プジョー 5008を徹底解説。SUVへと変貌を遂げた最新モデルを並行輸入します。

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プジョー 5008

近年、乗用車をベースにしたクロスオーバーSUVの人気は凄まじいものがあり、世界中のメーカーが続々とニューモデルを投入しています。その中で、今回はプジョー 5008をご紹介します。

プジョーが所属する「PSA・プジョーシトロエン」は、2016年に「グループPSA」へ社名を変更し、プジョーとシトロエン、そしてシトロエンのサブブランドだったDSの3つのブランドで展開する、EUで第2位の自動車メーカーになっています。エンジンやプラットフォームはグループ内で共用していますが、デザインは独自性が保たれています。

プジョー 5008は、成功を収めた先代から一転、全く新しいモデルへと生まれ変わりました。乗り換え需要が見込めるキープコンセプトではなく、完全なニューモデルを投入したプジョーの意図は一体どのようなものでしょうか。あえて激戦区に参入するプジョー 5008を、この記事で徹底解説します。スタイリッシュで未来的なクロスオーバーSUVのイギリス仕様右ハンドル車を並行輸入してみませんか?

プジョー 5008の特徴

2010年に登場した初代プジョー 5008は7シーターのミニバンで、日本でも人気を博しています。そして、2017年3月に開催されたジュネーブモーターショーで市販型が公開された2代目プジョー 5008は、ミニバンから7シーターSUVへとボディタイプを一新しました。プジョーの新世代プラットフォーム、EMP2を採用し、先代から110mm長くなった全長は室内空間の拡大に貢献しています。

プジョー 5008(初代)

プジョー 5008(初代)

プジョー 5008 GT(2代目)

プジョー 5008 GT(2代目)

この新型プジョー 5008は、通常モデル、GT-Line、GTの3つのモデルから成り立っています。最近のプジョーはSUVブランドを強く押し出しており、ニューモデルの2008、コンパクトSUVへと転身した3008、そして今回の5008がSUV戦略の集大成的存在となっています。

 

エクステリア

SUVらしい力強さを感じさせるデザイン

新型プジョー 5008のエクステリアは、2017年3月にフルモデルチェンジした2代目3008と共通のデザインモチーフが採用されていますが、3008より197mm長いボディは数値以上にSUVらしい力強さを感じさせます。

プジョー 5008 GT-Line

プジョー 5008 GT-Line

プジョー 5008 GT

プジョー 5008 GT

通常モデルとGT-Line、GTの2つのモデルはフロントバンパー形状が異なり、後者の方がよりスポーティなデザインとなっています。フロントグリルはルーバーが点線のような意匠となり、LEDインジケーターを伴ったフルLEDヘッドライトもGT-LineとGTの特徴です。

新型5008のボディサイズは、初代の4,530mm x 1,840mm x 1,645mmに対し、4,640mm x 1,844mm x 1,646mmと全長以外はほとんど変わっていません。ホイールベースは2,725mmから2,840mmと115mm延長され、室内がより広く使えるようになっています。

 

インテリア

操作性に優れた斬新なレイアウトが特徴

プジョー 5008には「New PEUGEOT i-Cockpit(ニュー・プジョー・iコクピット)」と名付けられた新世代のコクピットが採用されています。上下がフラットになった非真円の小径ステアリングの奥には、本来あるべきメーター類は見当たらず、その代わりに12.3インチの高精細デジタルスクリーンを設置。ヘッドアップ・デジタルインストルメント・パネルと呼ばれるこのスクリーンは、標準的なメーターディスプレイモードや3Dナビゲーション、表示する情報をドライバーがカスタマイズできるモードまで備えており、美しいグラフィックは近未来を感じさせます。

プジョー 5008 GT インテリア

プジョー 5008 GT インテリア

12.3インチの高精細デジタルスクリーン

12.3インチの高精細デジタルスクリーン

ダッシュボード中央には8インチ・タッチスクリーンを設置。エアコンやオーディオの操作が直感的に行えるようになっています。また、効果的に配置されたクロームの加飾やダッシュボード周りの素材は、高級な質感をさり気なく演出しています。

