プジョー 508 RXH を徹底解説。イギリス仕様の右ハンドルを並行輸入します。

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プジョー 508 RXH ハイブリッド4

プジョー 508 RXH(Peugeot 508 RXH)は、プジョーのフラッグシップ、508シリーズに追加されたクロスカントリーモデルです。オーバーフェンダーやリフトアップしたサスペンションで、ちょっとだけワイルドになったルックスが“大人のクロカン”としてヨーロッパで人気を集めています。日本には正規輸入されていないこともあり、日本のプジョーファンの注目も熱い一台です。

さらに注目なのは RXHに用意された最新の「ディーゼル ハイブリッド4(Diesel HYbrid4)」モデルです。世界で初めてディーゼルエンジンと電気モーターを合わせたシステムとして 3008に搭載されたほか、同じグループのDSオートモビル DS5にも搭載されています。このシステムを搭載した 508 RXH ハイブリッド4は、いま人気のクロスオーバーモデルとしても、最先端のハイブリッドモデルとしても、洗練された上質さを堪能できるプジョーのハイエンドモデルとしても、魅力的な一台です。

今回はイギリス仕様の 508 RXHを徹底解説します。日本でも乗りやすい右ハンドル仕様のプジョー 508 RXHをイギリスから並行輸入してみませんか?

特徴:プジョーのフラッグシップ508シリーズのハイブリッド クロスオーバーモデル

プジョー 508 RXH ハイブリッド4

プジョー 508 RXH ハイブリッド4

プジョー 508シリーズは、2010年にデビューしました。それまでラインアップしていたミドルサイズの「407」と、最上級モデルの「607」を統合するかたちで開発された、プジョーの新世代フラッグシップモデルです。

プジョーのミドルサイズ〜フルサイズのモデルは、伝統的にオーセンティックな大人の佇まいを持ち味としてきました。1980年代にデビューしたミドルサイズ「405」は、モダンで都会的なデザインとスポーティなハンドリングで人気を集めたほか、モデルナンバーで508直系のルーツである「505」「504」は、プジョーで一世を風靡した“つり目”の源流となった個性的なデザインや、優れた耐久性で、旧車ファンの間で今なお根強い人気を誇る名車です。

508にはサルーン(Saloon)と呼ばれる4ドアセダンのほか、SW(Sports Wagon)がラインアップされていますが、どちらのモデルもミッドレンジ プジョーの系譜を受け継ぎ、洗練されたエクステリアデザインを纏っています。2014年に行われたフェイスリフトでは、フロントグリル周辺のデザインが引き締められ、さらに存在感を高めました。

プジョー 508 RXH ハイブリッド4 エンブレム

プジョー 508 RXH ハイブリッド4 エンブレム

508 RXHはSWのボディをSUV風にドレスアップしたモデルです。上品なテイストのプジョーデザインに、オーバーフェンダーや専用デザインのアルミホイールなどを装着することで、ちょっぴりワイルドになった出で立ちは、いうなれば、上質なフレンチジャケットにエルボーパッチをプラスして仕立てたハンティングジャケットのイメージでしょうか。

ボディを駆動するパワーユニットは、ハイブリッド4システムの場合は6速ロボタイズ マニュアル トランスミッション(EGC)が組み合わされます。そのほかに、FFモデルの180bhpの2.0L ディーゼルターボ+6速ATバージョンも用意されています。

FFのディーゼルターボモデルも、じゅうぶんに魅力的ですが、せっかく508 RXHに乗るのであれば、より行動範囲が広がりそうなハイブリッド4をチョイスすると面白いかもしれません。ディーゼルと電気モーターによるツインパワーがもたらす楽しい走りも、他ではなかなか味わえない魅力といえます。

ここから先は、プジョー 508 RXH ハイブリッド4 モデルを中心に、その特徴や魅力をご紹介していきます。

プジョー 508 プレスフィルム(48秒)

