
商用車はクルマの中でも、日々過酷な仕事に使われるという性質から、独特な魅力を持っています。普段はスポーツカーに惹かれるクルマ好きも、プロの道具として使われる商用車の細部を見ると、その機能性や合理性には共感できる部分が多々あるかもしれません。
中でもLCV(Light Commercial Vehicle)と呼ばれる欧州の小型商用車は、ハイパワーなエンジン、流線型の車体、前輪駆動を主体とした理想的なパッケージングなど、グランドツーリングカーとしての素養が強く、特にクルマ好きの心を掴む存在のひとつとなっています。
今回ご紹介するフィアット デュカト(Fiat Ducato)も欧州のLCV市場に名を連ねる1台で、日本での知名度・注目度が特に高いモデルのひとつです。2017年2月のジャパンキャンピングカーショーではFCAジャパン(フィアット・クライスラーの日本法人)がデュカトを参考出品、さらに日本導入を検討していると報じられ、その注目度は更に高まりました。
そこで今回はフィアット デュカトを徹底解説。デュカトがどのように生まれたのか、欧州LCV市場でどのような位置付けになっているかをご紹介します。また日本と同じ左側通行右ハンドルのイギリスで、デュカトがどのようにラインアップされているのか、複雑なボディバリエーションやパワートレインも網羅しました。これらの多くは日本に並行輸入することが可能です。お好みの仕様のデュカトを、イギリス仕様右ハンドルで並行輸入してみませんか?
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フィアット デュカトの特徴
フィアット デュカトは、フィアットとPSAプジョーシトロエン(現グループPSA)のジョイントベンチャーであるSevel(セヴェル)によって生まれました。SevelとはSociété Européenne de Véhicules Légersの略称で、英訳するとEuropean Light Vehicle Company、日本語では「ヨーロッパ軽量自動車会社」といった意味合いとなります。
1978年に発足したSevelの製品としてもっとも早く誕生したのがこのデュカトで、イタリアのSevel Sud(セヴェル南)から1981年から販売がはじまりました。主な市場は欧州と南米で、南米でも生産が行われています。以来1993年、2006年と2度のフルモデルチェンジを行い、Sevelの製品としては最も長い歴史を紡いできました。またデュカトは登場以来、プジョーとシトロエンの両ブランドで販売されており、3代目のプジョー版はボクサー/マネージャー、シトロエン版はジャンパー/リレーいう名称が仕向地によって使い分けられています。さらに2013年からは、フィアットとクライスラーの合併に伴い、北米にもラム プロマスターとして進出しました。遡れば初代ではアルファロメオやタルボからも販売されており、ジョイントベンチャーによって生まれたモデルらしく、マルチブランド・マルチチャンネルでの販売が、デュカトとその兄弟車の武器にもなっています。
ひとくちにLCVといっても、その大きさには様々なものがあります。全長4mを下回るフィアット フィオリーノ(乗用版はクーボ)などもありますが、デュカトはLCVの中では最大級のモデルで、日本ではトヨタ ハイエースや日産 NV350キャラバンのワイドボディ、そして、さらに大きな1.5トン/2トンのトラックが持つ同じ役割までも一手に担っています。欧州の古く狭い都心部から、国境を跨ぐ長距離輸送まで、このクラスのLCVはあらゆるシーンでその姿を見かけることができ、欧州LCVの花形とも呼べる存在かもしれません。
同クラスのLCVでフィアット デュカトとその兄弟車が占める欧州でのシェアは、2010年代の各ブランドを合算して20%弱で、20%強のメルセデス・ベンツ スプリンターにシェアで肉薄しています。また後輪駆動のスプリンターに対して前輪駆動のデュカトは低床化に有利で、さらに3代目では出力の向上も進んだこと、割にスプリンターよりも価格が安いことから、欧州でのキャンピングカーのベース車としてはデュカトが席巻しており、そのため業務用のみならず、パーソナルユースでも現地では馴染みのあるモデルとなっています。またそれらのキャンピングカーが日本に輸入されていることから、欧州LCVの中ではフィアット デュカトは日本での知名度も高まっています。
エクステリア
フェイスリフトで魅力アップ
デュカトは代々直線的なデザインが採用されてきており、その傾向は3代目に至り、更に顕著になっています。このクラスのLCVは積載性が求められる以上、キャビンはスクエアかつなるべく短いことが求められ、一方でまた高速巡航時の空気抵抗の軽減と衝突時の安全性確保のために基本的には流線型で短いボンネットを持つデザインに収束することが一般的です。その中でもデュカトはボンネットを、フロントスクリーンからほぼ連続したスラントノーズとすることで、ボンネットの存在感を持つライバルと比べると、特にモノフォルム感が強まっています。
