アウディ A3カブリオレを解説、日本導入の可能性や並行輸入の情報も掲載。

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日本ではスポーツカーのイメージが強いオープンモデルですが、欧州ではポピュラーなジャンルのひとつです。欧州は日本と比べると日照時間が短く、太陽の日差しに対する思いの強さが関係しているとも言われています。

今回はアウディのコンパクトなオープンモデル、A3カブリオレを解説、並行輸入の情報についても掲載します。

モデルの概要

A3カブリオレは、スポーツモデルのTTの次にコンパクトなオープンモデルです。ベースとなるA3が代々フォルクスワーゲン ゴルフとプラットフォームを共用しているため、ゴルフカブリオレだけでなく、ビートルのカブリオレも遠縁のモデルになります。

アウディ A3カブリオレ(初代モデル:2008年)

アウディ A3カブリオレ(初代モデル:2008年)

兄弟モデルのフォルクスワーゲン ゴルフカブリオレ

兄弟モデルのフォルクスワーゲン ゴルフカブリオレ

A3にカブリオレが最初に設定されたのは2008年、2代目モデルの途中で追加になりました。そのため初代A3にカブリオレの設定はありません。A4カブリオレの弟分的なポジションとしてデビューし、アウディで最もリーズナブルな4シーターオープンとして市場から支持されています。

A3カブリオレとしては2代目となる現行モデルは、2013年のフランクフルトモーターショーでデビューしました。A3としては3ドア、5ドア(スポーツバック)、セダンに続く第四のボディバリエーションです。2代目モデルは、7代目フォルクスワーゲン ゴルフと同じくモジュラープラットフォームのMQBを採用、補強で重量が増えてしまいがちなカブリオレながら、先代と比べ50キロもの軽量化を実現しました。2016年にはマイナーチェンジを行い、各部をアップデート。商品力を向上させています。

手頃なサイズとリーズナブルさが魅力的なA3カブリオレですが、今まで日本市場に正規輸入で導入された実績はありません。

アウディ A3カブリオレ 紹介動画(約1分50秒)

 

ハイライト

エクステリア

クーペのような洗練されたシルエットに進化

アウディ A3カブリオレ(フロント)

アウディ A3カブリオレ(フロント)

アウディ A3カブリオレ(リア)

アウディ A3カブリオレ(リア)

A3カブリオレのデザインは基本的にベースモデルのA3に準じます。先代モデルに比べもっとも変化したのは、幌を上げたクローズド時のシルエットです。先代モデルは幌を上げるとゴルフカブリオレと同じくハッチバックのようなシルエットになっていましたが、現行モデルは流麗なルーフラインを描き、クーペのようなシルエットになりました。これはベースのA3にリアオーバーハングを拡大したノッチバックタイプのセダンが追加されたため実現できたものです。

初代モデルのクローズド時のシルエット

初代モデルのクローズド時のシルエット

クローズド時もクーペのような洗練されたスタイルに

クローズド時もクーペのような洗練されたスタイルに

ルーフは一貫してメタルルーフを採用せず、ソフトトップを採用しています。開閉は18秒、時速50キロまでなら走行中でも開閉可能です。そして現行モデルでは骨組みの一部にマグネシウムを採用することで軽量化と高剛性を両立、カブリオレでも高い剛性を確保しています。

2016年のマイナーチェンジではエクステリアもアップデートされ、フロントグリルはアウディの最新モデルと同じく六角形を強調したものになりました。精悍なヘッドライトは全てLED、流れるように光るシーケンシャルタイプのウインカーはオプションで選択可能です。

 

インテリア

オープンでも十分な実用性

A3カブリオレのインテリア

A3カブリオレのインテリア

インテリアデザインはA3ハッチバック/セダンに準じますが、注目すべきはシートです。

寒空の下、オープンドライビングで威力を発揮するシートヒーターや、ピンポイントで快適さを提供するネック・ウォーミング・シート・ベンチレーションが設定されています。トリムは標準のファブリックのほかに、スポーティーなレザー/アルカンターラコンビシートや、ラグジュアリーなファイン・ナッパレザーもオプション設定されています。

後席はクローズド時の頭上空間こそ少なめですが、大人二人が余裕をもって座れるサイズを確保しています。2シーターのオープンと比べると、後席を備える利便性は代えがたいものがあるはずです。

大人二人が余裕を持って座れるサイズのリアシート

大人二人が余裕を持って座れるサイズのリアシート

天地方向が狭くても、奥行きのあるラゲッジルーム

天地方向が狭くても、奥行きのあるラゲッジルーム

ラゲッジルームなどユーティリティが犠牲になるのは、オープンモデルの宿命のひとつです。しかしA3カブリオレは、荷室に奥行きを持たせており、小さ目のゴルフバックや、小旅行の鞄などであれば問題なく積むことができます。

 

パワートレイン

ガソリンにも低燃費ユニットを設定

新採用の1.5L TFSIエンジン

新採用の1.5L TFSIエンジン

パワーユニットはガソリン、ディーゼルそれぞれ設定されています。

ガソリンエンジンは排気量とチューニングの違いで3種類のTFSIダウンサイジングターボが設定されています。

  • 直列4気筒1.5L TFSI 150PS
  • 直列4気筒2.0L TFSI 190PS
  • 直列4気筒2.0L TFSI 310PS(S3カブリオレのみ)

2017年モデルから従来の1.4L TFSIから置き換わった1.5L TFSIユニットは燃費の良さが自慢。ガソリンでも欧州複合で23.1km/Lと、ディーゼル並みの低燃費です。そして310PSという大パワーを誇る2.0L TFSIの高出力仕様は、S3カブリオレ専用のユニットとなっています。