シートは2-3-2の配置で、2列目は3つのシートがすべて独立してスライドやリクライニング可能。3列目シートはエマージェンシーの意味合いが強く、大人が長時間乗るには小ぶりですが、短距離の移動や子どもを乗せるには十分と言えます。さらにこの3列目シートは折りたためば荷室がフラットになるうえ、取り外すことも可能。2列目の背もたれを前に倒すと、ほぼフラットで広大な荷室が現れます。

プジョー 5008 フロントシート

プジョー 5008 フロントシート

プジョー 5008 GT リアシート

プジョー 5008 フロントシート

 

パワートレイン

1.2Lガソリンから2.0Lディーゼルまで5種類を用意

新型プジョー 5008には、ガソリン2種類、ディーゼル3種類のエンジンが用意されます。

ガソリンエンジンはすべてターボで過給され、1.2Lは130psで6MTとAT、1.6Lが165psでATのみとなります。ディーゼルエンジンは1.6Lが100psで5MTのみ、2.0Lの120ps仕様は6MTとATとなります。同じく2.0Lの180ps仕様はATのみの設定で、GTグレードだけに用意されるエンジンです。

なお、後からハイブリッドがラインナップに追加される予定もあるようです。

 

足回り

走破性を飛躍的に高めるグリップコントロールを採用

プジョー 5008の駆動方式はFF(前輪駆動)のみの設定ですが、「グリップコントロール」を装備することで、まるで四輪駆動のような性能が与えられたと言われています。

プジョー 5008

プジョー 5008

グリップコントロールのモードセレクター

グリップコントロールのモードセレクター

このグリップコントロールとは、ノーマル・スノー・泥・砂地の4つのモードを切り替えることが可能で、様々な路面コンディションで最適なトラクションを発揮する、進化したトラクションコントロールの一種です。FFのみの設定は、このグリップコントロールに対するプジョーの自信の表れかもしれません。また、ヒル・ディセント・コントロールも装備され、坂道も安全に走行できます。

アルミホイールは、グレードによってデザインとサイズが異なります。通常モデルとGT-Lineは両車とも18インチですが、デザインが異なっています。GTには19インチが装備され、よりスポーティな印象です。

 

総評

3列シートでスタイリッシュなSUVは希少な存在

コンパクト・ミニバンからSUVへと生まれ変わったプジョー 5008は、数多くの魅力を持った1台です。SUVの力強さと、プジョーらしいスタイリッシュさが見事に調和したエクステリア。近未来を感じさせるiコクピットを中心に隅々まで上質感を伴ったインテリア。そして4,640mmの全長で7人乗車を可能にしたシートレイアウトをはじめとする実用性。もちろん、安全性や環境性能も抜かりはありません。

多くのライバルがひしめくクロスオーバーSUVカテゴリにおいて、ユーザーに全く新しいSUVのコンセプトを示した1台。それがこのプジョー 5008と言えるでしょう。

プジョー 5008

プジョー 5008

 

プジョー 5008のライバルは?

SUV全般で7人乗りが設定されている車種は意外に多くありますが、この記事では、プジョー 5008のライバルとしてキア ソレント、日産 エクストレイル、シュコダ コディアック、そしてランドローバー ディスカバリースポーツをご紹介します。

現行のキア ソレントは2014年に登場した3代目に当たり、キアブランドの中核を成す車種に位置づけられています。ボディサイズは4,780mm x 1,890mm x 1,685mmで、2.0Lと2.2Lのディーゼルエンジン(イギリス仕様は2.2Lのみ)、FFと4WDの設定があります。キアのデザインアイコンである大型のタイガーノーズグリルを備えた、SUVらしい押し出しの強さが感じられるスタイルや、エンジンの力強さ、ボディサイズを活かした高い実用性などが高く評価されています。5人乗りと7人乗りの設定があり、7人乗りの3列目シートは小ぶりな補助席の意味合いが強くなっています。