登場時はこのスラントノーズに加えてフロントグリルとヘッドライトの位置関係から無骨さと愛嬌を併せ持つ顔立ちとなり、その姿は北欧のムーミン、旧日本国鉄のEF55電気機関車、あるいは第二次大戦時のドイツの大型輸送機であるメッサーシュミットMe 323「ギガント」を連想させるものでした。このようなデザインの方向性はSevelの別のプロジェクトであるフィアット クーボ/フィオリーノ、プジョー ビッパー、シトロエン ネモでも見られており、複数のブランドで販売するにあたり、ブランドに紐付けられるような個性を敢えて持たせたくなかったという理由が考えられます。とはいえこのデザインは欧州でも賛否が分かれたのか、2014年にはビッグマイナーチェンジを受け、他のフィアット各車に共通したフロントマスクに改められました。新しいデザインはヘッドライトとフロントグリルに一体感が生まれ、従来よりも高級感や精悍さが強調されています。
また、デュカトには「Maxi(マキシ)」と呼ばれるエクステリアのバリエーションが存在します。マキシ仕様はプロテクションモールがホイールアーチ部にも装備され、ややヘビーデューティーな外観になります。また、マキシ仕様は原則として積載荷重の大きさと紐付けられています。
ボディタイプ
用途に応じて3種類に大別
フィアット デュカトのボディタイプは多岐に渡っていて、トヨタに例えるならハイエースのバン、ワゴン、コミューター、ダイナ/トヨエースのルートバンとカーゴ、果てはカムロードやコースターが対応するような需要までを1車種でカバーしているので、その全容を把握するのは容易ではありません。そこでフィアットはデュカトを用途に応じて、Passanger Transport(パッセンジャートランスポート)、Goods Transport(グッズトランスポート)、Conversion(コンバーション)の3種類に大きく分類して、カタログやスペックシートもそれぞれに用意しています。(分類名は仕向地により異なります)
Passanger Transportは、文字通り人を運ぶための仕様で、以下のバリエーションが設定されています。
- Combi
- Combi Semiglazed
- Combi High
- Combi High Semiglazed
Combi(コンビ)はコンビネーション、つまり貨客両用を意味しています。基本は2列5人乗りで荷室が広く取られていますが、オプションで3列8人乗りの選択が可能。さらに助手席を2人がけとすることで、もう1人定員を増やすこともできます。一方、Semiglazed(セミグレーズド)仕様は荷室部分の窓がパネルで覆われており、3列仕様は選択することができません(Glazed=グレーズドとはガラス窓が嵌められていることを指すので、Semiglazedは部分的ガラス仕様であることを意味しています)。またHighはハイルーフを指しますが、同時にホイールベースも延長されています。またそれぞれのモデルで、積載重量に対した2種類のサスペンションが用意されています。
Goods Transportは物を運ぶことに焦点を当てており、購入後、そのまま荷物を積むクルマとして使えるようになっています。バリエーションは以下のとおりです。
- Van
- Glazed/Semiglazed Van
- Crew Van
- Dropside Truck
- Tipper
Van(バン)は文字通りバンボディで、基本は1列3人乗りです。リアドアを含み窓ガラスが開けられていないパネルバンを標準として、Semiglazed(部分ガラス窓)とGlazed(全面ガラス窓)が設定されています。CrewVan(クルーバン)は2列目が4人乗りの6人ないし7人乗りとなっており、外見は部分ガラス窓のSemiglazedに準じますが、2列目後ろには隔壁があり荷室とは隔てられています。ダブルキャブの有蓋トラックのような使われ方が想定されたモデルです。
Dropside Truck(ドロップサイドトラック)は無蓋トラック、Tripper(トリッパー)はダンプカーで、いずれもダブルキャブ仕様の設定があります。
Conversionは販売後に架装される前提の特装車です。基本はキャビンとシャシーでの販売が主で、そのままでは自走はできますが、実用性は持ちません。有蓋トラック、冷蔵車、自動車積載車、高所作業車、移動販売車、キャンピングカーなどのさまざまな架装を前提としており、シャシーはノーマルのものと低床仕様が設定されています。ユニークなものとしては、運転席のキャビン部分も架装されていないプラットフォーム単体販売が存在し、これはキャンピングカーなどで運転席の部分からすべてを架装するために供給されています(ただしキャンピングカーでは、フィアット純正のシャシーを使う以外に、低床で丈夫なAL-KO社のシャシーを利用するケースも、特に高価格なモデルでで多く見られます)。他にバンをベースとしたマイクロバス仕様や救急車仕様もConversionとして扱われています。
このようなフレキシビリティを確保しているのは、車体後部がパワートレインに左右されない前輪駆動のレイアウトを採用しているからに他なりません。特にConversionで単体販売されるプラットフォームを見ると、走行に必要な部分が非常にコンパクトであることに驚かされるかと思います。
