【並行輸入車】新型ルノー メガーヌを徹底解説。ディーゼルエンジン、EDCなど、お好みの仕様を並行輸入します。

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ルノー メガーヌ

メガーヌ(Megane)と聞くと、ニュルブルクリンク サーキットでFFマシンの最速タイムを叩きだしたホットハッチ、メガーヌRSを思い出す方も多いでしょう。しかしヨーロッパでのメガーヌは、ライバルのフォルクスワーゲン ゴルフ(Volkswagen Golf)やフォード フォーカス(Ford Focus)などに比肩する、Cセグメントのファミリーカーを代表するモデルのひとつです。

そのメガーヌのニューモデルが2015年9月のジュネーブショーで発表され、2016年夏からのリリースが予定されています。日本への導入計画はまだ発表がありませんが、ひと足早く、右ハンドル・イギリス仕様を並行輸入して、日本で乗ってみませんか?

完全新設計の「オールニュー・メガーヌ」

ルノー メガーヌ(初代)

ルノー メガーヌ(初代)

メガーヌは1995年、コンパクトモデルとして定評のあったルノー19の後継車として登場しました。ハッチバックとセダン、ステーションワゴン、後年にはカブリオレも加えられた幅広いボディタイプ、多彩なエンジンバリエーションで欧州で根強い人気を得ました。

2002年に登場したシリーズ2からは、ルノー スポールのチューンによる高性能版の「RS」が加えられ人気を呼びました。特に各メーカーの高性能マシンが、ニュルブルクリンク北コースを舞台に繰り広げた“FF最速バトル”は、メガーヌ=リアルスポーツというイメージを決定づけました。また、ルノー・ジャポンはメガーヌの他グレードでも5速MTや、ハイパワー・ターボエンジンのモデルを積極的に設定し、メガーヌのスポーティなイメージが日本でも定着しました。もちろん、メガーヌの魅力はそれだけではありません。大人5人が快適に過ごせる室内、たっぷりとしたラゲッジスペース、そしてフランス車の伝統を感じさせるしなやかで快適な乗り味は特筆すべきものでした。

ルノー メガーヌ(4代目)

ルノー メガーヌ(4代目)

今回発表された4代目となる最新のメガーヌはプラットフォームを刷新し、エスパス(Renault Espace)などと同様の日産・ルノー共同開発のCMFプラットフォームが新たに採用されています。さらに先代から1速増えた7速デュアルクラッチトランスミッションのEDCや、「マルチセンス」と名付けられた協調制御、縦長8.7インチのフラットディスプレイによるマルチメディア機能など、最新装備が充実しています。もともと乗り心地や操縦安定性、乗員の快適さといった感性評価が高く、メカとしての熟成度も高かったメガーヌが、最新テクノロジーを得てさらに進化しています。どんな走りで楽しませてくれるのか、デリバリーが待たれます。

Nouvelle Renault Mégane (約63秒)

 

力感を増した個性的なエクステリア

ルノー メガーヌ

ルノー メガーヌ

すべてが変わった今回のメガーヌ。新旧2台を見くらべてみるとデザイン面でもその新しさが見えてきます。

まず、曲線基調で丸いイメージの旧型から、新型では直線的でシャープな仕上がりとなりました。リアフェンダーはブリスター状に強調され、大幅に力感を増しています。さらに新しさを印象づけるのが、上位モデルのエスパスやタリスマン(Renault Talisman)にも共通する力強い新デザインのフロントグリルです。ローレンス・ヴァン・デン・アッカーの指揮の元に各モデルのデザインの統一感をはかっているルノーですが、上級モデルと共通のグリルを採用していることからも、新型メガーヌは新世代を背負って立つモデルといえます。

そして何より目を引くのは個性的な形状のLEDヘッドライトでしょう。他に類を見ない独特なデザインが、フロントグリルをキリッと引き締めます。

 

大型ディスプレイが目を引くインテリア

大型ディスプレイが目を引くメガーヌのインテリア

大型ディスプレイが目を引くメガーヌのインテリア

室内に入ると、ダッシュボード中央に据えられた大型ディスプレイが目に入ります。ベーシックモデルで7インチ、上級モデルでは8.7インチとなるこの縦型ディスプレイは、タブレットのように操作することで、オーディオなどのカーエンターテイメントや、ナビゲーションを含むドライビングインフォメーションにアクセスできます。

