プジョーRCZは、秀逸なスタイリングで人気を集めていますが、マフラーによるリアビューの視覚的アピールが弱いともいえます。
近年では、騒音に関しては厳しい制約がありますが、多くのメーカーが車検適合商品をリリースしています。
ここでは、「車検対応」を大前提に視覚的にもアピール効果の高い「左右出しマフラー」についてご紹介したいと思います。
この記事の目次
ルッファーパフォーマンス:スポーティー派はコレ!販売累計60本の人気マフラー
マフラーの基本構成・特徴
「やっぱり、マフラーは音だよ、音!見た目も大事だけど、換えたならそれなりの音がしないと!」という方にオススメなのが「ルッファーパフォーマンス(RufferPerformance)」のマフラーです。下にあるサンプル動画をご確認いただきたいのですが、ノーマルとは明らかに異なる音量・音質のスポーティーなサウンドが最大の特徴かつ魅力です。
素材はステンレスベース。口径は90mmx2の左右出し(いわゆる左右4本出し)ですので、リアビューの迫力は大幅にアップ、視覚的アピール効果もバッチリです。エンド形状は「カットオフ」(一般に言う切りっ放し)と「ラウンド」(後端を丸めたもの)の2種類から選択できます。
「カットオフ」エンドはコンペティティブな雰囲気やスポーティー感を重視いたい方に、「ラウンド」エンドはスマートで純正の延長線上の雰囲気をお好みの方に。THP200 6MT用とTHP156 6AT用の対応品があります。TUV規格品。
もちろん、車検対応。従来からの「近接排気騒音規制値」(本製品は92db以下)をはじめ、平成22年4月1日以降の製造車両 に義務付けされている「加速走行騒音防止性能」を含めた日本国内の保安基準適合 (車検対応)要件である国連欧州経済委員会規則(ECE規則)適合品表示のE(ラージ・イー)マークを取得した証明書が付属します。TUV規格品。
YMワークスは「ルッファーパフォーマンス」の日本総代理店。各地のプジョー正規ディーラーをはじめ各方面の販売店様にも数多く供給させていただいています。このルッファーパフォーマンス製RCZ用マフラーはこれまでに累計60本以上を販売させていただきました。販売後、大きなトラブルはほとんどなく、安心してお使いいただける製品です。取付も最近の純正マフラーの仕様上、車両側センターパイプの切断と右側エンド部のためのリアエプロン部の切除が必要ですが、その他はほぼボルトオンでの装着(位置合わせは必要)が可能です。
ご注意 ※基本的に保安基準適合の車検対応品ですが、車両の個体差や経年劣化、カスタムの程度、適切な装着方法がなされていないものは、まれに車検を通らない場合があります。 |
ルッファーパフォーマンスRCZ用マフラー詳細画像(クリックで拡大画像を表示)
専用リアディフューザーでリアビューの迫力がさらにアップ
プジョーRCZのリアビューの中でマフラーとともに物足りないとよく言われるのが「センター部のリアエプロン」。せめてプジョー308CCと同じようなディフューザー風にしてくれれば・・・という声をよくお聞きします。
あるんです、そんな方のために!ルッファーパフォーマンスではRCZ用のフルエアロキットもご用意していて、その中のアイテムの一つに、このマフラー専用のリアディフューザーがあります。フィンタイプのデザインで、よりスポーティーかつ迫力のあるリアビューを演出できます。塗装は必要ですが、マフラーとセットで装着したいアイテムです。
下のサンプル写真をご覧になって、「はじめからリアがこのルックスだったら」、とお思いの方も多いのではないでしょうか?
