7.0( OS7)は、次世代のBMWの表示および操作システムです。完全にデジタル化されたディスプレイを採用しており、視認性と操作性が大幅に向上しています。スピードメーター・エンジン回転数だけでなく、ナビゲーションの地図を表示するこも可能。視線を動かすだけでマップが確認できるのは安全面でも優位になります。

主な機能としては、ドライブモードに合わせたディスプレイ表示・タッチ操作・音声操作・ジェスチャー操作などがあります。特に面白いのが学習機能で、オーナーが好む室内温度やルートを覚えて自動でコントロールしてくれます。まるで愛車と会話をしているような感覚になり、非常に魅力的なシステムです。

また、ソフトウェアのアップデートはユーザーベースで行うことができます。車が駐車されている状況でスマートフォンと車を接続して認証画面へと進みます。事前に「BMWコネクテッド・ドライブ」からアップデートをダウンロードしておけば30分~90分で更新完了。常に最新のプログラムを維持することができるので安心して使うことができるでしょう。重要なセキュリティ関係は自動更新ですが、その際にも認証が必要という徹底ぶりには感服します。

BMW オペレーティングシステム7.0 参考動画(1分07秒)

BMW オペレーティングシステム7.0 アップデート参考動画(1分27秒)

「BMWオペレーティング・システム7.0」と呼ばれる次世代のBMW表示および操作システムは、完全にデジタル化された極めて精巧なシステムであり、これまで以上にユーザーひとりひとりの要求に緻密に合わせることができるよう設計されている。明瞭な配置と構造、直感的な操作、カスタマイズ可能な表示のおかげで、ドライバーに常に適切な情報を、タイミングよく提供できるようデザインされている。

引用元:BMW プレスリリース

BMWでは、YouTubeにハウツー動画が用意されているので安心です。難しい機械操作も動画を見れば理解できるでしょう。

パワートレイン

“最適化”された128ti専用エンジン×8速AT!

BMW 128tiのエンジンは、新開発の2リットル4気筒ターボエンジンを搭載しています。BMW自慢のツインパワーターボ技術で凄まじい加速を実現。

  • 2.0L 直列4気筒ガソリンターボエンジン
  • 最高出力 265hp/4750~6500rpm
  • 最大トルク 40.8kgm/1750~4500rpm

BMW 128ti(エンジン)

BMW 1シリーズのトップグレードであるM135i xDriveから譲り受けた強力な4気筒ユニットを128ti専用にチューニング。コンパクトスポーツモデルの特性に合わせて265hpまで意図的に馬力を下げています。前途した通り80kgの軽量化により車両重量が1,520kgまでダウンしたことでM135iほどの大きな馬力は不要になっています。

これによってM135iより128tiの方が快適且つ機敏で、より魅力的な走りを可能にしています。アクセル操作での調整域の増加はドライバーに大きなアドバンテージを与えてくれるでしょう。ホットハッチに期待する通りの性能で、パフォーマンス重視のM135iよりも「走る愉しさ」が実感できます。

トランスミッションは8速ATでステップトロニック・スポーツトランスミッションを標準装備。ステアリングホイールのシフトパドルで手動によるシフトチェンジも楽しめます。MTを搭載しない理由は全体のニーズが少ないことと環境規制値をクリアするため。しかし、高速の自動ギアチェンジで低い段数からトルクフルな加速を引き出し、高い段数でクルージングさせることができます。シフトの快適性と音は、BMW1シリーズにおいて2019年にさらに最適化されています。

サスペンション

128ti専用チューニング&BMWパフォーマンスコントロールで意のままに操れる!

BMW製の「M Sportサスペンション」を128ti専用にチューニング。10mmダウンさせてスポーティなフォルムを作り出しています。

フロントはアルミ製の4ピストンキャリパーに360φのディスク、リアはフローティングキャリパーに300φのディスクという組み合わせです。ハッチバックには強化されたアンチロールバーとアンチロールバーマウント、それに伴って高剛性スプリングとショックを装備。その結果、体の動きを減少させ、さらにシャープなドライビングダイナミクスが得られます。

ホイールには、18インチの「Yスポーク553 Mバイカラーアロイ(合金)ホイール」を標準装備。タイヤサイズは225/40R18となっており、無料でスポーツタイヤである「ミシュランパイロットスポーツ4タイヤ」に変更することもできます。また、235/35R19を履いた19インチの「ダブルスポーク552M軽量アロイホイール」もオプションで用意されています。