とはいえ日本でデュカトの購入を想定した場合、リアまで車体が続いていて、室内と荷室が連続している仕様、すなわちCombiかVanのいずれかが、もっとも汎用性が高いのではないでしょうか。そこで、これらのボディタイプについては、以下で全長とホイールベース、全高の選択可能な組み合わせについて表に記載しています。あわせてご覧ください。
全高(mm) | ||||
---|---|---|---|---|
Standard 2269 |
High 2539 |
Super High 2779 |
||
全長 / ホイールベース(mm) | Short 4,963 / 3,000 |
C V |
V | – |
Medium 5,413 / 3,450 |
V | C V (M) |
– | |
Long 5,998 / 4,035 |
– | V (L) |
V (XL) |
|
Extra Long 6,363 / 4,035 |
– | V | V |
C:コンビの設定があります
V:バンの設定があります
※太字のM、L、XLは、それぞれFCAジャパンによる呼称です
なお、組み合わせによって後部窓ガラスの有無、積載重量、マキシ仕様の設定可否、パワートレインは制約が生じます。また積載重量仕様によって、全高は5mm下がる場合があります。詳細はコンフィギュレーターにてご確認ください。
インテリア
機能性を重視した親しみやすいレイアウト
フィアット デュカトの前席は左右対称のダッシュボード、インパネにレイアウトされたシフトレバー、そしてセンターコンソールがないなど、乗用車とは印象が異なる商用車らしい機能性やコストを重視したデザインが採用されています。とはいえ、日本の2トントラックなどが持つ良くも悪くも無骨な雰囲気はなく、自家用車として使っても違和感はありません。
計器類は夜間の視認性に配慮された赤に近いオレンジ色の照明で統一されており、これもフィアットの各モデルに共通しています。スピードメーターとタコメーターの間には大型の情報ディスプレイが装備され、走行距離や燃費、車体の情報、そして現在の速度を表示することができます。その下には燃料計と水温計が物理メーターとして配されており、画面を切り替えることなく常時確認することが可能です。ダッシュボードのセンタークラスターには空調の吹き出し口に挟まれるように、上段にオーディオ操作パネル、中段に空調の操作パネル、下段にハザードやデフォッガーなどのスイッチが配置されており、乗用車から乗り換えても操作に戸惑うことはないでしょう。
日本車を含む多くの商用車がそうであるように、ペダル配置を含むドライビングポジションは乗用車とは少し異なる感覚を受けるかもしれません。荷室容量をできる限り確保するためにパッケージングを最適化した結果致し方ない部分ですが、慣れで対応できる範囲には収まっています。シートはサイドサポート部と座面・背面で素材を使い分けたものが採用されており、長距離ドライブも苦にならないしっかりとしたものです。さらに、より高性能なスプリング入りのシートも用意されています。このシートは体重40kgから130kgまで、幅広い体格のドライバーに対応できるように設計されています。
Combi(コンビ)の2列目とオプションの3列目は座面が一体のベンチシートです。シートアレンジは多くありませんが、十分な車幅も相まって、良好な居住性を確保しています。
パワートレイン
イベコ製のハイパワーユニットを採用
フィアット デュカトのイギリス仕様のエンジンは2.3Lの直列4気筒ターボディーゼルが採用されています。フィアットのディーゼルエンジンであるMultiJetシリーズに位置付けられており、カタログではMultiJet IIという呼称がついていますが、他のフィアットのMultiJetとは異なり、デュカトのMultiJetはイタリアの商用車メーカー、イベコが設計開発を行ったものです。
2.3L仕様には110hp、130hp、148hp、そして177hpの4種類の出力仕様が設定されており、用途と予算に応じての選択が可能です。2.3Lの177hp仕様は、従来設定されていた3.0Lの177hp仕様を継承するものです。このエンジンは欧州のLCVの中でも極めてパワフルなもののひとつで、非常に余裕のある動力性能を実現しています。400Nmに達する最大トルクを含めて、3.0Lから2.3Lへダウンサイズしたにも関わらず、スペックはほぼ同一を維持しています。唯一の相違点は最大トルクの発生回転数が1,400回転から1,500回転へと100回転ほど上がったことです。
余談ですが、3.0Lエンジンと共通の基本設計を持つエンジンがダイムラーグループに供給されており、三菱ふそう キャンターで採用されているので、日本でも馴染みのあるエンジンでした。公称最高速度は約170km/hですが、ほぼ最高速度での巡航が可能な様子が、YouTubeには多数アップロードされています。
トランスミッションは6MTを基本として、2.3Lの110hp仕様を除き、コンフォートマチックと呼ばれるシングルクラッチ式の2ペダルMTとの組み合わせも用意されています。
なお、イタリア仕様を含む他の仕向地では、ディーゼルエンジンをベースにしたCNG(液化天然ガス)仕様車の設定があります。
