ボクスホール ヴィーバを解説、日本導入の可能性や並行輸入の情報も掲載。

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ボクスホール ヴィーバ

ボクスホール ヴィーバは欧州Aセグメントに属する5ドア・ハッチバックのコンパクトカーです。この記事では、2018年モデルのボクスホール ヴィーバについて解説。ライバルモデルや日本導入の可能性、日本で乗るための並行輸入情報についても紹介しています。

モデル概要

1963年から1979年に製造され、ボクスホールの入門モデルとして人気を博したヴィーバの名が復活したのは2015年。実に36年の時を経て、現代のコンパクトカーに相応しい姿で登場しました。

オペル/ボクスホールが2017年3月まで米GM(ゼネラルモーターズ)の子会社であったことから、ヴィーバのプラットフォームはGMのガンマ2が採用されています。 ボクスホール ヴィーバと同じようなサイズの車は、ヨーロッパでは「City Car」と呼ばれ、特に都市部における移動手段としてひとつのカテゴリーを形成しています。

ヴィーバのグレード構成は非常にシンプルで、エントリーグレードのSE、装備を充実させたSL、車高を上げてSUV色を加えたROCSの3つとなっており、この記事では主にSEとSLについて解説します。 イギリス以外ではオペル・ブランドで取り扱われており、オペル カール(創業者、アダム・オペルの長男の名)という車名で販売されています。

ボクスホール ヴィーバ(初代)

ボクスホール ヴィーバ(初代)

オペル カール

オペル カール

ハイライト

エクステリア

かたまり感のあるスタイリッシュな外観

ボクスホール ヴィーバのエクステリアは、ヨーロッパのコンパクトカーらしい踏ん張りの効いたかたまり感と、サイドの特徴的なプレスラインが象徴する躍動感に溢れています。

近年の軽自動車よりもクラス上の多くの国産コンパクトカーがBセグメント級の全長約4,000mm、全幅約1,700mmと総じて大きくなっているのに対し、ヴィーバは全長3,675mm、全幅1,595mm。狭い道や駐車場での取り回しなど、日常の使い勝手で真価を発揮するサイズに仕立てられています。

グレードによる外観の違いは、ホイールがアルミかそうでないかと、フロントフォグを囲むクロームメッキベゼルの有無程度です。

ボクスホール ヴィーバ

ボクスホール ヴィーバ

ボクスホール ヴィーバ

ボクスホール ヴィーバ

 

インテリア

実用的でシンプルなインテリア

ヴィーバのインテイリアは、無駄を排した非常にシンプルなもの。黒を基調にしたオーソドックスな雰囲気です。

SEは、シート・ドア内張り共に黒1色、SLはいずれも2トーンになります。 このほか、SLは本革巻きステアリング、オートエアコン、運転席ハイトアジャスター、リアのプライバシーガラスなどSEにはない装備が追加されています。 リアシートは60:40の分割可倒式。荷室容量は通常時206L、最大で1013Lを確保しています。

ボクスホール ヴィーバ インテリア

ボクスホール ヴィーバ インテリア

ボクスホール ヴィーバ ラゲッジスペース

ボクスホール ヴィーバ ラゲッジスペース

 

パワートレイン

街中で扱いやすい1.0Lガソリンエンジンのみの設定

ボクスホール ヴィーバ エンジンルーム

ボクスホール ヴィーバ エンジンルーム

ボクスホール ヴィーバに搭載されるエンジンは1種類のみ。1.0Lガソリンで、75ps/95Nmの3気筒可変バルブタイミング機構付エンジンです。

ヴィーバの使い道として想定されている都市部での移動において、実用性に富んでおり特に不満を感じることはありません。3気筒特有の振動や騒音も上手く抑えられています。

駆動方式もFFのみの1種類で4WDの設定はありません。トランスミッションは5速マニュアルとEasytronicと呼ばれる2ペダルのセミオートマがあり、EasytronicはSLグレードだけで選択可能です。

 

