【並行輸入車】フィアット クーボを徹底解説。イギリス仕様右ハンドルで並行輸入します

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フィアット クーボ

フィアット クーボ(Fiat Qubo)は、ヨーロッパで人気のBセグメントのコンパクトミニバンです。商用バージョンのフィオリーノ(Fiorino)も発売中で、シトロエンからはネモ(Citroen Nemo)、プジョーからはビッパー(Peugeot Bipper)がリリースされていますが、家族の乗用ミニバンとして専用設計されているのはクーボだけです。

組み合わされるエンジンは1.4 L 77HPガソリンエンジンと、小排気量ディーゼルエンジン 1.3 L 80HP/95HPのマルチジェット(ディーゼルターボ)を選べます。今回はそんなフィアット クーボを徹底解説します。イギリス仕様・右ハンドル版を並行輸入してみませんか?

クルマ好きなパパ・ママにこそ選んでほしい

子どもとの遊び道具もどんどん積める

2ボックスでハイトの高いマルチパーパスモデルというと、やはり筆頭にあげられるのは ルノー カングー(Kangoo)ではないでしょうか。人も荷物もたくさん積める広い室内、乗用車ベースの懐の深いシャシーと安定性に富んだ足回り、長距離の移動も楽にこなすドライバビリティなどが人気を呼んでいます。

そのコンパクト版として位置づけられるのが、この クーボ。全長4メートル弱、幅1.7メートルは、欧州Bセグメントのサイズです。

家族や仲間とのドライブはもちろん、広い室内を活かしてキャンプやアウトドアスポーツの相棒にも良さそうです。

そしてクーボは、小さい子どもがいるクルマ好きの方にとって“子育てカー”としてピッタリな1台です。今回はその理由を大きく3つに分けてご紹介していきましょう。

 

理由その1:見て、乗って、運転して、楽しい

愛嬌のある顔立ち

家族で乗るのであれば、家族みんなが好きになれるクルマがいいですよね。奥さんも子どもも「乗りたい!」と言ってくれるようなクルマ。その点、クーボはバッチリです。ニュッと下くちびるを出したような愛嬌ある顔つき、そしてリアに向かって跳ね上がるような軽快なウィンドウグラフィック。そしてイタリア車らしい明るくポップなボディカラー。ほら、ひと目見ただけで楽しくなってしまうような雰囲気がありますよね。

乗りたくなると、当然どこかに出かけたくなります。「次はどこに行こうか?」そんな会話で家族が盛り上がるだけでも楽しそうです。そんなふうに、クーボにみんなで楽しく乗って、いつもお出かけしていたら、ご近所さんからも「あのおうち、いつも仲良くていいわね」なんて評判になりそうです。

ただ、クルマ好きのパパ(ママも?)には、運転フィールも大事。どんな道も元気に、思い通りに走れたほうがいいし、そうでないとわざわざ選ぶ価値がないですよね。ご安心ください! クーボはフィアットの人気ハッチバック「プント(Punto)」がベース。実はこのプント、ドイツのオペルとシャシーを共同開発したおかげで、しっかりとした剛性と、そこから来るハンドリングの良さに定評があるのです。基礎がしっかりしているから運転フィールもしっかり。さらにフィアットらしい快活な味付けで、クーボは楽しいクルマに仕上がっています。

 

理由その2:子育てにちょうど良いコンパクトさ

スライドドアは子どもの乗り降りもラクラク

全長3,959×幅1,716mmのコンパクトサイズ。全長はトヨタ「アクア(Aqua)」の3,995mmとほぼ同じです。当然、前後のスペースには限りがあります。その反面、ルーフ高は1,735mm。室内も当然たっぷりと高さが確保されています。実はこのスペースが子育て世代にはジャストサイズなのです。

