コアカーズを運営しているYMワークス（大阪府堺市・神奈川県横浜市、代表取締役：小椋正雄）では、プジョーのエントリーモデル 108と108トップ！の右ハンドル車、5MTとAT免許対応5 Speed 2-Tronic仕様の並行輸入・中古車を台数限定の特別価格でご提供させていただくことにしました。
プジョー 108は2018年5月に1.2Lエンジンを廃止、1.0Lエンジンに一本化するとともに若干のパワーアップが施されてVTi68から新たにVTi72と呼称されるようになりました。新型への切り替え直後ということもあり、英国の中古車市場ではまだVTi68が中心で、ディーラー在庫車も相応に存在するようです。
カラーや仕様は制限されますが、中には新古車レベルといえる極低走行車両も多々見受けられ、新車よりもかなりリーズナブルな価格でお乗りいただくことが可能です。ぜひこの機会にプジョーのエントリーモデルをご検討いただきたいと思います。
この記事の目次
対象モデル・仕様
今回の特別価格販売の対象はプジョー 108、プジョー 108トップ！の1.0L VTi68エンジン搭載車で2017年以降に登録された車両です。3ドア、5ドアは問いませんし、5MTでもAT仕様の5 Speed 2-TronicでもOKです。主な仕様だと以下の6つでしょうか。
- プジョー 108 アクティブ 1.0 3Dr/5Dr 5MT/5 Speed 2-Tronic
- プジョー 108 アリュール 1.0 3Dr/5Dr 5MT/5 Speed 2-Tronic
- プジョー 108 コレクション 1.0 3Dr/5Dr 5MT/5 Speed 2-Tronic
- プジョー 108トップ！ アクティブ 1.0 5Dr 5MT/5 Speed 2-Tronic
- プジョー 108トップ！ アリュール 1.0 5Dr 5MT/5 Speed 2-Tronic
- プジョー 108トップ！ コレクション 1.0 5Dr 5MT/5 Speed 2-Tronic
その他のアクセスグレードも対象にはなりますが、エアコンが標準装備されないので現実的ではありません。日本での使用を考えるとアクティブで必要最小限、アリュールなら装備はほぼ揃っています。コレクションは2017年モデルになって追加された仕様で、アリュールよりもさらな上級な装備が与えられエアコンもオートタイプになります。
1.2Lエンジン搭載の特別仕様車「ローランギャロス」や「フェリーヌ」、「GT Line」もありますがここでは割愛させていただきます。
プジョー 108について
プジョー 108、フロントアップ
プジョー 108はプジョーのエントリー・ボトムエンドを担うAセグメントのコンパクトモデルです。先代のプジョー 107は、ポップでカジュアルなイメージを前面に出していましたが、プジョー 108は一転して端正でオーソドックスなモデルとして登場しました。高級感も大幅にアップし、プジョーの上位モデルに繋がるイメージとポジションを明確にしたと言えます。
兄弟車となるトヨタ アイゴ、シトロエン C1とともにトヨタとPSA（プジョーシトロエン）が2002年、チェコに設立した合弁会社、トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル（Toyota Peugeot Citroën Automobile：TPCA）で製造されています。TPCAはトヨタ主導で生産・品質管理がされていることもあり、国産車に比肩する品質が保たれているのも特徴です。
第一世代といえるプジョー 107／シトロエン C1／トヨタ アイゴは、2012年に累計生産台数200万台を達成、2014年に現在のプジョー 108／シトロエン C1／トヨタ アイゴへと引き継がれています。
プジョー 108とその兄弟車シトロエン C1・トヨタ アイゴは残念ながら日本には正規輸入はされていません。競合となる国内専用のリッターカーが存在しますので、今後も並行輸入以外での入手方法は難しいといえるでしょう。
サイズ・ボディ構成