また、デュカトの兄弟車ではブランドによって採用されているエンジンラインアップが異なり、この点で差別化が行われています。
※2017年2月現在、イギリス仕様のCombi(コンビ)で選択可能なエンジンは148hp仕様(MultiJet II 150)に限られます。その他のエンジンの選択の可否は未定です。購入を検討される場合はお問い合わせください。
足回り
DANGEL社製の4WDという選択肢も
デュカトのフロントサスペンションはマクファーソン・ストラットで、ショックアブソーバーは単筒式です。また、スタビライザーが装備されています。リアサスペンションは大荷重にも対応するリーフリジッドで、複筒式のショックアブソーバーが採用されています。
駆動方式は前輪駆動に限られ、他メーカーが同クラスで用意している後輪駆動や4WDの設定はありません。ただしヘビーデューティーな用途に対して、フランスのDANGEL社がビスカスカップリングをセンターデフに利用したフルタイム4WDシステムをデュカトに向けて供給しています。
経済性
良好な空力で優れた燃費性能を実現
デュカトの燃費は車体仕様により異なりますが、2.3Lのエンジンでは欧州複合モードで14.0~15.1km/L、また以前搭載されていた3.0Lのエンジンでは同11.7~13.1km/Lでした。同一の仕様でも燃費に差が生まれるのは、全長の長短によって生じる車重の違い、全高の大小によって生じる空気抵抗の違い、そして許容重量に応じて変更されるギア比の違いに起因しています。とはいえいずれも、日本の同クラスの商用車に比べると良好で、これは高速巡航が多い欧州の道路事情に応じて日本車よりもハイギアードなギア比が用意されていることや、流線型の車体が空気抵抗の軽減に寄与していることが挙げられます。
燃料タンク容量は90Lですが、仕様、またはオプション等の選択により、最小で60L、最大で120Lのものが用意されています。
装備とグレード
用途にあわせて装備を構築可能
複数のボディタイプが用意されているデュカトですが、グレードはモノグレードとなっており、どの仕様を選んでも運転席の環境は均等です。発注時には多彩なオプションから選択を行い、装備をアップグレードできるようになっています。
ここでは主要ボディタイプとしてCombi(コンビ)、そしてVan(バン)のガラス窓があるもの(Glazed/Semiglazed)と、ガラス窓がないパネルバンについての装備についてピックアップします。
各装備表は+ボタンで詳細が表示されます。また記載順序はCombiのカタログに準じます。
コンビ | バン | ||
グレーズド / セミグレーズド |
パネル | ||
ハロゲンヘッドライト | ● | ● | ● |
ウィンカー内蔵ドアミラー | ● | ● | ● |
リアドア・スライドドアのガラス窓 | ● | ● | ● |
熱線入りリアドアガラス | ● | ● | ● |
スライドドアの窓ガラススライド開閉機構 | ● | ● | ● |
フューエルキャップロック機構 | ● | ● | ● |
リアフォグランプ | ● | ● | ● |
サイドプロテククション(Maxiのみ) | ● | ● | ● |
ハイマウントストップランプ | ● | ● | ● |
燃料タンク125L仕様 | ▲ | ▲ | ▲ |
ミシュラン Agilis(高耐久タイヤ) | ▲ | ▲ | ▲ |
高反射ウィンドウスクリーン | ▲ | ▲ | ▲ |
ボディ同色ドアハンドル | ▲ | ▲ | ▲ |
電動調整・熱線入りドアミラー | ● | ● | ● |
プライバシーガラス | ▲ | ▲ | – |
コンフォートサスペンション | ▲ | △ | △ |
エアコンフォートサスペンション | – | △ | △ |
リアサスペンションリーフ増し | ▲ | ▲ | ▲ |
フロントフォグランプ | △ | △ | △ |
ヘッドライトワイパー/ウォッシャー | ▲ | ▲ | ▲ |
225/70 R15タイヤ+アルミホイール | △ | △ | △ |
225/75 R16タイヤ+アルミホイール | △ | △ | △ |
M+Sタイヤ | ▲ | ▲ | ▲ |
リア泥除け | ▲ | ▲ | ▲ |
メタリックペイント | ▲ | ▲ | ▲ |
エンジンアンダープロテクション | ▲ | ▲ | ▲ |
電動格納式ドアミラー | ▲ | ▲ | ▲ |
独立ハブキャップ | ▲ | ▲ | ▲ |
スライドドア下部格納式ドアステップ | ▲ | – | – |
セルフレベリングサスペンション | ▲ | ▲ | ▲ |
フロント泥除け | ▲ | ▲ | ▲ |
リアフットボード | ▲ | ▲ | ▲ |
トウバー対応仕様 | ▲ | ▲ | ▲ |
固定式トウバー | ▲ | ▲ | ▲ |
脱着式トウバー | ▲ | ▲ | ▲ |
アルミ製スキッドプレート | △ | △ | △ |
ピアノブラックスキッドプレート | △ | △ | △ |
ボディ同色フロントバンパー | △ | △ | △ |