ルッファーパフォーマンスRCZ用リアディフューザー装着画像(クリックで拡大画像を表示)
ダウンパイプ、センターマフラーも。よりパワフルな拡張が可能
マフラー換えるとパワーも上がるよね?もちろんです。ご紹介したエンド部のマフラー交換でも、若干のパワーアップにはなっています。
もっと何とかならないの?という方には、さらなる拡張性として、ターボ車のパワーアップに効果的な大径ダウンパイプやセンターマフラーもラインナップされています。フルエキゾーストシステムへの拡張性もこのマフラーの魅力の一つです。
ECUや吸気系アイテム、インタークーラーの大容量化等との組み合わせによっては、50ps級のパワーアップも期待できます。
ご注意 ※通常のエンドマフラーの他に、センターマフラーとエンドマフラーのキャタバックタイプ、キャタバックタイプにダウンパイプを加えたフルエキゾーストタイプもあります。 |
ルッファーパフォーマンスRCZ用マフラーオプション画像(クリックで拡大画像を表示)
価格・工賃、対応車種等の注意事項
商品の詳細はこちらでご案内しています。
【マフラー本体はこちら】
ルッファーパフォーマンス プジョーRCZ用マフラー 90x2mm左右出し 価格:税込257,040円
【オプションはこちら】
ルッファーパフォーマンス プジョーRCZ リアディフューザー(要塗装)価格:税込44,280円
その他のルッファーパフォーマンス製マフラー関係のラインアップはこちらをご覧ください。
サンプル動画
ルッファーパフォーマンス プジョーRCZ走行動画(マフラー交換のみに近い仕様)
ムスケティア:音量控えめ、ジェントル派のための定番プジョーチューナーマフラー
マフラーの基本構成・特徴
「うるさいマフラーは困るんだよね、近所や家族の目が・・・」「見た目はカッコよくしたいんだけどね」といったようなご相談を最近はよくお受けします。このような悩みをお持ちの方にオススメなのは「MUSKETIER(ムスケティア)」のマフラーです。
ムスケティアのマフラーは、欧州の一部地域でディーラーオプションとして販売されていることもあり、音量の増加・音質の変化を 「純正+α程度」に抑える傾向にあります。素材もスチールベースなので、ステンレス製のものと比べると低音が少し強調され、高周波音は控えめです。回せばそれなりにスポーツマフラーとしてのヌケの良さはありますが、ルッファーパフォーマンスのマフラーに比べアイドルから全回転域で静かな印象です。
下のサンプル動画は208GTIのものですが、エンジンはほぼ同じですし、音の感じも似ていますので、参考情報としてご覧ください。
外観は、口径が90mmx2の左右出し(いわゆる左右4本出し)。エンド形状は「ラウンド」(後端を丸めたもの)ですので、リアビューの迫力アップさせつつも、スマートで純正の延長線上の雰囲気をお好みの方にピッタリです。奇しくもルッファーパフォーマンスのラウンドエンドと同じタイプで、ディティールは若干異なりますが、静止時に真後ろから見たのでは、ほとんど見分けがつかないでしょう。
ムスケティア製品はエンドパイプの上部に「MUSKETIER」ロゴの刻印がされており、このあたりも「マフラーを換えた感」をお求めの方にはさりげない演出と言えます。ムスケティアのマフラーもTHP200 6MT用とTHP156 6AT用の対応品があります。
もちろん、従来からの「近接排気騒音規制値」をはじめ、平成22年4月1日以降の製造車両 に義務付けされている「加速走行騒音防止性能」を含めた日本国内の保安基準適合 (車検対応)要件である「欧州連合司令(EU指令)適合品表示(eマーク)」を取得済みです。TUV規格品。
YMワークスは「ムスケティア」の日本総代理店。RCZ用はもとより、プジョー・シトロエン向け製品を各地のプジョー・シトロエンの正規ディーラーをはじめ各方面の販売店様にも数多く供給させていただいています。取付も最近の純正マフラーの仕様上、車両側センターパイプの切断と右側エンド部のためのリアエプロン部の切除が必要ですが、その他はほぼボルトオンでの装着(位置合わせは必要)が可能です。
ご注意 ※基本的に保安基準適合の車検対応品ですが、車両の個体差やカスタムの程度、適切な装着方法がなされていないものは、ごくまれに車検を通らない場合もございます。 |
