2018.04.30

新型フォード フィエスタST Mk8 2018 を解説、英国発売時期、スペック、販売価格他、並行輸入情報も掲載。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
フォード フィエスタST Mk8

フォード フィエスタST(FORD Fiesta ST)は、ヨーロッパフォードが販売するセグメントの小型ハッチバックフィエスタのスポーツモデル。ベースモデルとともにハンドリングマシンとして高い完成度を持ち、欧州のユーザーや評論家から高い評価を受けています。その最新モデルであるフィエスタST Mk8は2017年のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされており、2018年春頃の発売が示唆されています。

この新型フィエスタST Mk8にはフォードGTやフォーカスRSに使われた最新の技術が惜しみなく投入され、フォード初の気筒休止機構を備え環境性能とハイパワーを両立させた新型1.5L 3気筒エコブーストエンジン、フィエスタでは初採用となる3ステージのドライブモードの搭載によりワンランク上のドライビングを楽しむことができそうです。イギリスでも早期の発売が待たれるフィエスタST Mk8の魅力を紐解いていきたいと思います。

日本市場から撤退し正規輸入が期待できないフォード車ですが、ヨーロッパフォードのスポーツモデルを数多く並行輸入しているYMワークスでは、この魅力的な新型フィエスタST Mk8を右ハンドルのイギリス仕様で並行輸入しお届けします。

最新情報

2018-06-02:グレード構成と価格、主要装備が判明

イギリスでの新型フィエスタSTのグレード構成と価格、それぞれの主要装備等を含むプライスリストが発表されました。ほぼ予想通りと言えそうです。ボディはST-1は3ドアのみ、ST-2とST-3には3ドアと5ドアが用意されるようです。

  • フィエスタST-1 3Dr:£18,995
  • フィエスタST-2 3Dr:£19,995
  • フィエスタST-2 5Dr:£20,645
  • フィエスタST-3 3Dr:£21,495
  • フィエスタST-3 5Dr:£22,145

ST-1はほぼ素のグレードで、ドライブモードは備わりますが、内装もシンプルなものでエアコンはマニュアルになります。

ST-2はブルーディティールのレカロ製ファブリックスポーツシート、フロアマットもブルーステッチになります。フルオートエアコン、8インチタッチスクリーンのB&Oオーディオシステム等が備わります。インテリアのカラーコディネートについては触れられていません。

ST-3は概ねST-2の装備に加え※、18インチ専用ホイール他、各種の快適装備が標準化されています。シートはブルーディティールのレカロ製フルレザースポーツシートが備わります。フロアマットはグレーのステッチ。インテリアのカラーコディネートについては触れられていません。
※B&Oオーディオシステムはナビ等との関連なのか記載がありません。また、一部装備はST-2と異なるものもあります。

ST-2とST-3には「ST Preformance Pack」なるものが£850でオプション設定されています。詳細は定かではありませんが、これまでの情報から機械式LSD、ローンチコントロールシステム等が主なものと思われます。

詳細はプライスリストをご覧ください。近日中に国内乗出し価格を設定したいと思います。

https://www.ford.co.uk/content/dam/guxeu/uk/documents/price-list/cars/PL-All_New_Fiesta.pdf

 

モデルの概要

フィエスタSTの歴史

2017年にMk8へと進化を遂げたフォード フィエスタ。そのスポーツモデルとなるフィエスタSTは、2017年3月に開催されたジュネーブモーターショーでワールドプレミアされ、プレスリリースには「2018年初頭」の発売というスケジュールが記されていました。外観は標準モデル同様に先代Mk7.5とあまり変わらないデザインですが、その中身は大幅にアップデイトされています。そんな最新版のフィエスタST Mk8とはどんなクルマなのか、歴代モデルと合わせて今一度おさらいしてみましょう。

STとは、「Sports Technology」の略で、本格的なサーキット走行だけでなく、日常シーンでの使いやすさも考慮されたバランスの良いチューニングモデルに与えられます。フィエスタ以外にもフォーカス等に設定され、Sports Technologyの名に相応しいハンドリングと乗り味を楽しめることで知られています。STの開発にはフォードのレーシング部門であるチームRS(現フォードパフォーマンス)が関わっており、そのスポーツ性能はお墨付き。第2世代のフィエスタにはよりスポーツ性を重視したRSモデルが存在していましたが(1990年のフィエスタRSターボと1992年のフィエスタRS1800)、2002年に登場した第3世代(Mk 6)からはRSではなくSTとなっています。