小さい子どもの場合、何かと手間がかかります。ベビーシートやチャイルドシートに座らせることから始まり、おやつや飲み物を与えたり、乗っていることに飽きたらあやしてあげたり。そんなときクーボならタテヨコ方向に近いからすぐに手が届いて、何かと面倒がみやすいです。しかも、天地方向にたっぷりスペースがあるので、シートベルトを締めたり外したり、子どもの着替えをさせたりするときも、パパやママの頭がルーフにつかえることはありません。これ、けっこううれしいポイントです。それに、それぞれのシートの距離が近いから、家族みんなの声がよく聞き取れて、会話もはずみます。家族で楽しく会話をしていたら、目的地までの距離もより短く感じられそうですし、きっと帰ってからの良い思い出になることでしょう。

また、小ぶりなボディサイズは運転しやすく、近所のショッピングセンターなどにお買い物に出かけるときもお手軽、駐車場に停めるときもラクラクです。たまにはママが運転して、パパは子どもと一緒に、ということも気軽にできそうです。

ただ、コンパクトとはいえ、定員乗車で330〜650(パーセルシェルフを取り外した状態)Lと、収納量は確保されています。セレブに人気のマクラーレン(ベビーカーのメーカーです)のように最近、大ぶりになっているベビーカーもしっかり収納できます。

 

理由その3:他に乗っている人が少ない

遠くからでもすぐに分かる独特のデザイン

クーボのオーナーは、日本にはそういません。フィアット、イタ車系のイベントにでも参加しない限り、二度と同じ車種に出会うことはないかも知れません。
それって、いいことだと思いませんか。だって、家族のシンボルになるからです。駐車場に停めてあるクーボは、仲の良い家族の象徴になります。特徴的なシルエットは、お絵かきのモチーフとしてもピッタリ。他には見かけることはないから、オンリーワンのシンボルです。
やがて子どもたちが大きくなって、たとえクーボを手放したとしても、「むかし乗っていたねぇ」「カタチがおもしろくて憶えてる」「いろんなところに出掛けたよね」なんて、家族で賑やかに思い出せることでしょう。

もうひとつ実用的なメリットを。お買い物でショッピングセンターの広い駐車場に停めたとき、クーボだったらすぐに発見できます。あっちこっち迷ったりすることなく、子どもたちもお気に入りのクーボの元に一目散に走って行けそうです(他のクルマには注意してね)。ディズニーランドのような広大な駐車場ならなおのこと。一日遊んで駐車場に返ってきたとき、マイカーがなかなか見つからないと、疲れも手伝ってちょっとイラッときたりしますが、クーボならそんなことはありません。

 

つまり、わが家だけの楽しい時間がもてる一台

みんなで乗ると、さらに楽しい(左ハンドル仕様)

みんなで乗ると、さらに楽しい(左ハンドル仕様)

子どもとクルマで一緒にお出かけしたりして遊べるのは、実はほんのわずかな期間でしかありません。連れ歩きが楽しくなるのは3歳くらいからでしょうか。そして、中学校に入ったら部活動が始まったり友だちができたりして一緒の時間は少なくなります。中学受験をするとなると、小学校5年生くらいからクルマに乗るのは塾の送り迎えだけ、ということも。子どもとクルマで楽しむ“ゴールデンタイム”は、実はわりと短いのです。

だからこそ、クルマ選びは重要なのです。パパもママも、そして子どもたちも楽しく乗れて、どれだけ思い出をたくさん残せるか。そんな視点で選んだとき、ベストの一台としておすすめしたいのがクーボなのです。

 

気になる燃費は?

ファミリーカーとして長く乗るなら、やはり真っ先に気になるのは燃費でしょうか。

1.4 Lガソリンエンジンで約15.1km/L、1.3Lマルチジェットエンジンで約22.7km/L(いずれも欧州複合基準)となっています。
また、燃費向上のためのスタート&ストップ機構も装備されています。

ロングドライブに出かけることが多い場合は、マルチジェットエンジンをチョイスした方がメリットは大きいでしょう。

 

エンジンのバリエーションは?