個性的なデザインのリアディフューザーもご用意
ムスケティアにも個性的なデザインのディフューザー(エプロンカバー)が用意されています。純正の中央部に取り付ける、ダミーのエアアウトレット風タイプですが、ありきたりのフィンタイプのディフューザーよりも個性をアピールするのに有効なアイテムです。カーボン調プリントとグロスブラックの表面仕上げが選択でき、塗装無しで取り付けが可能です。
ムスケティアRCZ用マフラー・リアディフューザー詳細画像(クリックで拡大画像を表示)
価格・工賃、対応車種等の注意事項
商品の詳細はこちらでご案内しています。
【マフラー本体はこちら】
ムスケティア プジョーRCZ用マフラー 90x2mm左右出し 価格:税込251,640円
【オプションはこちら】
ムスケティア プジョーRCZ リアディフューザー(カーボン調)価格:税込44,280円
ムスケティア プジョーRCZ リアディフューザー(グロスブラック)価格:税込44,280円
サンプル動画
ムスケティア プジョー208GTI用101x2mmマフラー音声収録動画
YMスポーツ:迫力のルックスをリーズナブルに、純正マフラーの分岐・増設加工。
マフラーの基本構成・特徴
「もっと、安価にカッコ良くすることはできませんか?」や「予算15万円!」という方には、YM SPORT(ワイエムスポーツ)の左右出しマフラーがあります。マフラーといっても、ノーマルマフラーへの分岐追加加工により左右出しを実現するものです。まだ、RCZ用の製品がリリースされる前に、いち早く導入したYMワークスデモカー「YM SPORT RCZ」のリアビューを何とかしたい、と思いこの加工を行いました。
具体的には、左出しのノーマル配管に分岐用の右側配管を追加、ステーを新設し、バンバーとシャシーの間に埋め込む事で左右出しを実現しています。エンドパイプは基本的に102mmのカーボン巻きやステンのシングルタイプをご用意していますが、国産汎用部品を加工しますのでご希望に近いものが選べます。
こういう成り立ちですので、ほとんどルックス・スタイリング優先の仕様です。元がノーマルなので、もちろん音量・音質もほぼノーマル並み。車検も問題ありません。商品の性格上、ご来店いただいての加工・取り付け作業になります。エンド等の仕様に関しては事前にご相談ください。THP200 6MT用もTHP156 6AT用にも対応いたします。
YMスポーツ RCZ用マフラー施工例(クリックで拡大画像を表示)
価格・工賃、対応車種等の注意事項
商品の詳細はこちらでご案内しています。
【マフラー本体はこちら】
YMスポーツ プジョーRCZ用マフラー 102mm左右出し(ノーマル加工) 価格:税込138,240円
まとめ
以上、RCZ用車検対応のマフラーを3種類見てきましたが、最後に選択する上でのポイントをまとめてみます。
ルックスは大事、スポーティーな音はもっと大事、という「音によるマフラーを変えた感」も「リアビューの迫力あるルックス」も重視したい方は、ルッファーパフォーマンスでキマリです。実際に装着した音を近くで聞いていても、「これで車検OKなの?」という声もあるくらい、元気なマフラーです。人によっては「行き過ぎ」と感じる方もおられるかもしれませんが、多くの方がマフラーに何を求めているのか、ということをルッファーパフォーマンスのマフラーのニーズが物語っているといえるでしょう。
「ルックスは重視したいが、音は純正くらいに抑えたい」という方はムスケティア製品がジャストフィットです。迫力のルックス、純正+α程度の音量・音質と、バランスが取れており、「時勢に合わせた大人のマフラー」と言えます。スチール製のこういう音がいい、という方もいらっしゃいます。
とにかく、見た目を安価に何とかしたい、という方にはYMスポーツの加工をオススメします。こちらは音に関する心配がほとんどないことも安心材料です。
最近では、カスタムされたRCZがたくさんあります。各車のチューニング度合と合わせ、実際の音を聞かせてもらうことも、間違いのないマフラー選びの一つだと思います。
※本記事は2015年7月9日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。