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洗練されたエクステリアに力強さをプラス

プジョー 508 RXH ハイブリッド4 フロント

プジョー 508 RXH ハイブリッド4 フロント

プジョー 508 RXHのボディサイズは、全長4,828mm × 全幅1,864mm × 全高1,521mm。“素”のSWと全長はほぼ同じ(たった1mmだけRXHが短い)ですが、全幅はオーバーフェンダーのため 36mm広く、全高はリフトアップにより 45mm高くなっています。とはいえ立体駐車場にも入る、都会派のクロスオーバーSUVです。

5メートルに迫る全長は、BMW 5シリーズのツーリングモデルや、メルセデス・ベンツ Eクラスのステーションワゴンなどに匹敵するサイズです。にもかかわらず、ドイツの両車とは違った威圧感のないフォルムは、フランス車らしい部分といえます。

高くなった車高のおかげでロードクリアランスは184mmを確保しており、4輪駆動とあいまってスキーリゾートなどへもより気軽にアクセスできることでしょう。

プジョーの各車は、大きく口を開けたフローティンググリルと、つり目のフェリーヌ(猫科)デザインが特徴的でした。インパクトの強いフロントマスクで存在を際立たせたかったのでしょうか。こうした傾向はアウディやフォルクスワーゲン(や、日本車のレクサス、ニッサンなど)も同様でした。

プジョー 508 RXH フロントグリル

プジョー 508 RXH フロントグリル

しかし、最近のプジョーの各モデルは、従来の306や406などでみられたような端正でオーソドックスな“プジョー フェイス”に戻っているようで、最新の308のデザインはとてもオーソドックスになりました。その先鞭を付けたのが、この508といわれています。306などで若い時代を過ごした方は、508の端正な顔立ちに懐かしさや共感をおぼえるのではないでしょうか。

さらに 2014年のフェイスリフトによって、グリルは天地方向に縮小され、その下に入ったブラックのガーニッシュが全体を引き締めています。フロントフードのノーズで踊っていたライオンエンブレムはグリル内に移動され、“目”となるヘッドライトはより水平にと、一段と端正な顔立ちに整えられました。

さらに RXH専用装備として、グリル下の両サイドにLEDポジションランプが追加されています。縦に3本のLEDが走るデザインはライオンの爪をイメージしたものです。フロントにはアンダーガードが装着されるほか、ブラックアウトされたスポイラーや前後オーバーフェンダーがボディ下端をぐるっとひとまわりし、全体を引き締めつつ、力感もプラスしています。タイヤもSWよりワンサイズ太い245/45 R18に変更されました。

こうしたクロスオーバーモデルらしい要素を加えることで、端正な中にも大人の遊び心が感じられる一台に仕上がっています。

 

プジョーならではの気品と上質さが堪能できるインテリア

プジョー 508 RXH インテリア

プジョー 508 RXH インテリア

インテリアでまず目をひくのは、広大なパノラミックガラスルーフです。SWなどとも共通したワゴン系モデルの標準装備で、まさに見わたすかぎり空になる! という体験が味わえます。ルーフ一面に広がる空や雲、その陰影や変わりゆくかたちを見ているだけでも楽しいでしょう。

熱や紫外線はティンテッドラミネートガラスにより最小限に抑えられるほか、美白を気にする淑女をエスコートする場合は、サンシェードでルーフからの光をカットできます。

シックで居心地のよいインテリアは、ブラックを基調としたモノトーンでまとめられています。もともとゆとりあるボディサイズに加え、ガラスルーフから日差しや町の明かりが差し込むため、ゆったりとした開放感の中でドライブを楽しむことができます。

シートは標準でレザーとファブリックのコンビ、オプションでフルレザーやレザーとアルカンターラのコンビのシートも選ぶことができます。プジョーらしい張りのある座り心地、デニッシュパンのようなカタチのフロントヘッドレストは頭の当たりが柔らかく快適です。