イタリア車らしい軽快な走りが楽しめる

イタリア車らしい軽快な走りが楽しめる

ガソリンエンジンは、1.4L 4気筒8バルブ、フィアットお得意のFireエンジン。今やこのクラスで少なくなった4気筒エンジンは、慣れ親しんだ自然な回転フィールで運転の楽しいアクセントとなります。77HP/11.7kbmの出力は、定員フル乗車でも粘り強い特性を発揮します。

ディーゼルエンジンは、1.3L 4気筒16バルブ、ターボ付きのマルチジェットエンジン。独自開発のコモンレール燃料噴射ポンプにより、粘り強いパワーと優れた燃費、環境性能を高いレベルで実現しています。スタンダードな80HPタイプと、よりハイパワーの95HPの2タイプが用意されています。トルクはどちらも20.4kgmを発揮し、大量の積載時や上り坂などでも軽快な走りを支えます。

トランスミッションはガソリンが5速マニュアルのみの設定、マルチジェットエンジンは5速マニュアルのほか、セミオートマ5速のデュアロジックも選ぶことができます。

 

その他の特徴は?

◎リア・スライドドアを両側に設置。駐車場などで子どもが出入りする際も安心です。隣にクルマがある際も気にすることなく開け閉めできます。

◎広い室内をさらに便利に活かす、全部で16種類のシートアレンジ。フル乗車状態で330L、リアシートをたたむと、約2,500Lの大きなスペースを確保できます。

◎トレッキングに標準装備、その他のグレードでオプションのユニークなデザインのルーフバーには、ルーフキャリアやサイクルキャリアなど、多彩なアタッチメントが用意されています。

◎ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)やISOFIXのチャイルドシート、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)などの安全装備を全モデルで標準装備しています。

仲間で楽しむ一台にも

仲間で楽しむ一台にも

 

 

フィアット クーボのライバルと、その評価は?

このサイズで乗用のミニバンを探そうとすると、他にあまりないのが実情です。先にもご紹介したとおり、クーボのバリエーションとしてフィアット フィオリーノ、シトロエン ネモプジョー ビッパーがありますが、いずれも商用ベースです。したがって、後席の居住性や安全装備、さらにサスペンションの乗り心地など乗用車としての快適性なども考えると、やはりクーボを選択したくなります。

その他では、ルノー カングー、シトロエン ベルランゴ、プジョー パートナーがあります。こちらは積載容量もグッと増えますが、引き換えにボディサイズも、クーボよりもひとまわり以上大きくなります。それだけの容量が日常的に必要ないという方にとっては、クーボの取り回しの良さは魅力的かもしれません。

 

フィアット クーボのグレードと装備やオプション

クーボはベーシックグレードの「アクティブ」、上級グレードの「マイライフ」、アウトドアルックの「トレッキング」の3グレード構成です。

アクティブ

15インチアルミホイールのほか、ラジオ/CD/MP3プレーヤーなどの基本装備が充実。ガソリンエンジンのほか、80HPマルチジェットディーゼルエンジンも選べます。

マイライフ

マイライフは、アルミホイールが16インチにアップするほかエアコンも標準となります。エンジンはアクティブで選べる2タイプに加え、よりハイパワーな95HP仕様のマルチジェットエンジンもチョイス可能です。

トレッキング

トレッキングはフロントアンダーカバーやサイドモールなどでアウトドアテイストをプラスしたグレード。ルーフレールもこのグレードでは標準装備されます。牽引などの際に役立つトラクション+といった機能も備えています。エンジンは95HPマルチジェットのみとなります。

フィアット クーボ トレッキング

フィアット クーボ トレッキング

フィアット クーボ トレッキング 動画(イタリア語版)(約60秒)

 

ベストバイは、マイライフのマルチジェット/デュアロジック

日本で使うならエアコンは必須です。となると対象となるのはマイライフとトレッキングとなります。

キャンプや釣りなどアウトドアに出かけることが多いのであれば、フロントのアンダーカバーなどの装備のあるトレッキングでもいいでしょう。

そうでなく日常使いがメインであれば、基本的な装備が充実しているマイライフがおすすめとなります。まさに家族とのマイライフにぴったり、というわけです。ちなみにトレッキングとマイライフの価格差は£500です。