BMW 128ti

ブレーキは、BMW M135i xDriveと同様に赤い塗装のブレーキキャリパーを備えた「M Sportブレーキシステム」を採用しています。見た目がカッコいいのはもちろん、鋭いストッピング性能はスポーツカーに必須と言えます。

さらには、「BMWパフォーマンスコントロール」も備わっています。スイッチを押すだけで、ドライバーの好みに応じた走行モードに切り替えが可能。もちろん、ステアリングの特性も自動的に調整されます。“クルマを常に意のままに操る”ための最適な機能であり、楽しいドライビングをアシストしてくれるでしょう。

BMW 1シリーズ 128ti 紹介動画(0分56秒)

参考スペック

BMW 128ti


寸     法 ▶︎全長x全幅x全高 = 4,319 mm x 1,799 mm x 1,434 mm
ホイールベース:2,670 mm 回転円 : 11.4m
エンジン▶︎2.0L 直列4気筒ガソリンターボエンジン
     最高出力 265hp/4750~6500rpm 最大トルク 40.8kgm/1750~4500rpm
最高速度▶250km/h
加速度0-100km▶6.1秒
駆動方式▶︎FF

タイヤ   ▶︎前:225/40R18 後:225/40R18
燃料容量▶︎50 L
車両重量▶︎1,520 kg

燃     費 ▶︎5.7-7.7km/L(ドライブモードにより変化)
価     格 ▶︎4万1574ユーロ(約514万円)

※その他の仕様のスペック詳細はカタログ情報(関連リンク)をご覧ください

ライバルモデル

BMW 128tiのライバルとして、ゴルフGTIとフォーカスSTを挙げます。

ゴルフGTI

フォルクスワーゲンのゴルフGTIは、BMW 128tiと同じく2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジンです。「EA888エボ4」エンジンを搭載しており最大出力は245ps、最大トルクは37.7kgmとなり、128tiが僅かに勝ります。駆動方式は同じくFFで、トランスミッションは6速MTと7速デュアルクラッチの「DSG」が選択できます。ゴルフGTIは一足早く、9月3日に欧州で発売が開始されています。ドイツ本国でのベース価格は、3万7607ユーロ(約465万円)。

 

フォーカスST

フォードのフォーカスSTは2019年2月にデビュー。このFFホットハッチは、今や4世代目となり着実に進化を遂げています。エンジンは2.3Lターボのエコブーストユニットを搭載し、最大出力は276ps、最大トルクは42.9kgmを発生します。バランスは優れていますが、すべてが及第点といった印象。ゴルフGTIと同じように6速MTと7速ATが選択でき、尚且つディーゼル車もラインナップします。価格は、3万0674ユーロ(約379万円)。

バイヤーズガイド

16年ぶりに復活した「ti」専用パーツに魅了されたユーザーなら間違いなくオススメできる車です。

128ti専用パーツで覆われたエクステリア、レッドステッチが際立つインテリアでスポーツカーらしいルックスに仕上がっています。また、特別チューニングされたM SportサスペンションとトルセンLSDは非常に魅力的。FFホットハッチの購入を考えている方に「BMW 128ti」は素晴らしい選択肢となり得ます。

歴史のある「ti」バッジ

大きな欠点も見つからずトータルバランスに優れた性能は、ライバル車の価格よりプラスして払う価値はあるでしょう。個性派が揃うホットハッチマーケットの中でも「ドライバーが車を操る愉しさ」はBMW 128tiの大きな特徴です。価格も性能もほぼ「BMW M135i xDrive」と「BMW 120i」の中間に位置する丁度いい車と言えます。

BMW 128ti 日本導入の可能性

BMWは日本市場への導入が積極的ではありますが、現在のコロナの影響を考える予測が難しい状況です。

記憶をさかのぼると、1995年に「316ti」「318ti」が欧州の約1年遅れで日本に導入された経緯があります。これを踏まえると128tiも日本導入の可能性はあるでしょう。とはいえ、早くても本場ドイツでの発売(2020年11月)から1年は待つことになると結論します。その頃には、各メーカーの新型登場によって性能に魅力を感じれるかどうかはユーザーに委ねられます。

並行輸入という選択肢

日本市場に正規輸入されていないモデルでも、並行輸入を行えば日本で所有できます。

一例としてコアカーズを運営する並行輸入車販売店のYMワークスでは、最新の為替レートを反映したBMW 128tiの乗り出し価格を案内しています。下記表では最新の為替レートに基づいた価格を表示していますので、参考にしてください。

現在、英国内のグレード整理・価格改定に伴う調整作業中です。日本国内での乗り出し価格の目安はお問い合せ下さい。

また並行輸入に関しては、関連記事も併せてご覧ください。

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