このボディサイズですから後席スペースにも余裕があります。大人4人の長距離ツーリングも問題なくこなせるでしょう。

プジョー 508 RXH ラゲッジルーム

プジョー 508 RXH ラゲッジルーム

ハイブリッド4モデルの場合、リアにバッテリーを格納するため、カーゴルームのフロアが少し高くなっています。そのため積載容量はFFモデルの512Lから400L(いずれもVDA方式)に減少しています。

カーゴルーム自体は、リアのマルチリンク サスペンションにより、タイヤハウスの出っ張りのないスクエアな仕上りです。部屋のクロゼットのように、すみからすみまでムダなくきっちりと荷物を収納することができます。このあたりは、バカンスの国、フランスで鍛えられたワゴンといえるでしょう。

カーゴルームのサイズは全長が1,060mm、リアシートを折りたたんだ状態で2,120mm、幅は最も狭いホイールハウス部で1,115mm、最も広いリアシート部で1,456mm、高さはリアシートバック後方で866mm、容量は570Lで、リアシートを折りたたむと1,439Lに拡大します(VDA方式)。

 

ディーゼルと電気の組み合わせでハイパワー・高トルクを実現

プジョー 508 RXH パワートレイン

プジョー 508 RXH パワートレイン

プジョー 508 RXH ハイブリッド4で気になるのは、何といってもディーゼルエンジンと電気モーターによるパワー供給システムでしょう。

フロントタイヤを駆動するエンジンは、2.0L 直列4気筒ターボディーゼル「HDi FAP」で、163bhp / 3,850rpmと30.6kgm / 1,750rpmを発揮。加えて、バッテリーと共にカーゴルーム下にセットされた電気モーターが、37bhp / 2,000 – 7,500rpmの出力と、20.4kgmのトルクを全域で発揮して後輪を駆動します。これに、ロボタイズ6速トランスミッション(EGC)が組み合わされます。異なるふたつのユニットを協調制御し、フルパワー時には最大で200bhp / 51.0kgmのハイパワー・高トルクを発揮するパワートレインこそ、508RXHの隠された魅力といえます。

ちなみに、フルパワー時のトルクは5リッターNAエンジンに匹敵します。508シリーズには、サルーンやSW用に200bhpを発揮するハイチューンの2.0LディーゼルターボBlueHDiエンジンがありますが、トルクは40.8kgmとなっています。

通常、ハイブリッド車というとモーターの性能やバッテリーの容量が“主役”とされがちですが、このシステムの場合、明らかにエンジンを主役に据えています。これはヨーロッパの道路事情によるものと考えられます。オートルートやアウトバーンなどをハイブリッド車で超高速で長時間走行すると、バッテリーとモーターだけではパワーや持続力が足らず、結局エンジンパワーに頼る走り方となります。そこでプジョーはまずハイパワーなディーゼルターボを搭載し、高速の連続走行も可能な“基礎体力”を確保。その上でスタビリティや走破性を高める役割として電気モーターがプラスされています。

ハイウェイを急ぐときや、家族や仲間とともに休暇の荷物を満載して急な山道を登るときなども、ストレスを感じることなく一気に駆け抜けることができ、その際の燃費も良好なはずです。

プジョー 508 ハイブリッド4 プロモーションビデオ(63秒)

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ふたつのパワーユニットを活かした 4通りの走行モード

プジョー 508 RXH ハイブリッド4 走行モードセレクトスイッチ

プジョー 508 RXH ハイブリッド4 走行モードセレクトスイッチ

プジョー 508 RXH ハイブリッド4には、2つのパワーユニットの特徴を活かした、4つの走行モードが用意されています。

ひとつめは「SPORT」モード。強大なトルクをもつディーゼルエンジンと電気モーターのポテンシャルを100%引き出した、ダイナミックなドライビングを楽しむことができます。

ふたつめは電気モーターのみの走行となる「ZEV(Zero Emission Vehicle)」モード。その名の通り排出ガス“ゼロ”の走りを可能としています。バッテリー容量の関係から、走行できるのはフル充電で3km強(約2マイル)と限られますが、電気モーターならではの静かな走りは、深夜や早朝に家族や隣家の迷惑にならないように走行するのに便利です。