日本での走行やオートマ免許のことなどを考えると、トランスミッションはデュアロジック、となると必然的にエンジンはマルチジェットになります。マイライフの場合、マルチジェットエンジンは80HPと90HPが選べますが、最大トルクは同じなので日常使いで差がでることはあまりないのではないでしょうか。ちなみに両タイプのエンジン価格差は£400です。

 

フィアット クーボ並行輸入、日本での乗り出し価格は?

フィアット クーボのイギリスでの販売価格は、ベストバイのマイライフ/80HPマルチジェットで£15,200です。イギリスより並行輸入した場合の日本国内の乗り出し価格は、諸経費込で、320-340万円(2016年4月2日為替レート1ポンド158円にて計算)くらいになりそうです。下に、最新為替連動による日本国内での乗り出し価格の目安を表示させていますので、ご参考にしてください。

フィアット クーボはフィアット クライスラー ジャパンでは正規輸入車として導入されていません。日本で乗ろうとするなら、並行輸入が最も現実的な方法です。

 

国内乗り出し価格の目安:(税金・諸費用込)

※表示金額はご覧になっている時点での為替レートにて算出しております。
※輸入国からの輸送料、各種税金、検査費用、登録諸費、納車費用(大阪近郊)は全て含まれています。
※正式なお見積り、遠方への納車費用など、改めてご提示いたしますのでお問い合わせください。

 

スペック表

フィアット クーボのスペックは以下をご確認ください。+ボタンで詳細が表示されます。

フィアット クーボ マイライフ 1.3 マルチジェット80HP (1.4 77HP) £15,200(£13,500)
車名 フィアット クーボ / Fiat Qubo
エンジン、サンプルグレード マイライフ 1.3 マルチジェット 80HP
(マイライフ 1.4 Fireエンジン 77HP)
英国販売価格 £15,200(£13,500)
型式
初度登録 国内未登録新車
車検 受け渡し
走行距離
ハンドル
ドア数 5
カラー アンビエントホワイト(標準色)
ブレイクコアレッド(標準色)
ファンキーオレンジ(OP)
ラインブルー(OP)
クールジャズブルー(OP/MTL)
ディスコグリーン(OP/MTL)
フラメンコレッド(OP/MTL)
ヒルビリーアズール(OP/MTL)
ミニマルグレー(OP/MTL)
ロカビリーブラック(OP/MTL)
※OP:有料オプション
※MTL:メタリック塗装
全長x全幅x全高 3959 x 1716 x 1735 mm(ルーフバー装着車:1810mm)
ホイールベース 2513 mm
トレッド(前/後) 1462 / 1464 mm
車両重量(推定) 1275 kg(1255kg)
乗車定員 5名
トランスミッション 5MT/デュアロジック(5速AMT)
エンジンタイプ 水冷直列4気筒 12V直噴ターボ(水冷直列4気筒 8V)
総排気量/内径x行程 1248cc / 69.6 × 82.0 mm(1368cc / 72.0 × 84.0 mm)
圧縮比 16.8:1(11.1:1)
最高出力 80 HP/3750 rpm(77HP / 6000rpm)
最大トルク 20.4 kg-m /1500rpm(11.7 kg-m /3000rpm)
燃料タンク容量 45L
燃費 約22.2km/L(欧州複合基準)
ブレーキ形式(前/後) ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ/ホイール 225/45R17
最高速度 199km/h
0-100km/h加速 10.5秒
特記事項 ※一部推定値、非公式情報を含んでいる場合があります。

 

車両詳細画像ギャラリー

 

フィアット クーボをもっと知りたい方はこちら

フィアット UK オフィシャルサイト
フィアット UK クーボのオフィシャルサイト
フィアット UK クーボのコンフィギュレーション
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