2018年春にデビューする新型フォード フィエスタST Mk8

2018年春にデビューする新型フォード フィエスタST Mk8

STの開発にはフォードのレーシング部門であるチームRSが携わっている

STの開発にはフォードのレーシング部門であるチームRSが携わっている

ST150の概略と日本仕様について

日本に初めて上陸したフィエスタSTは前述のMk6におけるST150というモデルです。150というのは150馬力という意味で、2005年の発売当時はフィエスタST150のほかにモンデオST220やフォーカスST170という兄弟モデルも存在していました。日本仕様のフィエスタST150は、2.0LデュラテックSTエンジンと5速MTを搭載し、サブフレームとサスペンションをST向けに強化、ホイールもノーマルの14インチから16インチへ大径化されています。パワートレインだけでなく内装もSTロゴマーク入りのスポーツシートを採用するなど特別感を演出していました。

フォード フィエスタST150

フォード フィエスタST150

フォード フィエスタST150 内装

フォード フィエスタST150 内装

2008年にはラインナップから消滅、2013年に復活

マイルドになったRSモデルとしてデビューしたフィエスタSTですが、2008年、Mk7へのフルモデルチェンジによる世代交代によってラインナップからはいったん消滅。ちなみに2008年に登場した第4世代のフィエスタMk7は、フォードの世界戦略車という位置づけで販売され、ヨーロッパ各国でベストセラーを記録しています。この第4世代のフィエスタは2012年にマイナーチェンジを受けMk7.5へと進化、2017年まで生産されました。

フィエスタSTはこのMk7.5にて復活を果たします。ST180/ST182と呼称されるこのモデルは、1.6L直列4気筒直噴ターボのエコブーストエンジンを搭載、180HP(182ps)の最高出力と240Nm(OB時は290Nm)最大トルクを発揮、優れたハンドリング性能を得てイギリスをはじめとする欧州各国で高い評価を得ました。欧州では3ドア、北米では5ドアが販売されています。

フォード フィエスタ ST180 Mk7.5

フォード フィエスタ ST180 Mk7.5

フォード フィエスタST200

フォード フィエスタST200

モデル後期にはルノー クリオRSやプジョー208GTIなどのライバル車が軒並み200馬力クラスになったことへの対応策として、ST200というモデルが設定されました。その名の通り最高出力は200馬力まで引き上げられ、最大トルクも290Nmにまで高められています。

2014年には日本でもフィエスタが再び正規輸入されていましたが、当時日本で販売されていたのは、2012/2013年インターナショナル エンジン オブ ザ イヤーに輝いた1.0L 3気筒エコブーストを搭載したフィエスタ1.0T エコブーストというモデルです。このモデルは直噴燃料噴射システムと可変バルブタイミングシステムによって1.6L自然吸気エンジンと同レベルのパワーを生み出し話題を集めていました。

イギリスでは8年間もトップセールスを記録

イギリス国内では非常に人気の高いフィエスタ。イギリス国内での自動車販売台数では、かつて8年もの間クラストップセールスを記録してきたほどの人気モデルで、ニューモデルが登場するたびに注目を集めてきました。そのトップモデルであるフィエスタSTについて「フォードGTやフォーカスRSで採用されている最新技術が惜しみなく投入される」とフォード・パフォーマンスのグローバルディレクター、Dave Pericak氏が語っており、発売前からイギリスをはじめヨーロッパ市場で高い注目を集めています。

WRC(世界ラリー選手権)で鍛えられた走行性能

フィエスタはフォーカスRS WRCの後継として2011年以降、フィエスタRS WRCがWRCに参戦、走行性能を鍛え上げてきました。開発・運営は主にフォードのラリー活動を支えてきたMスポーツが担当しています。特にデビュー年度の2011年には開幕戦のスウェディッシュラリーで優勝、表彰台を独占して鮮烈な印象を残しました。WRCへのフォードのワークス活動は2012年をもって終了しますが、Mスポーツへの支援は引き続き行われ、2017年にはセバスチャン・オジェの手によりドライバーズ、マニュファクチャラーズの両部門で総合優勝を獲得しています。