みっつめの「4WD」モードは、フロントのHDi FAPエンジンによる駆動と、リアの電気モーターによる駆動を協調させて常時4輪駆動で走ることができます。スキーリゾートへのアクセスや、キャンプ場のテントサイトなど、このクルマ本来の利用シーンで大いに活躍することでしょう。

よっつめの「AUTO」モードは、フロントとリアそれぞれのパワーユニットを電子制御で最適にコントロールし、必要なときに必要なだけの駆動力を確保します。常に安全で安定した走行を可能にする、オールマイティなモードです。

508 RXHのトランスミッションには、シングルクラッチ方式のEGCが搭載されています。シングルクラッチ方式は構造がシンプルで軽量というメリットがある反面、変速時のショックが大きい傾向があり、とくに日本での評判はあまりよくありません。しかし ハイブリッド4システムでは、変速の際の“空白時間”にモーターが加速をアシストすることで、加速Gの途切れないスムーズで気持ちよい加速を実現しています。ハイブリッド4ならではのこうしたハイテクな乗り味、経験してみたいと思いませんか?

プジョー 508 ハイブリッド4 走行モード紹介(31秒)

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リフトアップされた足回りでも“猫足”は健在

大柄なボディと、多少の悪路もこなすハイリフトされた足回りの組み合わせですが、プジョーらしい伝統の“猫足”は健在です。もちろん、スポーティかつ正確無比なハンドリングも両立しています。ワインディングなどではハイパワー・高トルクを活かしたクイックで敏捷な身のこなしを実現しつつ、高速道路では頑固なまでの直進性を確保しており、目的地までの移動時間を“クルマを操る”楽しみの時間に変えてくれます。

プジョー 508 RXH ハイブリッド4 走行イメージ

プジョー 508 RXH ハイブリッド4 走行イメージ

2015年に行われたマイナーチェンジでは、サスペンションをさらにしなやかな方向にセッティングし直したといわれています。フランス車らしい癒やし系の乗り心地がお好みの方には朗報でしょう。これもプジョーの伝統といえる、たっぷりと大きく座り心地のよいシートとあいまって、同乗する家族や友人を快適におもてなししてくれること間違いなしです。

また 508シリーズは、日本製の大型セダンに匹敵する優れた静粛性も特徴です。通常ハイブリッドシステムは、バッテリー残量が減り、電気モーターのアシストが限界になるとエンジンが始動されます。その際、とくにディーゼルエンジンの始動時には大きな音や振動が伴いがちですが、508 RXHはたっぷりと奢られた遮音材とじゅうぶんな振動対策により、キャビン内へのノイズの侵入を最小限に抑えています。静かな車内はカーステレオの音楽も引き立ち、同乗者とのおしゃべりもはずむことでしょう。

 

25.6km/L(欧州複合基準)、Euro6適合の優れた燃費と環境性能

燃費は約25.6km/L(欧州複合基準)と、ボディサイズを考えると出色の低燃費を実現しています。燃料タンク容量は72 Lですので、単純計算で1,800km以上のスーパーロングランが可能となります。

ちなみに、パリからポルトガル・リスボンまでの距離が1,700km強。この距離を日本に当てはめると、青森から日本海沿いに走り、中国自動車道などを経由して熊本まで辿り着ける距離です。

もちろん実際の走行ではそれほど長距離を無給油で走り続けることは難しいかもしれませんが、プジョーならではの優れた乗り心地や直進性、さらにハイブリッド4システムのもたらす走行安定性を考えると、そんなロングランも試してみたくなるかもしれません。

また、CO2排出量は評価基準が引き上げられたEuro6を余裕でクリアする109 g/kmを達成しています。

ハイパワー・高トルクと省燃費、さらに低環境負荷と、ハイブリッド4はトータルバランスに優れたまさに新時代のシステムといえます。

 