また、ヘッドアップディスプレイも装備されるなど、メガーヌのインテリアは一気にモダンで先進的な印象に生まれ変わりました。近年のルノーのインテリアは曲線基調の有機的なデザインが採用されていますが、この新型メガーヌのインテリアはドイツ車のような緻密な雰囲気を纏っており、このあたりにもルノーの新時代を感じさせます。

もちろん変わらないものもあります。ルノーが得意とするシートは、相変わらず大ぶりなサイズで座り心地にも期待が持てます。さらに、大人5人が座った状態で434Lのラッゲージスペースが確保されています。これは、Cセグメントのベンチマークであるフォルクスワーゲン ゴルフをわずかに凌ぐ広さです。

 

ガソリン・ディーゼルともに最新のエンジンを搭載

ルノー メガーヌ エンジンルーム

ルノー メガーヌ エンジンルーム

メガーヌには、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンが2種類ずつ、計4種類のエンジンが設定されています。いずれも直列4気筒のターボエンジンです。構成は以下の通りです。

【ガソリンエンジン(TCe)】

  • TCe 130:1.2L 130馬力 (H5Ft型) 6MT/7EDC
  • TCe 205:1.6L 205馬力(M5M型) 7EDC

【ディーゼルエンジン(dCi)】

  • dCi 110:1.5L 110馬力(K9K型) 6MT/7EDC
  • dCi 130:1.6L 130馬力(R9M型) 6MT

このうち、TCe 205はGT専用のエンジンとなっており、逆にGTではその他のエンジンを選択することができません。また、エントリーグレードのエクスプレッション+では、dCi 130を選択することができません。

H5Ftはルノー・日産における新世代の主力直噴ガソリンターボエンジンで、ルノー クリオ(日本名ルーテシア)/クリオ エステート、キャプチャー、カングー、カジャール日産 キャシュカイパルサーなどで採用されていますが、メガーヌのものはカジャールとともに、130馬力を発揮するもっともハイチューンな仕様が採用されています。

M5Mはルノー・日産のスポーツモデルや上級モデルで採用されている最新の直噴ターボエンジンで、GTのみで選択可能です。ルノー クリオRS(ルーテシアRS)、タリスマン、エスパス、日産 キャシュカイ、パルサー、ジュークなどで採用されていますが、205馬力仕様はメガーヌGT専用チューンとなります。

K9Kはルノー・日産の主力ディーゼルエンジンで、ルノー クリオ/クリオ エステート、カングー/グランカングー、日産 キャシュカイ、パルサー、ダチア サンデロロガンMCV、またメルセデス・ベンツ Aクラスなどで幅広く採用されています。2001年から生産されているエンジンで、メガーヌのラインアップの中では唯一タイミングベルトとなりますが、年々改良が続けられており、現在は16万キロ交換不要を謳っています。

最後にR9Mはルノー・日産の新世代上級ディーゼルエンジンで、ルノー エスパス、トラフィック、タリスマン、日産 キャシュカイ、パルサーなどで採用されています。ツインターボ160馬力仕様もある同エンジンですが、メガーヌのものはシングルターボの130馬力で、やや控えめなスペックで経済性に配慮したものとなります。

 

GTモデルには新メカニズム「4コントロール」も用意

メガーヌ GT には四輪操舵システム「4コントロール」を搭載

メガーヌ GT には四輪操舵システム「4コントロール」を搭載

フランスでは夏のバカンスの際に、人と荷物を満載して 1,000キロ近くの長距離移動を行います。こうした環境が育んだ歴代メガーヌの走りは、骨太で、かつしなやか、長い距離になればなるほど、その走りの実力を遺憾なく発揮してきました。

新型メガーヌにも、こうした美点はきっと受け継がれているはずです。サスペンション形式は変わらず、フロントがマクファーソン・ストラット、リアがトーション・ビームですが、新モデルでは、さらに熟成が進められています。