LEDデイライト | ▲ | △ | △ |
ピアノブラックフロントグリル | ▲ | ▲ | ▲ |
●:標準装備
○:無償オプション
▲:有償オプション
△:条件付き有償オプション – 他のオプションとセット装着等の条件があります
□:一部仕様標準装備:有償オプションですが選択仕様により強制装着されます
エクステリアでポイントになるのは格納式のドアステップです。これはCombiで選択可能なもので、乗降時の負担を軽減します。(ただしドアが進行方向右側にしかない点は注意が必要です)
精悍かつタフな印象を与える樹脂色のバンパーですが、ボディ同色バンパーを一部の色で選択することが可能です。
コンビ | バン | ||
グレーズド / セミグレーズド |
パネル | ||
チルト・テレスコピックステアリング | ● | ● | ● |
高さ調整式運転席 | ● | ● | ● |
カップホルダー・冷蔵機能ボックス付き 多機能ダッシュボード |
● | ● | ● |
前席パワーウィンドウ | ● | ● | ● |
カップホルダー | ● | ● | ● |
鍵付き収納 | ▲ | – | – |
上級計器パネル | ▲ | ▲ | ▲ |
独立助手席(調整機能・アームレスト付き) | ● | ○ | ○ |
2人がけ助手席(中央3点ベルト付き) | ○ | ● | ● |
前席・荷室間バルクヘッド | – | ▲ | ● |
折り畳み・脱着式3列目ベンチシート | ▲ | – | – |
布張り上級ヘッドレスト | ▲ | ● | ● |
オーバーヘッド収納 | ▲ | □ | □ |
テクノダッシュボード | ● | ● | ● |
タブレットホルダー | ▲ | ▲ | ▲ |
シートカバー | ▲ | ▲ | ▲ |
運転席アームレスト・ランバーサポート | ● | ● | ● |
レザーステアリング・シフトノブ | ▲ | ▲ | ▲ |
運転席シートヒーター | ▲ | ▲ | ▲ |
助手席シートヒーター | ▲ | ▲ | ▲ |
スプリング入り運転席 | ▲ | ▲ | ▲ |
高断熱プラスチック製荷室トリム | – | – | ● |
●:標準装備
○:無償オプション
▲:有償オプション
△:条件付き有償オプション – 他のオプションとセット装着等の条件があります
□:一部仕様標準装備:有償オプションですが選択仕様により強制装着されます
インテリアでは革巻きのステアリングやシフトノブがオプションとなっています。シートヒーターやスプリング入りの運転席とあわせて、こだわる場合は選んでみたい装備です。
コンビ | バン | ||
グレーズド / セミグレーズド |
パネル | ||
パワーステアリング | ● | ● | ● |
デジタル時計・トリップコンピューター | ● | ● | ● |
電飾付き12Vソケット | ● | ● | ● |
前席断熱ガラス | ● | ● | ● |
スピードメーター・タコメーター | ● | ● | ● |
3ボタンリモコンキー・集中ロック | ● | ● | ● |
ルーフキャリア対応 | ● | ● | ● |
デイライト | ● | ● | ● |
リアウィンドウヒーター | ● | ▲ | ▲ |
エンジンオイルレベルセンサー | ● | □ | □ |
タコグラフ(走行記録装置) | ▲ | ▲ | ● |
110Ah強化バッテリー | ▲ | ▲ | ▲ |
オートワイパー・オートライト | ▲ | ▲ | ▲ |
高性能ドアロック | ● | ● | ● |
多機能ソケット | ▲ | ▲ | ▲ |
アイドリングストップ(130/150hp仕様のみ) | ▲ | ▲ | ▲ |
マニュアルエアコン | ▲ | ▲ | ▲ |
オートエアコン | ▲ | ▲ | ▲ |
リアシートエアコン | ▲ | ▲ | ▲ |
リアシートヒーター | △ | – | – |
ベバスト製独立自動ヒーター | ▲ | ▲ | ▲ |
ベバスト製独立制御機能付き自動ヒーター | ▲ | ▲ | ▲ |
盗難防止車外センサー | ▲ | ▲ | ▲ |
タイヤ空気圧モニター | ● | ▲ | ▲ |
コンフォートマチック(2ペダルMT) | △ | △ | △ |
クルーズコントロール | ▲ | ▲ | ▲ |
リミッター機能付きクルーズコントロール | △ | △ | △ |
リアパーキングセンサー | △ | ▲ | ▲ |
リア脱着式ルーフライト | ▲ | ▲ | ▲ |
バッテリーオフ機能 | ▲ | ▲ | ▲ |
トラクション+ ・ヒルディセントコントロール | ▲ | ▲ | ▲ |
180A強化オルタネーター | ● | ▲ | ▲ |
ブラックヘッドライトフレーム | ● | ▲ | ▲ |
リアドアカーゴネット | ▲ | ▲ | ▲ |
USB充電ポート | ▲ | ▲ | ▲ |
灰皿 | ▲ | ▲ | ▲ |
●:標準装備
○:無償オプション
▲:有償オプション
△:条件付き有償オプション – 他のオプションとセット装着等の条件があります
□:一部仕様標準装備:有償オプションですが選択仕様により強制装着されます
