2016年12月18日、静岡県袋井市にあるエコパ(小笠山総合運動公園スタジアム)の駐車場P11にて、第5回ホッ会(静岡ホットハッチ会)が開催されました。第4回ホッ会に続いて第5回も晴天に恵まれ、会場は参加者で賑わいました。
コアカーズはカーメディアとしてホッ会に参加、またコアカーズを運営するYMワークスの販売車両、フォード フィエスタ Mk7.5のST仕様の展示を行いました。今回はイベントレポートとして、当日の様子をお届けします。
この記事の目次
ホッ会とは?
ホッ会は主催者のブラボー様が、主にTwitterでの呼びかけで静岡県下で開催されてきたホットハッチのオフ会です。今回は遠く東北地方からの参加車両もあるなど、大変な盛り上がりを見せた第5回ホッ会の参加台数は総計70台以上に達し、またギャラリーも多く訪れるなど、大盛況となりました。
ここからは会場の様子を写真でお届けしながら、当日の様子をお伝えしていきます。
ホッ会の参加車
国産ホットハッチでは新型アルト ワークスが登場
前回のホッ会でも目立った新旧のスズキ アルトでしたが、今回はついに最新のアルト ワークスが登場しました。2016年の注目ホットハッチモデルとしてコアカーズでも採り上げたアルト ワークスですが、軽量でパワフル、レカロシートを標準装備するなどコストパフォーマンスの高さもさることながら、個性的なデザインは欧州車的な雰囲気も感じさせるもので、国産車・輸入車の垣根を超えた交流をコンセプトとしたホッ会を象徴するようなモデルかもしれません。
他にも会場にはトヨタ、日産、ホンダ、三菱の各ホットハッチと、そのベースモデルが参加。ノーマルを維持したモデルから、徹底的なカスタムが加えられたものなど、個性豊かな顔ぶれが揃いました。一方で今回マツダ車の参加がなかったことを惜しむ声も会場で耳にしました。
輸入ホットハッチは旧車からハイパフォーマンスモデルまで
輸入車も前回に引き続いて独・仏・伊と、色々な国の色々な車種が参加。中でも今回もっとも注目を集めていたのがルノー5ターボ(サンクターボ)。ミッドシップにエンジンを移設した異色のホモローゲーションモデルで、1980年から1985年まで生産されました。参加車両は1983年まで生産された前期型で、レトロフューチャーのような雰囲気を持つインテリアを見ようと、多くの方が足を止めていました。
ほかにもメルセデス・ベンツのA45 AMG 4-MATICの参加も。大型セダンを主体に歴史を紡いできたメルセデス・ベンツにとって、Cクラススポーツクーペなどスポーティーなハッチバックモデルという事例や、グループのスマートにブラバス仕様がカタログモデルとして設定される事例はあったものの、自社ブランドにて誰の目にもホットハッチと分かるモデルは、このA45がはじめてとなりました。2013年の登場から3年を経ても、その新鮮さ、話題性は失われておらず、やはり多くの方が足を止める様子が見られました。
生まれた時代も場所もコンセプトも、大きく異なるモデルが、ホットハッチということだけを共通項に、このように分け隔てなく1ヶ所に集うというのが、このホッ会の最大の魅力ではないでしょうか。
コアカーズは今後も精力的にイベント取材を行います
過去最大の規模となったホッ会、写真を撮りつつ、参加された方との談話などをしていると、あっという間に解散時刻になりました。個々の参加車両のエピソードなどを取材できればとも思っていたものの、今回もほとんどできずに終わってしまいました。取材体制の強化は2017年以降の課題になりそうです。
コアカーズは、今後も各種イベントの参加取材を続けていきたいと考えています。どうぞご期待ください。また、取材要望等がある場合も、お気軽にご相談ください。
※本記事は2017年1月9日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。