さらに、もっともスポーティなGTモデルには、エスパスなどでも採用されている4輪操舵システム「4コントロール」が用意されています。低速では前輪と逆方向に後輪を操舵することで優れた回頭性を実現。中〜高速では前輪と同方向に操舵することで、レーンチェンジなどを安定して行えるようになります。最新の電子デバイスが与えられ、その走りに一層磨きがかけられたといってもいいでしょう。

 

ディーゼルエンジンは29.3km/Lの低燃費

欧州複合基準による燃費ですが、TCe 130エンジンの場合、6速MTの組み合わせで 21.9km/L、7速EDCとの組み合わせで 21.4km/Lです。ディーゼルエンジンは、dCi 130エンジンと6速MTの組み合わせで29.3km/L、7速EDCとの組み合わせでも 25.0km/Lと、かなりの低燃費です。

燃料タンク容量も47Lと余裕があるので、グレードや道路環境によっては1,000km以上のロングランも期待できるかもしれません。

 

使うほどに馴染む、ルノーのクルマづくりが味わえる一台

ルノーはユーザーの人生に寄り添うようなクルマづくりをするメーカーです。とりたてて他人にひけらかすようなデザインや性能はないものの、乗るごとに、使うごとに、その人のライフスタイルや乗り方に馴染み、気付くと手放せなくなっている、そんな生活の道具としてのクルマを多くリリースしてきました。たとえば日本で人気のカングーなどはその代表的なモデルといえるでしょう。

今回のメガーヌも、人を中心に考えるルノーのクルマづくりの延長線上にあると考えられます。どんなシチュエーションにも似合うデザイン、心地よいインテリア、そして長く走れば走るほど快適さを感じさせる骨太の走りはそのままに、時代に合わせてマルチセンスのような最新の電子制御技術も加え、さらにバージョンアップをしてきた、というのが4代目となったメガーヌの在り方ではないでしょうか。

ルノー メガーヌ

ルノー メガーヌ

 

激戦区、欧州Cセグメントでのメガーヌのアドバンテージは?

フォルクスワーゲン ゴルフ VII

フォルクスワーゲン ゴルフ VII

メガーヌが属するCセグメントは激戦区です。このクラスで絶対的な存在ともいえるフォルクスワーゲン ゴルフをはじめ、欧州で高い実力が評価されているフォード フォーカス、さらに人気上昇中のプジョー 308や、オペル|ボクスホール アストラ、アウディ A3、シトロエン C4、アルファロメオ ジュリエッタ、そしてグループ内のライバルでもある日産 パルサーなど、実力と個性を兼ね備えたモデルが文字通りひしめいています。

その中でメガーヌは、フランス車らしいしなやかで優しい乗り心地や、それと相反するかのような高い運動性能、充実した最新の電子デバイスなどがセリングポイントといえます。さらに、プラットフォームも最新設計ですので、その点も上記のライバルに対する大きなアドバンテージになっています。さらにエンジンも環境性能と経済性に優れたものを揃えており、贔屓目なしに、自信を持って選べる一台に仕上がっています。

 

5つのモードを備えた新装備「マルチセンス」

新型メガーヌのマルチセンスは5つのモードを選択可能

新型メガーヌのマルチセンスは5つのモードを選択可能

オールニュー メガーヌの注目すべき新装備に、マルチセンスがあります。エンジンの出力制御に加え、エアコン、電動パワーステアリングなどを統合的に制御することで、シチュエーションに応じた走りを演出する機能です。

選べるモードは、ニュートラル、エコ、コンフォート、スポーツ、好みの設定ができるパーソナルモードの5種類。たとえばエコモードでは、エンジンレスポンスや電動パワーステアリングのアシスト量、エアコンの能力を抑え、燃費重視の設定を行います。スポーツモードではエンジンやEDCの制御でも、そのポテンシャルをフルに活かした走りを演出します。またGTの4コントロール装着車の場合は、4コントロールも統合制御します。

そのほかにも、自動ブレーキや、車線はみ出しを警告するレーンデパーチャーウォーニングをはじめ、自動縦列駐車のハンズフリーパーキング、前車のスピードに合わせて車速をコントロールするアダプティブクルーズコントロールなど、最新の電子デバイスがひと通り用意されています。