ジュネーブモーターショーで展示されたフィエスタRS WRC 2018

ジュネーブモーターショーで展示されたフィエスタRS WRC 2018

フォードと日本とのかかわり

1903年にアメリカ デトロイトで産声を上げたフォード モーターは、ヨーロッパだけでなくアジアへの進出も早く、1925年にはアジア進出の拠点として日本フォードを設立。横浜にあった子安工場ではT型フォードをノックダウン方式で生産していました。さらに1979年にはマツダ自動車と資本提携を発表し、マツダの自動車工場でフォード車の生産を開始し、マツダの系列ディーラーでもフォード車を販売していました。フォード モーターの業績悪化により2015年に業務提携は解消されましたが、その関係は30年以上にも渡ることになったのです。しかし翌年の2016年に突如フォード モーターは日本市場からの完全撤退を発表。100年以上に及んだ日本におけるフォードの業務は完全に幕を下ろすことになったのです。そういう背景があるため、Mk8となったフィエスタは、STも含め日本に正規輸入される可能性はまずありません。

 

フォード フィエスタ ST Mk8 トピックス紹介動画(約56秒)

 

ハイライト

エクステリア

レーシーな雰囲気のフロントマスク

レースカーからインスパイアされたというフロントマスク。そのほかにも大型のルーフスポイラー、デュアルエキゾースト、専用18インチアルミホイール等、STならではの専用装備が与えられるとともにレーシーな雰囲気を醸し出しています。ボディスタイルは3ドアを5ドアの写真がそれぞれ発表されています。先代では北米市場向けが5ドア、欧州市場向けが3ドアなっていましたが、欧州でも5ドアを用意する可能性が高いようです。なお、ボディカラーはSTモデルのみリキッドブルーという新色が追加されています。

ハニカム状になっているメッシュグリルはレースカーから影響を受けたデザイン

ハニカム状になっているメッシュグリルはレースカーから影響を受けたデザイン

幾何学的なデザインが特徴的なST専用ホイール

幾何学的なデザインが特徴的なST専用ホイール

インテリア

自由に組み合わせ可能なインテリアオプション

フィエスタST Mk8ではこれまで以上に多くのインテリアオプションが用意され、シフトレバー、ステアリング、ドアトリム、ダッシュボードのトリムなどをユーザー自身が自由に選ぶことができるようになっています。フロントシートは伝統に則りRECAROが奢られます。

メーター関連は先鋭的であった先代モデルより幾分普通になった感じがしますが、STロゴ入りの本革巻きステアリング、本革製ブーツのメタル製シフトノブ他、要所要所にドライビングの高揚感を擽るアイテムが採用されています。

エンターテイメントシステムはディスプレイパネルも独立して使い易くなりました。最大8インチのタブレット型タッチスクリーンはピンチ&スワイプで直感的な操作に加えフォードのSYNC3通信によって音声入力での操作も可能です。スマートフォンとの接続にも対応しApple CarPlayおよびAndroid Autoとの互換性も備えています。また、高級オーディオメーカーであるB&O PLAYサウンドシステムを上級仕様では標準採用し、ハイエンドなエンターテイメントが楽しめるようになっています。

フロントはRECAROシートを採用

フロントはRECAROシートを採用

STロゴマークの入った専用ステアリング

STロゴマークの入った専用ステアリング

パワートレイン

フォード初の気筒休止機構を採用した1.5L 直3 エコブーストエンジン

フィエスタST Mk8に搭載されるのは、オールアルミ製直列3気筒1.5Lエコブーストエンジン。ターボチャージャーと高圧燃料噴射(ハイプレッシャーインジェクション)、ツイン独立可変カムタイミング機構を採用し、最適化された性能と優れた燃費性能を生み出します。ダウンサイジングしつつも先代ST200と同じ最高出力200ps、最大トルク290Nmを発生させ、0-100km/h加速は6.7秒という性能が発表されています。フォード初の気筒休機機構(シリンダー オン デマンド)を採用されており、1200-4500rpmの軽負荷時には中間シリンダの吸排気バルブを遮断。CO2排出量を114g/km削減することにも成功し、燃費は欧州複合基準で約20.8km/Lと発表されています。相応の実用燃費の向上(先代は欧州複合基準で約16.9km/L)も期待できそうです。