サイズは全長：約3.48m、全幅：約1.6ｍ、全高：1.46ｍ。国産コンパクト勢より小さく、軽自動車の幅を少し広げた程度のサイズは都市部での取り回しも抜群です。適度な車幅による安定感は軽自動車のそれを遥かに凌ぐでしょう。高速道路の走行時の安心感にもつながります。
ボディは3ドアと5ドア（108トップ！は5ドアのみ）モデルが用意されます。108トップ！はルーフ部のほぼ全てがスライドするキャンバストップモデルで、爽快なオープンエアクルージングも楽しめます。
プジョー 108 5Dr、通常ルーフ
プジョー 108TOP! 5Dr
エンジン・ミッション構成
マイナーチェンジ前のエンジン・ミッション構成は以下の通り。1.0Lはトヨタ・ダイハツが主体となって開発した1KR型、1.2LはPSAの新世代エンジンPuretechで208等にも採用されている定評のあるものです。
- 1.0L 直列3気筒12V VTi68 68ps（5MT/5 Speed 2-Tronic）
- 1.2L 直列3気筒12V VTi82 82ps（5MT）※今回の特価販売対象になりません
車重は850-900kg前後でフル装備の軽自動車並みです。1.0Lでも必用十分な動力性能と言えます。また、5 Speed 2-Tronicは2ペダルMT仕様ながらトルコン制御によるクリーピングも可能になっていて、車庫入れ等でも使い易い仕様です。実用燃費は乗り方にもよりますが、15-20km/L程度は期待できます。
1.0L直列3気筒1KRエンジン（アイゴのもの）
5 Speed 2-Tronic
インテリア等
インパネとセンターコンソール
まず、インパネは大型のスピードメーターを中心に液晶パネルで各種情報を表示でき、クラスター周囲には縦型のタコメーター、インジケーターを配し、先進性のアピールと先代からのイメージの継承が感じられます。
センターコンソールには7インチのタッチスクリーンが埋め込まれ、オーディオ等をコントロールします。「Apple CarPlay」や「Android Auto」、「MirrorLink」にも対応しています。
発売当初はモノトーンが中心のシートでしたが、最近のモデルではグレードに応じたアクセントが配され少し華やかな印象になりました。シートそのものの出来も及第点で近年のプジョーのエントリー・ボトムレンジを担うモデルとしては相応しい仕上がりです。
フロントシート
「Apple CarPlay」や「Android Auto」、「MirrorLink」に対応
スペック
PEUGEOT 108 1.0 VTi68 Allure 5Dr 2-Tronic
寸 法 ▶︎全長×全幅×全高＝3,475 × 1,615 × 1,460mm
ホイールベース：2,340mm トレッド前/後 1,430 x 1,420mm
エンジン▶︎水冷ガソリン 直列3気筒DOHC12V フロント横置き
998cc 71.0mm x 84.0mm 11.5:1 68HP(51kW)/6,000rpm 95Nm(9.7kgm)/4,300rpm
駆動方式▶︎FF 5速2ペダルMT（AT免許可）
懸架装置▶︎前：マクファーソンストラット
▶︎後：トーションビーム
ブレーキ▶︎前：ベンチレーテッドディスク 後：ドラム
タイヤ ▶︎前後：165/60R15
定員 ▶︎4名
燃料容量▶︎35L 車両重量▶︎860kg 最高速度▶︎159km/h 0-100km/h加速▶︎15.9秒
燃 費 ▶︎17.8km/L（欧州複合基準）-km/L（JC08モード日本仕様参考値）
価 格 ▶︎12,660ポンド（2017年イギリス仕様車）
今回の特別価格について
YMワークスではプジョー 108/108Top! アリュールを既に数台、並行輸入・販売させていただいています。
他ページでご説明していますが、並行輸入車は最初の車両の登録時に排ガス検査をはじめとする各種試験を受け、パスする必要があります。もちろん、これらの試験には相応のコストがかかり、ディーゼルモデル（特に小排気量や古いもの）は100万円越えも珍しくなく、並行輸入時の大きな負担となっています。反面、一度、パスしてしまえば同型車の場合、書類申請費用だけで何台分かの登録が可能になります。