 

おすすめは充実装備のディナミクS+7速EDC

オールニュー メガーヌ、イギリス仕様の場合、グレードは全部で6種類です。ベーシックなエクスプレッションに始まり、マルチセンス装備のディナミク、ダッシュボードのモニタが8.7インチに拡大されるディナミクS、18インチアルミホイールなどほぼフル装備となるシグネチャー、それに205馬力エンジン搭載のGTと、GTの要素を取り入れてエンジンの選択肢を増やしたGTラインです。また、今後はステーションワゴンモデルもラインアップに追加される予定です。

このなかで一台を選ぶならどれがいいでしょうか。先ほどもご紹介したように、生活の一部としてさまざまなシーンで長く使うなら、ディナミク、あるいはディナミクSがいいのではないでしょうか。このグレードであれば、オートライトやオートエアコン、レーンデパーチャーウォーニングなどが標準装備されいていることに加え、オプションで自動ブレーキやハンズフリーパーキング、アダプティブクルーズコントロールを追加することも可能です。長く乗るなら、装備が充実している方が後々便利です。

エンジンは長距離が多い方なら燃費の良いディーゼルを、街中やその周辺がメインという方ならレスポンスに優れたガソリンをおすすめします。また、7速EDCとの組み合わせであれば、日本の渋滞でも苦にならにでしょう。

 

注目のメガーヌ並行輸入、日本国内での乗り出し価格は?

日本にメガーヌを並行輸入した場合、おすすめグレードのメガーヌ ディナミクSに、1.5LディーゼルエンジンであるdCi 110と7速EDCの組み合わせで、イギリス仕様右ハンドルで21,600ポンドです。並行輸入した場合の日本国内での乗り出し価格は、諸経費込で、390-420万円(2016年8月8日為替レート1ポンド133円にて計算)くらいになりそうです。

また、左ハンドル仕様の注文も承ります。お気軽にお問い合わせ下さい。

 

国内乗り出し価格の目安:(税金・諸費用込)

※表示金額はご覧になっている時点での為替レートにて算出しております。
※輸入国からの輸送料、各種税金、検査費用、登録諸費、納車費用(大阪近郊)は全て含まれています。
※正式なお見積り、遠方への納車費用など、改めてご提示いたしますのでお問い合わせください。

金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスしてください。

 

 

ルノー メガーヌのスペック

スペックの詳細は、「+」ボタンクリックで表示されます。

Renault Megane Dynamique S Nav ENERGY dCi 110 Auto £21,600
車名 ルノー メガーヌ / Renault Megane
サンプルグレード Dynamique S Nav ENERGY dCi 110 Auto
  £21,600
型式
初度登録 国内未登録新車
車検 受け渡し
走行距離
ハンドル
ドア数 5
カラー グラシエ ホワイト
アークティック ホワイト(OP)
マーキュリー(OP)
デューン(OP)
ダイアモンド ブラック(OP)
チタニウム グレー(OP)
フレーム レッド(OP)
コスモス ブルー(OP)
スティール ブルー(OP)
アイロン ブルー(OP)(GT専用色)
※OP:オプション設定
全長x全幅x全高 4,359× 1,814 × 1,447 mm
ホイールベース 2,669 mm
トレッド(前/後) 1,591 mm / 1,586 mm
車両重量(乾燥) 1,429 kg
乗車定員 5名
トランスミッション 7速 EDC(デュアルクラッチ)
エンジンタイプ 水冷直列4気筒 コモンレール直噴
総排気量/内径x行程 1,598cc / 80.0 × 79.5 mm
圧縮比  –
最高出力 130hp/4000 rpm
最大トルク 320Nm/1750 rpm
燃料タンク容量 47L
燃費 25.0 km/L(欧州複合基準)
ブレーキ形式(前/後) ディスク/ディスク
タイヤ/ホイール 205/50 R17
最高速度 約198km/h
0-100km/h加速 約10.0秒
特記事項 ※一部推定値、非公式情報を含んでいる場合があります。

車両詳細画像ギャラリー

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