キア ソレント

キア ソレント

日産 エクストレイル

日産 エクストレイル

日産 エクストレイル7人乗り仕様のボディサイズは、5人乗りと同じ4,640mm x 1,820mm x 1,715mm。全長はプジョー 5008と同じです。エンジンは2.0Lガソリンとハイブリッドが用意され、駆動方式もFFと4WDが設定されています。エクストレイルはヨーロッパでも非常に高く評価されており、オンロードはもちろんオフロードでも安全で快適に走れることがポイントです。3列目シートはやはりエマージェンシーで、主に子どもを乗せるには十分その役目を果たします。

 

シュコダ コディアックは、チェコNo.1の自動車メーカー、シュコダが2016年に投入した初のクロスオーバーSUVで、5人乗りと7人乗りの設定があります。ボディサイズは4,697mm x 1,882mm x 1,676mmで、VW ティグアン、アウデイ Q2、セアト アテカと同じMQBプラットフォームが採用されています。ガソリン3種、ディーゼル2種のエンジンにFFと4WD、6MTとDSG(セミオートマ)がそれぞれ用意されています。内外装ともシックで上質な仕上がりですが、価格が抑えられているのが魅力です。ボディサイズの割に大き目の3列目シートは、小柄な大人の乗車に耐えられるだけの居住性が確保されています。

シュコダ コディアック

シュコダ コディアック

ランドローバー ディスカバリースポーツ

ランドローバー ディスカバリースポーツ

SUVの老舗メーカー、ランドローバーのディスカバリースポーツは、5人乗りが基本ですがオプションで7人乗りにすることができます。ボディサイズは4,610mm x 1,895mm x 1,725mm。日本仕様は2.0Lターボのガソリンエンジンのみですが、イギリス仕様は2.0Lディーゼルで、これに9速の多段ATが組み合わされる4WDとなります。非常に質感の高い内外装で、BMW X3やアウディ Q5、メルセデス GLCと言ったプレミアムブランドと真っ向勝負するディスカバリースポーツは、7人乗りを選べるアドバンテージを持っています。今回挙げた車種の中で最も全長が短いため、3列目シートはさすがに狭いですが、短時間の移動や子どもの乗車には十分役立ちます。

 

このように、5人乗りを基本としてオプションで7人乗りも可能という場合が多いSUVの中で、新型プジョー 5008は最初から3列目シートを装備しています。また、スタイリッシュな外装とiコクピットを備えた上質な室内は、運転する方だけでなく同乗者も非常に満足度が高いでしょう。ファミリーカーとして、またドライバーズカーとして、プジョーが導き出したひとつの解答がこの新型プジョー 5008なのです。

 

プジョー 5008のベストバイは?

新型プジョー 5008のベストバイとして、トップグレードの「GT」をおすすめします。5008の中で最もパワフルな180ps/400Nmの2.0Lクリーンディーゼルエンジンに6ATの組み合わせでストレスのない快適なクルージングが約束されます。GTの証でもある19インチアルミホイールは「ボストン・ダイヤモンドカット」と呼ばれるデザインで、スポーティな印象を高めます。リアバンパー下のセンサーを介して操作可能なスマート・エレクトリック・テールゲートなど便利な装備も充実。アクティブセーフティブレーキ、アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットモニターなど先進の安全性能ももちろん標準装備しています。

 

プジョー 5008を日本に並行輸入した場合の乗り出し価格

プジョー 5008のフランス仕様車は、26,700ユーロからと発表されています。日本に並行輸入した場合の日本国内乗り出し価格は、下記の表を参考にしてください。コアカーズを運営する並行輸入者販売店YMワークスでの最新の為替レートに基づいた諸経費込みの販売価格を表示しています。

また右ハンドルイギリス仕様の登場は2018年の早い時期になると見込まれています。

現在、英国内のグレード整理・価格改定に伴う調整作業中です。日本国内での乗り出し価格の目安はお問い合せ下さい。

国内乗り出し価格目安は、ご覧の時点での為替レートにて算出しております。 金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスをお願いします。

 

車両詳細画像ギャラリー

 

プジョー 5008の現地法人・ディーラーリンク

※本記事は2017年5月11日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。

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