電装関係ではエアコンが標準では装備されていない点に注意が必要です。日本の気象環境を考えると、夏でも涼しい一部のエリアを除けば、エアコンのオプションを選択されることをおすすめします。必要に応じてシンプルなマニュアルエアコンと、高機能なオートエアコンの2種類が用意されています。
コンビ | バン | ||
グレーズド / セミグレーズド |
パネル | ||
前席3点シートベルトテンショナー | ● | ● | ● |
前席高さ調整ヘッドレスト | ● | ● | ● |
運転席エアバッグ | ● | ● | ● |
拡張機能付きESC(横滑り防止装置)・ABS | ● | ● | ● |
車線逸脱警告装置 | ▲ | ▲ | ▲ |
助手席2名用エアバッグ | ▲ | ▲ | ▲ |
助手席1名用エアバッグ | ▲ | ▲ | ▲ |
サイドエアバッグ・カーテンエアバッグ | ▲ | ▲ | ▲ |
フルサイズスペアタイヤ /ホイール | ● | ● | ● |
スペアホイールウィンチ | ● | ● | ● |
スピードリミッター(90km/h) | ▲ | – | – |
スピードリミッター(100km/h) | ▲ | □ | ▲ |
●:標準装備
○:無償オプション
▲:有償オプション
△:条件付き有償オプション – 他のオプションとセット装着等の条件があります
□:一部仕様標準装備:有償オプションですが選択仕様により強制装着されます
横滑り防止装置は拡張機能として、EBD(ブレーキ圧配分装置)、HBA(ブレーキブースト機能)、ヒルスタート、ヒルホルダー(坂道での後退抑制機能)、そしてLAB(ロード・アダプティブ・コントロール)が備わっています。LABは積載量に応じて最適な制御を行う機能で、商用車らしい装備といえます。
一方で助手席エアバッグやサイドエアバッグはオプション扱いとなっています。特に助手席エアバッグがオプションの理由は、助手席仕様が1人乗りと2人乗りがあるため、それとあわせて選択できるようにしたかったからだと考えられます。助手席の利用頻度が高い場合は選んでおきたいオプションです。
コンビ | バン | ||
グレーズド / セミグレーズド |
パネル | ||
ダッシュボードラジオ | ● | ● | ● |
右ドアミラー内蔵ラジオアンテナ | ▲ | ▲ | ▲ |
DABラジオ・ミラー内蔵アンテナ | ▲ | ▲ | ▲ |
DABラジオ・ルーフ内蔵アンテナ | ▲ | ▲ | ▲ |
5インチディスプレイオーディオ | ▲ | ▲ | ▲ |
DABラジオ・5インチディスプレイオーディオ | ▲ | ▲ | ▲ |
カーナビゲーションシステム | ▲ | ▲ | ▲ |
DABラジオ・カーナビゲーションシステム | ▲ | ▲ | ▲ |
リアビューカメラ | △ | △ | △ |
Bluetooth対応 | ● | ● | ● |
ステアリングリモコン | ● | ● | ● |
●:標準装備
○:無償オプション
▲:有償オプション
△:条件付き有償オプション – 他のオプションとセット装着等の条件があります
□:一部仕様標準装備:有償オプションですが選択仕様により強制装着されます
ラジオは全車に標準装備されており、標準でBluetoothにも対応しています。バックライトはスピードメーター等と同じ色に統一されており、統一感のあるインテリアを実現します。CDの再生が必要ならば、5インチのディスプレイオーディオを選択する必要があります。DAB(欧州で普及中のデジタルラジオ、手動での変調等が不要)はオプション扱いですが、日本で乗る場合には気にしなくても良いかもしれません。カーナビゲーションシステムは標準では日本の地図には対応していません。(割り込み等で日本のカーナビを対応させることができる場合があります)
なお、装備やオプションの設定は予告なく変更されることがあります。予めご了承ください。
総評
自分だけの1台を作り上げたいモデル
フィアット デュカトは多彩な需要にあらゆるボディタイプで対応しており、これを比較的手頃な価格で供給しています。例えば駆動方式に関して他社のような純正の後輪駆動の設定がないなど、比較すればライバルが秀でている部分もありますが、大重量の貨物を積載するわけではなく、前輪駆動を前提に選ぶならば、必ず比較対象に入るモデルと言えるでしょう。実際の欧州でのシェアの高さ、そしてキャンピングカーベース車両としての席巻は、それを裏付けています。また、フィアット・クライスラー・ジャパンによる正規輸入も示唆されたことで、デュカトはここ日本でも、今まで以上に存在感を強めつつあります。
とはいえデュカトの車体は大きく、広大な室内空間と引き換えに、日本での取り回しにはやや難がある部分もあります。単純に3列シートのミニバンとしてのみ使うならば、持て余してしまう部分もあるかもしれません。逆に創意工夫を行えば、色々なライフスタイルを実現してくれるパートナーとなってくれるはずです。
もしフィアット デュカトに乗られるならば、ぜひあなただけの特別な1台に仕上げられてみてはいかがでしょうか?
フィアット デュカトのライバルは?