ディーゼルも排気量とチューニングの違いで3種類のTDIクリーンディーゼルが設定されています。

  • 直列4気筒1.6L TDI 116PS
  • 直列4気筒2.0L TDI 150PS
  • 直列4気筒2.0L TDI 180PS(クワトロ&S-toronicモデルのみ)

2.0L TDIの高出力仕様は、クワトロかつS-toronicモデル専用のユニットです。

トランスミッションは6MTのほかに、デュアルクラッチトランスミッションの7速S-toronicも設定されています。

 

サスペンション

足回りの味付けは3種類から選択可能

サスペンションはフロント:マクファーソンストラット、リア:4リンクを採用。足回りは「Dynamic」「Sport」「S-Line Sport」の3種類が設定されており、コンフォートなものからスポーティな設定まで用意されています。

駆動方式はFFを基本として、スポーティなS-Lineグレードの2.0L TFSI/TDIモデルには、AWDのクワトロシステムも設定されています。

 

参考スペック

AUDI A3 CABRIOLET 1.5L TFSI S-Line S-toronic


寸 法 ▶︎全長×全幅×全高=4,423×1,793×1,409mm
     ホイールベース:2,595mm トレッド前/後 1,555 x 1,526mm
エンジン▶︎水冷ガソリン 直列4気筒 DOHC フロント横置 直噴ターボ
     1,498cc 74.5mm x 85.9mm 10.5:1 110kW/5000-6000rpm 250Nm/1500-3500rpm 
駆動方式▶︎FF  7速S-Toronic
懸架装置▶︎前:マクファーソン
    ▶︎後:4リンク
ブレーキ▶︎前:ベンチレーテッド・ディスク 後 ディスク
タイヤ ▶︎前:225/40 R18 後:225/40 R18
燃料容量▶︎60L 車両重量▶︎1,370kg 最高速度▶︎209km/h 0-100km/h加速▶︎8.9秒
燃 費 ▶︎23.1km/L(欧州複合基準)-m/L(JC08モード日本仕様参考値) 
価 格 ▶︎32,110ポンド(イギリス仕様車)

※その他の仕様のスペック詳細はカタログ情報(リンク)をご覧ください

 

ライバルモデル

A3カブリオレが属するCセグメントクラスのオープンモデルのライバルとして、BMW 2シリーズカブリオレと、ボクスホール/オペル カスケーダを挙げます。

BMW 2シリーズカブリオレ

BMW 2シリーズカブリオレ

ボクスホール/オペル カスケーダ

ボクスホール/オペル カスケーダ

2シリーズカブリオレは、かつての1シリーズカブリオレの後継となるBMWで最も小さなオープンモデルで、A3カブリオレに対して真っ向からライバルとなる存在です。先代以上にクーペボディがベースであることを強調したデザインは、シャープで美しい造形が特徴です。このクラスで唯一のFRレイアウトを採用しており、ハンドリングの素直さと走りの楽しさは、他のライバルを寄せ付けません。

カスケーダはボクスホール/オペルのオープン専用モデルで、かつてのアストラカブリオレの後継です。最近のボクスホールはどのモデルもデザインに力を入れており、カスケーダは2シリーズカブリオレや、A3カブリオレとは違った、有機的な曲線を組み合わせたグラマラスな造形です。それでありながら、ベースとなるアストラ譲りのユーティリティの高さも兼ね備えています。

オペルの英国販売ブランド ボクスホール カスケーダを並行輸入いたします。

今回ご紹介するのは、2013年3月にジュネーブ・モーターショーにて発表された、「ボクスホール/オペル カスケーダ(Vauxhall/Opel Cascada)」です。 ボクスホール/オペルの主力モデ...

 

バイヤーズガイド

A3カブリオレのイギリス仕様には3種類のグレードが設定されています。ベーシックなSE、専用のスポーツシートなどを装備したSport、さらに専用18インチアルミホイールや、シーケンシャルLEDヘッドランプなどを装備したS-Lineです。

そのなかでも1.5L TSFIのS-toronicモデルは、アウディならではのスポーティなエクステリアに対して、低燃費のTFSIエンジンとイージードライビングなS-toronicの組み合わせで、スマートにA3カブリオレを楽しめるグレードです。ほかにも、キビキビとしたドライビングを楽しむMTモデルや、低燃費なTDIディーゼル、AWDのクワトロなどもおすすめです。

 

2017年現在のA3カブリオレ日本導入の可能性

日本でも支持を得られそうなコンパクトなサイズのA3カブリオレですが、日本市場には先代モデル同様、正規輸入で導入された実績はありません。

日本へは、アウディ80の時代から設定されるミドルクラスのカブリオレとして、A5カブリオレをラインナップする方針のようで、価格差や市場需要数などからA3が導入される可能性は残念ながら低いと考えられます。

 

並行輸入という選択肢

日本市場では販売されていないA3カブリオレですが、並行輸入を行えば日本で所有することができます。

一例としてコアカーズを運営する並行輸入者販売店のYMワークスでは、最新の為替レートを反映したA3カブリオレ 1.5L TFSI S-Line S-toronicモデルの乗り出し価格を案内しています。下記表では最新の為替レートに基づいた価格を表示しています。

  • 車名
  • 2年保証付き
    国内乗り出し価格目安

  • (税込・諸費用込)

国内乗り出し価格目安は、ご覧の時点での為替レートにて算出しております。 金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスをお願いします。

また並行輸入に関しては、関連記事も併せてご覧ください。

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関連リンク

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※本記事は2017年10月25日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。

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