サスペンション

期待を裏切らない乗り心地と操縦性

ボクスホール ヴィーバ

ボクスホール ヴィーバ

ヴィーバのサスペンションは、フロントにマクファーソンストラット、リアにトーションビームが採用されています。

このクラスの小型車は、どのメーカーもコストを抑えるため特別な足回りは採用されませんが、その中でもヴィーバは快適性を犠牲にせず、 ボディ剛性とプラットフォームの恩恵で素直で好印象なハンドリング特性を持っていると評価されています。フィーリングが自然なので街中の運転で気を遣うこともありません。

 

参考スペック

ボクスホール ヴィーバ SL 1.0(75ps)Easytronic(イギリス仕様2018年モデル)


寸 法 ▶︎全長x全幅x全高 = 3,675 x 1,595 x 1,485 mm
                       ホイールベース:2,385mm  トレッド:前/後 -x-
エンジン▶︎可変バルブタイミング機構付3気筒N/A
      999cc 75ps/6,500rpm 95Nm/4,500rpm
駆動方式▶︎FWD(前輪駆動)5段セミオートマ(2ペダル)
懸架装置▶︎前:マクファーソンストラット
                     後:トーションビーム
ブレーキ▶︎前:ベンチレーテッドディスク 後:ドラム
タイヤ ▶︎前:185/55 R15 後:185/55 R15
燃料容量▶︎32L 車両重量:1,353kg(Gross vehivle weight) 最高速度:170.6km/h 0-96km/h加速:14.0秒
燃    費  ▶︎22.2km/L(欧州複合基準)-m/L(JC08モード日本仕様参考値)
価    格  ▶︎11,265ポンド(イギリス仕様車)

※その他の仕様のスペック詳細はカタログ情報(関連リンク)をご覧ください

 

ライバルモデル

ボクスホール ヴィーバと同じく、欧州で「City Car」と呼ばれてるコンパクトカーには、フォルクスワーゲン UP、ヒュンダイ i10、スズキ セレリオ、フィアット パンダなどがあります。

その中でヴィーバは、国産のコンパクトカーにはない個性を持つ一方、キャラクターの主張は控えめです。都市部における日常の使い勝手に優れた1台と言えるでしょう。

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バイヤーズガイド

日本ではボクスホールとオペルは地味な印象がありますが、実用性に優れた骨太なモデルを作ることで定評があります。過去にライバルに対して部品の耐久性が弱点とされることもありましたが、近年は汚名を払拭し、欧州でのシェアを着実に回復させてきました。その中でもシンプルに仕立てられたヴィーバは、古典的な欧州車の魅力が味わえるモデルです。単純に所有欲を満たすというよりも、日常のパートナーとして日々使うことで満足感が得られるコンセプトといえます。

エントリーグレードのSEにはエアコンがなくヒーターのみですが、SLはもちろんエアコンを装備しています。また、2ペダルでイージーに運転できるEasytronicを選べるのもSLだけなので、日本の街乗りを想定すると、SLのEasytronicがおすすめグレードです。

 

2017年現在のボクスホール ヴィーバ日本導入の可能性

現在のところ、ボクスホールが日本で展開する予定はありません。兄弟車であるオペル カールも、現在は日本にオペルの販売ネットワークがないため導入される見込みがありません。そのため、ヴィーバやカールが日本で正規販売される可能性は極めて低いでしょう。

 

並行輸入という選択肢

日本市場に正規輸入されていないモデルも、並行輸入を行えば日本で所有できます。

一例としてコアカーズを運営する並行輸入車販売店のYMワークスでは、最新の為替レートを反映したボクスホール ヴィーバ SL (1.0L – SEMI-AUTOMATIC)の乗り出し価格を案内しています。下記表では最新の為替レートに基づいた価格を表示しています。

  • 車名
  • 2年保証付き
    国内乗り出し価格目安

  • (税込・諸費用込)

国内乗り出し価格目安は、ご覧の時点での為替レートにて算出しております。 金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスをお願いします。

また並行輸入に関しては、関連記事も併せてご覧ください。

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※本記事は2017年9月19日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。

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