ディーゼルモデルは一台に負荷させるわけにもいきませんので、ある程度の需要予測・経験・発注台数に基づいて数台に分散をさせたりしています。プジョー 108 にもこの登録枠にまだ何台分かの余裕があるので、これらの試験にかかるコストの一部を還元した価格でご提供させていただくことにしました。加えて、今回はマイナーチェンジの時期ということもあり、各ディーラーからほぼ、新車といえるレベルの良質で安価な在庫車も多数提示されています。
2018年5月末現在は為替もポンド安の傾向で、これらの複合的な効果で新車よりもかなりリーズナブルな価格でお乗りいただくことが可能です。国産コンパクトや軽自動車では納得できない、もう大きなクルマは、という方のファースト・セカンドカーにも最適です。
2トーンルーフ仕様も少数ながら存在する。プジョー 108 5Dr。
プジョー 108 3Dr
プジョー 108のオススメは？
屋根付きの車庫保管が可能であれば断然108トップ！のアリュールかコレクションのAT仕様である5 Speed 2-Tronicがオススメです。使い易い5ドアの日常性に爽快なオープンエアクルージングの楽しみが加わり、満足度も高いでしょう。ただし、ソフトトップなので耐久性等は通常のメタルトップには及びません。
屋根付きの保管場所の確保が難しければ、108 5ドアのアリュールかコレクションのAT仕様である5 Speed 2-Tronicが現実的な選択です。パーソナルユースに割り切れれば3ドアや5MTの選択もいいでしょう。
プジョー 108TOP! 5Dr
プジョー 108 5Dr、通常ルーフ
並行輸入による日本での乗り出し価格の目安
2018年5月末現在の￡1＝145円での価格の目安です。サンプルを2台ピックアップしてみました。同程度の車両はMT車込だと200台前後が流通しています。為替の変動がなければ、概ね現地車両価格が￡9,000で約200万円、￡11,000で約235万円程になるかと思います。
| 写真 | 車名 | 大阪近郊乗り出し価格 |
|---|---|---|
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プジョー 108 アリュール 5Dr AT仕様 2018/04登録 50km以下 新古車レベル ￡10,990 | 2,340,000円 |
| 写真 | 車名 | 大阪近郊乗り出し価格 |
|---|---|---|
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プジョー 108 アクティブ 5Dr AT仕様 2018/03登録 50km以下 新古車レベル ￡9,290 | 2,090,000円 |
※輸入国からの輸送料、各種税金、検査費用、登録諸費用、納車費用（大阪近郊）は全て含まれます。
※イギリス仕様・右ハンドル車の新古車レベル極低走行車両、中古車です。
※ディーラー在庫車・中古車のため、ディーラーオプション以外の仕様変更や追加装備はできません。
※現車装備以外のオプション品をご希望の場合は別途になります。
※ディーラーが遠隔地の場合には英国内での陸送料金がかかる場合があります。
※現地仕様のナビは国内では使用できません。国内での後付けやモバイルナビでの対応になります。
※正式なお見積り、遠方への納車費用など、改めてご提示いたしますのでお問い合わせください。
ご提供予定台数
限定3台を予定しています。各個体のみのディーラー在庫車・中古車のため、既に売約済みの場合は代替車両をご提案しますがご要望に沿えない場合もございます。
車両詳細画像ギャラリー
参考関連リンク
プジョー 108関連記事
プジョー 108の情報は以下でもご案内しています。
マイナーチェンジ前の情報になります。
プジョー英国 中古車情報サイト（ご希望の中古車はこちらから検索してください）
- プジョー英国 中古車情報サイト （PEUGEOT UK Used Car Search）
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※本記事は2019年6月19日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。
