日産 ナバラを解説、正規輸入車や並行輸入の情報も掲載。

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日産 ナバラ ダブルキャブ

日産 ナバラは、日産自動車がタイや南米、スペイン、中国などで生産し、世界各国で販売する、全長5m級のピックアップトラックです。

この記事ではイギリス仕様右ハンドルの日産 ナバラについて解説しています。また、日本で乗るための並行輸入情報も掲載しています。

モデルの概要

日本でも販売されていた9代目ダットサントラックが初代ナバラです。1986年にオーストラリアで初めてナバラの名で発売され、現在のモデルは4世代目です。初代ダットサントラックから数えれば12世代目となる、ピックアップ界の定番モデルのひとつです。

2代目 ナバラ(=10代目 ダットサントラック)

2代目 ナバラ(=10代目 ダットサントラック)

日産 ナバラ キングキャブ

日産 ナバラ キングキャブ

2014年に発表された現行型のイギリス仕様車には、キングキャブ(4名乗車,全長約5.2m)と、ダブルキャブ(5名乗車,全長約5.3m)の2種類があり、仕向地によってはシングルキャブも用意されます。ラダーフレーム構造を採用したボディの重量は2t弱、最大積載量は約1t~1.15tで、最大けん引能力は3.5t。駆動方式はFRもしくはパートタイム4WD、エンジンはEuro6に対応した2.3Lのディーゼルターボが搭載されます。

特筆すべきは、ダブルキャブのリアサスペンションにコイルスプリングを採用した点です。従来のリーフスプリングを使用する他車よりも、SUVに近い快適な乗り心を実現することが狙いです。

 

ハイライト

エクステリア

高級SUVのような存在感が印象的

大きなヘッドライトとフロントグリルから成る、迫力あるマスクが印象的です。また、スラント量の少ないボンネットは面積も高さもあり、押し出し感はかなりのものです。また、メッキパーツの加飾が随所に施され、高級SUVのような存在感を醸し出しています。

日産 ナバラ ダブルキャブ

日産 ナバラ ダブルキャブ

日産 ナバラ ダブルキャブ

日産 ナバラ ダブルキャブ

全高は約1.8mあるものの、ホイールベースが3,150mmと長いこともあり、サイドのシルエットはのびやかです。荷室長はキングキャブが1,788mm、ダブルキャブが1,578mm。ボディカラーはモノトーンを中心に、鮮やかなオレンジやレッド、深いブルーを含む8色が用意されます。

 

インテリア

最上級モデルはレザーシートを装備

同クラスのピックアップの例に漏れず、トラック的な要素のない乗用車的なインテリアです。インパネは同社のキャシュカイ/エクストレイルと似て、奇をてらったところのない、初見でも操作しやすいレイアウトを採用しています。

日産 ナバラ インテリア

日産 ナバラ インテリア

日産 ナバラ キングキャブ インテリア

日産 ナバラ キングキャブ インテリア

キングキャブは前席2名+後席補助シート2名の4名乗りで、後部ドアは観音開き、ダブルキャブは完全な5人乗りで前後とも通常のヒンジドアです。内装色はブラックのみですが、最上級モデルのTEKNAにはレザーシートが用意されています。

 

パワートレイン

シングルターボとツインターボを用意

2.3L dci 直列4気筒ディーゼルエンジンに、シングルターボを装備した160ps版と、ツインターボを装備した190ps版の2種類を用意しています。このYS23型エンジンは、NV400などに搭載されるM9T型エンジンと基本的に同じものです。環境対策としてアイドリングストップを装備するほか、排ガス浄化に尿素SCRシステムを使用するため、AdBlue®の定期的な補充が必要です。

日産 ナバラ エンジンルーム

日産 ナバラ エンジンルーム

メインは6MT

メインは6MT

パートタイム方式の4WDには、2WD、4WD High、4WD Lowの3モードを用意、ヒルスタートアシスト、ヒル・ディセント・コントロール、電子制御LSDと合わせて優れた悪路走破性を発揮します。トランスミッションは6速MTがメインで、ツインターボ版には7速ATも用意されます。

 

サスペンション

ダブルキャブはリアにマルチリンクを採用

フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン、リアサスペンションはキングキャブがリーフリジッド、ダブルキャブはマルチリンク(5リンク)です。ピックアップトラックでリアサスペンションにコイルスプリングを採用することはめずらしく、主にオンロードの乗り心地にアドバンテージがあります。

本格的なオフロード性能を有する

本格的なオフロード性能を有する

日産 ナバラ 4WDモード切替ダイヤル

日産 ナバラ 4WDモード切替ダイヤル

シャシーは高張力鋼板を使用した強固なラダーフレームで、アプローチアングルは30.4°、ディパーチャーアングルは25.6°と、本格的なオフローダーに迫るスペックです。

 

参考スペック

日産 ナバラ DOUBLE CAB ACENTA+ 2.3dci Twin-Turbo (7AT)