フィアット デュカトのライバルは、メルセデス・ベンツ スプリンター、イベコ デイリー、ルノー マスター、フォード トランジット バンなどがあります。
メルセデス・ベンツ スプリンターはこのクラスのベンチマークとなるモデルで、前身のT1から一貫して採用している後輪駆動のレイアウトは、多少のパッケージングを犠牲にしつつも、積載重量上限でも安定した走行が可能なことから支持を集めています。またV6エンジンの設定もあり、動力性能も申し分ありません。一方で性能は価格に跳ね返っており、LCVとしては高価なモデルとなっています。日本には前身となるT1、そして初代スプリンターが(商標の関連から)T1Nとして導入されており、以前は日本の路上でも見かける機会が多かったモデルですが、現在は正規輸入が途絶え、徐々にその数を減らしています。なお、兄弟車としてフォルクスワーゲン クラフターが販売されています。
イヴェコ デイリーはイタリアの商用車専業メーカー(現在はイギリス資本)のイベコが投入するLCVで、大型トラックを主力とする>イヴェコにとっては最小のモデルです。元々はフィアットブランドで販売されていましたが、デュカトの登場に伴い、>イヴェコのモデルとしてラインアップし直されたという経緯を持っています。後輪駆動・ラダーフレームとデュカト以上にヘビーデューティーな用途に対応したモデルで、一方でメルセデス・ベンツ スプリンターに対して価格がやや安価なことから、価格と性能のバランスに優れたモデルとして一定の支持を得ています。
ルノー マスターとフォード トランジット バンは、前輪駆動モデルと後輪駆動モデルの両方をラインアップすることで、幅広い需要に対応しています。一方で駆動軸を2種類用意するために、やや冗長性を持たせたパッケージングとなっています。またルノー マスターは日産 NV400としても販売されており、日産ブランドであることから日本での注目度も上昇しているモデルです。
これらのライバルと比べると(DANGELによる4WDの設定もありますが)デュカトは前輪駆動を基本とした設計とすることで、パッケージングの最適化を行い、多彩なバリエーションや広大な荷室容量、そしてライバルに対して比較的手頃な価格を実現している点が特色です。ヘビーデューティーな用途を前提とするとライバルに劣る部分もありますが、一方でそれほどの重量物を積まない場合はデュカトのコストパフォーマンスの高さが優位性となっています。
実際に以前はスプリンターをベースにすることが多かった欧州の上級キャンピングカーも、現在はデュカトがベースとして選択される機会が増えており、そのコストパフォーマンスの高さが伺えます。デュカトは特に自家用車として選ぶ場合、優れたLCVであるということができるでしょう。
フィアット デュカトの正規輸入仕様について
ジャパンキャンピングカーショー2017(千葉県千葉市幕張メッセ、2月2日から5日まで)にて、フィアット・クライスラー・オートモービルの日本法人であるFCAジャパンは、デュカトの参考出品を行いました。
出品されたデュカトはFCAジャパンがLと呼ぶ車体で、全長5,998mm(Long)と全高2,524mm(High)というボディサイズです。他にも全長5,413mm(Medium)と全高2,524mm(High)のM、そして全長5,998mm(Long)と全高2,764mm(Super High)のXLのラインアップが計画されています。
また参考出品車は、側面はパネルでガラス窓を持たないものの、バックドアはガラスとなっており、運転席助手席は180度回転可能、Maxi仕様に準じるホイールアーチのプロテクターを装備、本来の荷室空間は荷室としても一切の架装が行われておらず、さらにスライドドアは左側のみとなるなど、日本で使われるキャンピングカーのベース仕様として構成された特別仕様車です。パワートレインは180hp仕様の2.3L MultiJet IIに、コンフォートマチックの組み合わせです。
FCAジャパンは、このデュカトのベース仕様車を日本国内のキャンピングカービルダーに向けて供給することを計画しているとのことです。実現した場合、ビルダーにとっては、特にベース車の車体をそのまま活かしたタイプのキャンピングカー(バンコンバーション・バスコンバーション)で、トヨタ ハイエースやコースター、日産 NV350キャラバン以外のベース車両の選択肢が増えることになります。またキャンピングカーユーザーにとっては、従来は輸入車に限られていたフィアット デュカトベースのキャンピングカーを、準国産車として入手できるようになります。
販売は通常のフィアットディーラーでは行われず、キャンピングビルダーから、キャンピングカーとして完成した状態で行われることが想定されています。またデュカトベースのキャンピングカーのために、従来と異なるサポート網の構成が必要とされており、この構成ができるかどうかが実際の導入の可否を決める鍵となりそうです。
残念ながらフィアット ディーラーを通した顧客への直接の販売は、2017年2月現在、予定されていないとのことです。
フィアット デュカトを日本に並行輸入した場合の乗り出し価格は?