総評:上質さと最新テクノロジーを融合した大人の毎日を刺激する一台

「私、脱いでもすごいんです」──かなり前に流行ったテレビCMのコピーですが、プジョー 508 RXHを見たとき、そのフレーズを思い出しました。

均整の取れたステーションワゴンのプロポーションはそのままに、オーバーフェンダーとリフトアップされたサスペンションでよりたくましくなったルックス。その美しいボディの下には、新しい発想とテクロジーによるハイパワー & エコロジーなハイブリッド4システムが隠されているなんて、なんだかドキドキ、ワクワクしてきませんか。

508 RXHは、きっとあなたの毎日に新しい刺激をもたらしてくれるはず。大人になってもつねに新しいものを追い求める方、おしゃれの楽しさや遊び心を失わない方、日本にないエキセントリックなハイブリッドシステムを試してみたい方など、さまざまな方におすすめの一台です。

プジョー 508 RXH ハイブリッド4  サイドビュー

プジョー 508 RXH ハイブリッド4 サイドビュー

 

ボルボXC70やアウディA6オールロードクワトロなど、気になるライバルの評価・評判は?

乗用車と同じ感覚で運転できて、しかも荷物がたくさん積める。旅先でラフロードや突然の悪天候に遭遇しても安心して走りきれる。そんな“いいとこ取り”を狙って、ステーションワゴンの派生車種として開発されたのがクロスオーバーモデルといえます。

その先駆けとなったのはスバル レガシィ ランカスターで、現在はアウトバック(Outback)というネーミングで独立した車種となっています。その全長4,815mmは、508 RXHとほぼ同サイズです。

またボルボも早い時期から同様のモデルを発売しており、現在はV70をベースにしたXC70を投入しています。ボルボならではシンプルでクリーンな北欧デザイン、極北の過酷な環境で鍛えられた信頼性には定評があります。

またアウディもA6アバントベースのA6オールロードクワトロ、A4アバントベースのA4オールロードクワトロをラインアップしています。アウディらしい上質なインテリアや乗車フィールは、他メーカーのベンチマークともなっています。

さらに、ボクスホール/オペルも、インシグニアのクロスオーバーモデルとして、インシグニア カントリーツアラーを発表しています。

どの車種もステーションワゴンをベースにクロスオーバーに仕立てていますが、その中でも特にプジョー 508 RXHのハイブリッド4の先進的で意欲的なパワーユニットはひと際目を引く存在となっています。

 

装備充実のハイブリッド4。専用ボディ色“カッパー”が魅力的

プジョー 508 RXH ハイブリッド4は、2モデルあるRXHでも上級にランクされているため、いわばフル装備のラグジュアリーモデルです。

カーテンエアバッグやESPなどの安全装備はもちろん、ダッシュボードのヘッドアップディスプレイ、フロントとリアのパーキングセンサーやリバースカメラ、電動リアゲートなどの快適・便利装備なども標準で装備されています。また18インチのアルミホイールはこのモデル専用デザインです。そのほかボディカラー「カッパー」のように、ハイブリッド4モデル専用のオプション設定もあります。

 

ハイブリッド4にはサルーンの設定も。GTラインも魅力の508シリーズ

プジョー 508 シリーズ

プジョー 508 シリーズ

ハイブリッド4システムには興味があるけれども、SUV風のデザインはちょっと苦手という方には、508シリーズのセダンであるサルーンにもハイブリッド4システムがラインアップされています。508 サルーンの場合は、アリュール(Allure)グレードへの設定となります。

ハイブリッド4以外にも508には魅力的な日本未導入のモデルがあり、中でもGTラインは注目の仕様です。GTラインは150bhpの2.0L BlueHDi 150 ディーゼルターボエンジンと6速MTが組み合わせられ、サルーンとSWのボディタイプがラインナップされています。

 