寸 法 ▶︎全長×全幅×全高=5,330 × 1,850 × 1,805-1,840 mm
     ホイールベース:3,150 mm トレッド前/後 - mm / – mm
エンジン▶︎水冷 直列4気筒 ディーゼル ツインターボ
     2,298 cc - mm x – mm - :- 190ps(140kW)/3,750 rpm 45.9 kgm(450 Nm)/1,500 rpm- 2,500 rpm
駆動方式▶︎パートタイム4WD/7AT 
懸架装置▶︎前:ダブルウィッシュボーン
    ▶︎後:マルチリンク(5リンク)
ブレーキ▶︎前:ベンチレーテッドディスク 後:ドラム
タイヤ ▶︎前:225/60R18 後:225/60R18
燃料容量▶︎73L 車両重量▶︎1,991 kg 最高速度▶︎ 180 km/h 0-100km/h加速▶︎10.8秒
燃 費 ▶︎17.8km/L(欧州複合基準)-m/L(JC08モード日本仕様参考値) 
価 格 ▶︎30,680 ポンド(イギリス仕様車)

※その他の仕様のスペック詳細はカタログ情報(リンク)をご覧ください

 

ライバルモデル

タイや欧州で人気のピックアップから、4車種をライバルに挙げます。

トヨタ ハイラックスは、タイにおけるベストセラー・ピックアップトラックです。その品質と耐久性の高さは、英国のテレビ番組 Top Gearによる過酷なテストで、半ば伝説になっています。かつて日本でも販売されていた人気モデルですが、現在は全長5.3mとライバル同様に大型化しています。2017年9月には2.4Lディーゼルを積んだモデルが正規輸入されると決定しており、今後が楽しみです。

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いすゞ D-MAXは、かつて日本で販売されていたロデオの末裔といえるモデルです。2011年にデビューした現行モデルは、2016年にマイナーチェンジされ、英国仕様車は2.5Lから1.9L 直噴ディーゼルターボにダウンサイズされました。 タイでは前述のハイラックスと人気を二分する存在で、ピックアップのベストセラーカーのひとつ。いすゞ車らしい堅牢さがセリングポイントです。

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三菱 L200は仕向地により名称が異なり、例えばタイでは、かつて日本で販売されていたモデルと同じトライトンの名前で販売されています。このL200をフィアットへOEM供給したモデルがフルバックです。この2台は基本的には同じクルマで、2.4L ディーゼターボを搭載します。スタイリッシュなエクステリアと、本格4WDを得意とする三菱ならではの悪路走破性が魅力的なモデルです。

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バイヤーズガイド

ライバルの項目で揚げた車種のリアサスペンションは、すべてリーフリジッドです。オンロードでの使用をメインに考える場合、乗り心地とロードホールディング性に優れたコイルスプリングのリアサスペンションを備えるナバラ(ダブルキャブ)を選ぶ価値は大いにあります。

グレード構成は廉価な順にVISIA、ACENTA、ACENTA+、N-CONNECTA、TEKNA。エアコンはVISIAの2WDモデルを除いて標準装備され、ATが選べるのは、ホイールが18インチになるACENTA+以上です。N-CONNECTAとTEKNAはナビとアラウンドビューモニターを含めたニッサンコネクトが標準装備になります。装備レベルとしてはACENTAでも不足はありませんので、ATかMTか、アラウンドビューモニターが必要かどうかで選択するグレードが変わってきます。

また、現在イギリスでは特別仕様車 Trek-1も販売されています。専用パーツでスタイリッシュに仕上げられており、こちらのモデルも魅力的です。

日産 ナバラ ダブルキャブ TREK-1

日産 ナバラ ダブルキャブ TREK-1

 

2017年現在の日産 ナバラの日本仕様と今後の導入予想

2011年に三菱がトライトンの販売終了してから、日本車全体でピックアップの販売が途絶えており、ナバラが今後正規輸入される可能性も低いと思われます。しかしながら、国内でのイベントや、日産本社ギャラリーに展示されることもあり、様子見をしている可能性もあります。

また、2017年秋にはトヨタがハイラックスの国内販売を実に13年ぶりに再開すると噂されており、それによってピックアップ人気に火が付くようなことがあれば、ナバラが日本に正規輸入されることもあるかもしれません。

 

並行輸入という選択肢

日本市場に正規輸入されていない組み合わせでも、並行輸入を行えば日本で所有できます。

一例としてコアカーズを運営する並行輸入者販売店のYMワークスでは、最新の為替レートを反映した日産 キャシュカイ N-CONNECTA DIG-T 115 (XTRONIC – AUTOMATIC)の乗り出し価格を案内しています。下記表では最新の為替レートに基づいた価格を表示しています。

  • 車名
  • 2年保証付き
    国内乗り出し価格目安

  • (税込・諸費用込)

国内乗り出し価格目安は、ご覧の時点での為替レートにて算出しております。 金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスをお願いします。

また並行輸入に関しては、関連記事も併せてご覧ください。

並行輸入車とは?正規輸入車との区別や具体的ケースを解説

「並行輸入車」というキーワードはコアカーズをはじめ、多くの自動車関連メディアでしばしば採り上げられています。しかし、並行輸入車とは何なのか、わかりやすい説明はあまり見かけません。 この記事では、並行...

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関連リンク

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現地法人公式サイト・コンフィギュレーター

 

※本記事は2017年8月31日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。

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