フィアット デュカトのイギリスでの販売価格は乗用モデルのDucato PassangerのCombi(コンビ)仕様、ミディアムボディ、ハイルーフボディのDUCATO Euro 6 COMBI 33 MH2 2.3 150 SCR MULTIJET IIにマニュアルエアコンを追加した状態で、37,476ポンドです。並行輸入した場合の日本国内乗り出し価格は、下記の表を参考にしてください。コアカーズを運営する並行輸入者販売店ワイエムワークスでの最新の為替レートに基づいた諸経費込みの販売価格を表示しています。
キャンピングカーのベース仕様車の正規輸入の可能性が高まっているフィアット デュカトですが、Combi(コンビ)やVan(バン)の購入は、現地の多彩な仕様を選択可能な並行輸入が現実的な方法となりそうです。
この記事ではイギリス仕様を紹介していますが、左ハンドルの各仕様も輸入可能です。余裕のあるミニバンや送迎車用途、趣味のトランスポーター、自分でビルダーに持ち込んでワンオフのキャンピングカーを作るためのベース車両として欧州仕様のデュカトを購入されたい場合はお気軽にご相談ください。
現在、英国内のグレード整理・価格改定に伴う調整作業中です。日本国内での乗り出し価格の目安はお問い合せ下さい。
※国内乗り出し価格目安は、ご覧の時点での為替レートにて算出しております。 金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスをお願いします。
スペック表
フィアット デュカトのカラーやサイズなどのスペックは以下をご確認ください。+ボタンで詳細が表示されます。
車名 | フィアット デュカト / Fiat Ducato | ||
---|---|---|---|
サンプルグレード | パッセンジャー | グッズ | |
コンビ | バン | ||
エンジン | MultiJet II | ||
150 | 110 / 130 / 150 | 180 | |
英国販売価格(£) | 31,244 〜 | 27,093 〜 | 35,253 〜 |
ハンドル | 右 | ||
ドア数 | 4 | 5 | |
乗車定員 | 5(6/8/9) | 3(2) | |
ボディカラー | レッド インペリアルブルー ラインブルー デュカトホワイト レイクブルーM(OP) ゴールデンホワイトM(OP) アルミニウムグレーM(OP) ブラックM(OP) スレートグレーM(OP) ※M:メタリックカラー、OP:オプション |
||
全長(mm) | 設定可能な組み合わせはボディタイプの項をご覧ください | ||
全高(mm) | |||
ホイールベース(mm) | |||
全幅(mm) | 2,050 | ||
トレッド前/後(mm) | 1,810 / 1,790 | ||
車両重量(kg) | 1,950 – 2,060 | 1,860 – 2,215 | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC | ||
16バルブ | |||
燃料 | 軽油 | ||
吸気 | 高圧ターボ | ||
燃料噴射 | 直噴 | ||
排気量(cc) | 2,287 | ||
内径 x 行径(mm) | 88 x 94.6 | ||
圧縮比 | 16.2 | 未発表 | |
最高出力(kW/rpm) | 109 /3,600 | 82 / 3,600 96 / 3,600 109 / 3,600 |
130 / 3,500 |
最大トルク(Nm/rpm) | 350 / 1,500 | 300 / 1,800 320 / 1,800 350 / 1,800 |
400 / 1,500 |
変速機 | MT / 2ペダルMT(110 MultiJet IIを除く) | ||
変速機形式 | シングルクラッチ | ||
段数 | 6 | ||
最高速度(km/h) | 160 | 154 – 160 | 170 |
0-100km/h加速(秒) | 未発表 | ||
燃費(km/L) | 15.6 – 16.1 | 未発表 | |
燃料タンク容量(L) | 90 | ||
サスペンション前 | マクファーソン・ストラット | ||
サスペンション後 | リジッドリーフ | ||
タイヤ前 | 225/70 R15 | ||
タイヤ後 | 225/70 R15 | ||
ブレーキ前 | ベンチレーテッドディスク | ||
ブレーキ後 | ディスク | ||
最小回転半径(m) | 5.5 / 6.23 (Short / Medium) |
5.65 / 6.23 / 7.14 (Short / Medium / Long・Ex Long) |
|
特記事項 | 1kWは約1.34hp(英馬力)、約1.36ps(仏馬力)です |
フィアット デュカトのカタログ・価格表ダウンロード
- フィアット プロフェッショナル 英国 カタログダウンロード
(Fiat Professional UK – Request a Brochure)※2017年2月2日現在、カタログのスペックシート(Technical Specification)の情報は、エンジンがユーロ5対応までのもので、やや古くなっており、特に180hp仕様のデータが異なります。通常のカタログ、またコンフィギュレーターを併せてご確認ください。
フィアット デュカトの現地法人・ディーラーリンク
- フィアット プロフェッショナル 英国 デュカトのオフィシャルサイト (Fiat Professional UK)
- パッセンジャー トランスポート (Ducato Passanger Transport)
- グッズ トランスポート (Ducato Goods Transsport)
- コンバーション (Ducato Conversion)
- フィアット プロフェッショナル 英国 デュカトのコンフィギュレーター (Fiat Professional UK)
- パッセンジャー トランスポート (Ducato Passanger Transport)
- グッズ トランスポート (Ducato Goods Transsport)
- コンバーション (Ducato Conversion)
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※本記事は2017年2月2日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。