ベストバイはカッパーの508 RXH ハイブリッド4

ご紹介したように、プジョー 508 RXH ハイブリッド4は装備が充実したモデルですので、このままでも快適にお使いいただけます。

さらに、その洗練されたデザインを際立たせるなら、ハイブリッド4でしか選べない「カッパー」のボディカラーを選んではいかがでしょうか。

アーシーなオレンジ色は、都会のコンクリートジャングルでも、海や山など自然のなかでも映え、その存在感をより強く印象づけてくれるはずです。

 

日本未販売 プジョー 508 RXH ハイブリッド4 を並行輸入した場合の乗り出し価格

プジョー 508 RXH ハイブリッド4  6速EGC (現地価格£35,845)の右ハンドル車を、イギリスより並行輸入した場合の日本国内での乗り出し価格は、諸経費込で、650-680万円(2016年4月15日為替レート1ポンド160円にて計算)くらいになりそうです。下に、最新為替連動による日本国内での乗り出し価格目安を表示させていますので、ご参考にしてください。

508 RXH ハイブリッド4だけでなく、GTラインやGT、さらに海外で評価の高いHDiディーゼルエンジンのモデルも、プジョーシトロエン・ジャポンで正規輸入車として導入される見込みはほとんどありません。これらのモデルを日本で楽しもうとするなら並行輸入がもっとも適した手段です。

 

※輸入国からの輸送料、各種税金、検査費用、登録諸費、納車費用(大阪近郊)は全て含まれています。
※正式なお見積り、遠方への納車費用など、改めてご提示いたしますのでお問い合わせください。

金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスしてください。

 

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ムスティケアは、シトロエンの大手ディーラーを母体とした、ヨーロッパで人気のチューニング/カスタマイズブランドです。カスタマイズのご相談もお気軽にお寄せください。

 

スペック表

プジョー 508 RXHのスペックは以下をご確認ください。+ボタンで詳細が表示されます。

プジョー 508 RXH ハイブリッド4 £35,845
車名 プジョー 508 RXH / Peugeot 508 RXH
エンジン、サンプルグレード ハイブリッド4
英国販売価格 £35,845
型式
初度登録 国内未登録新車
車検 受け渡し
走行距離
ハンドル
ドア数 7
カラー ビアンカホワイト(標準色)
ネラ ブラック(OP/MTL)
カッパー(OP/MTL)
エグズブラントレッド(OP/MTL/ハイブリッド4専用)
フリント(OP/MTL)
ビストレ(OP/MTL)
パールホワイト(OP/MTL)
※OP:有料オプション
※MTL:メタリック塗装
全長x全幅x全高 4,828 × 1,525 × 1,854 mm
ホイールベース 2,815 mm
トレッド(前/後) 1,592 / 1,564 mm
車両重量 1,770kg
乗車定員 5名
トランスミッション 6 EGC
エンジンタイプ 水冷直列4気筒 ディーゼル + 電気モーター
総排気量/内径x行程 1,984cc / 82.5 x 92.8 mm
圧縮比 10.5(参考値)
最高出力 ディーゼル:163bhp / 3850 rpm
電気モーター:37bhp / 2000 – 7500 rpm
最大トルク ディーゼル:30.6kgm / 1,750rpm
電気モーター:20.4kgm / 全域
燃料タンク容量 72L
燃費 約25.6km/L(欧州複合基準)
ブレーキ形式(前/後) ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ/ホイール 245/45R18
最高速度 約211km/h
0-100km/h加速 10.1
特記事項 ※一部推定値、非公式情報を含んでいる場合があります。

 

車両詳細画像ギャラリー

 

プジョー508 RXH ハイブリッド4 をもっと知りたい方はこちら

英国プジョー オフィシャルサイト(Peugeot UK)
英国プジョー 508 RXHオフィシャルサイト(Peugeot UK)
英国プジョー 508 RXHコンフィグレーター(Peugeot UK)
英国プジョー 508 シリーズカタログダウンロード(Peugeot UK)※個人情報の入力が必要です
英国プジョー 508 RXH 価格 / スペックダウンロード(Peugeot UK)※個人情報の入力が必要です

※本記事は2016年4月15日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。

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