フォード車では初となるシリンダーオンデマンドを採用した1.5L 3気筒エコブーストエンジン。

フォード車では初となるシリンダーオンデマンドを採用した1.5L 3気筒エコブーストエンジン。

街中からワインディングまでシーンに合わせた3種類のモードが用意されている

街中からワインディングまでシーンに合わせた3種類のモードが用意されている

フォードGTやフォーカスRSからフィードバックされた「ドライブモード」を搭載

3つのドライブモード

新型フィエスタST Mk8では、フォードGTやフォーカスRSからフィードバックされた「ドライブモード」を新採用しています。「ノーマル」「スポーツ」「トラック」の3つのモードが用意され、状況や目的に合わせてドライバーが任意でモードを選択することが可能。エンジンだけでなくステアリングやスタビリティコントールも連動します。さらにElectronic Sound Enhancement(ESE)によってエコブーストエンジンのエグゾースト音を増幅させ、それぞれのモードに合わせたエンジン音を生み出します。

センターコンソールに配置されるドライブモードの切り替えスイッチ

センターコンソールに配置されるドライブモードの切り替えスイッチ

ドライブモードやローンチコントロールなどの設定はメーターパネル内のディスプレイで確認することが可能

ドライブモードやローンチコントロール(OP)などの設定はメーターパネル内のディスプレイで確認することが可能

●ノーマルモード
エンジンマッピング、トラクションコントロール、スタビリティコントロール、ESE、電動パワーステアリングはノーマルで自然なドライブフィールを提供します。

●スポーツモード
エンジンマッピングとスロットルペダルの反応がシャープになり、電動パワーステアリングも合わせて鋭敏に反応。ESEによってスポーティな排気音になり、室内にも心地よい排気音が響き渡ります。

●トラックモード
トラクションコントロールがオフになり、すべての車両ダイナミクス機能が可能な限り素早く制御されるように調整。スタビリティコントロールの介入はワイドスリップモードに設定されます。

LSDとローンチコントロールをオプション設定

新型フィエスタST Mk8には、オプションながらQuaife製LSD(Limited Slip Deff)が追加装備できそうです。フォーカスRS Mk3の限定モデルでも好評な装備でありライバル車でも積極的に採用されてきていますので、ドライブモードと合わせトラクション効果を最大限発揮できるようなるでしょう。スポーツ走行派には嬉しい選択肢です。また、路面状況に合わせ、安定して最適な発進加速を実現するローンチコントロール機能もオプションで選択できそうです。

 

フォード フィエスタ ST Mk8 ディティール紹介動画(約60秒)

 

参考スペック(推測情報有り)

フォード フィエスタ ST 3ドア 1.5 EcoBoost (200ps) 6MT
(イギリス仕様2018年モデル)


寸 法 ▶︎全長×全幅×全高=4,040 × 1,740 × 1,480 mm
     ホイールベース:2,490mm トレッド前/後 -x-
エンジン▶︎水冷直列3気筒直噴ターボ DOHC12V フロント横置
     1500cc -x - - 200ps/6.000rpm 290Nm/1.600-4.000rpm 
駆動方式▶︎FF  6MT 
懸架装置▶︎前:マクファーソン・ストラット
    ▶︎後:トーションビーム
ブレーキ▶︎前:ベンチレーテッド・ディスク 後 ディスク
タイヤ ▶︎前後:205/40ZR18
燃料容量▶︎42L 車両重量▶︎- 最高速度▶︎232km/h 0-100km/h加速▶︎6.7秒(LC使用時6.5秒)
燃 費 ▶︎20.8km/L(欧州複合基準) 
価 格 ▶︎-ポンド(イギリス仕様車)

※その他の仕様のスペック詳細はカタログ情報(関連リンク)をご覧ください

 

総評

2018年デビューする最新型のフィエスタST。

2018年デビューする最新型のフィエスタST。

フォードの誇るさまざまなエポックメイク的技術が投入され、さらなる成熟の度合いを増した最新版のフィエスタST Mk8。その完成度の高さから、ライバルメーカーも新しいホットハッチの指標として熱い視線を投げかけています。前出のDave Pericak氏は「最新のフィエスタSTのステアリングを握るオーナーは、フォードによって開発された革新的な技術(ハイパワーのエコブーストとドライブモードの技術を含めた)による恩恵を受けることになるでしょう」とインタビューに答えています。

新しい技術を惜しみなく注ぎ込み、これまで以上のパフォーマンスで最新の「ファントゥドライブ」を実現させたフィエスタSTは、私たちの期待を大きく超える仕上がりとなっているようです。

先代モデルとの比較

今回発売される新型フィエスタST Mk8。キーファクターは気筒休止機構付の新型3気筒 1.5Lエコブーストエンジンとドライブモードの搭載です。先代フィエスタST Mk7.5では直4 1.6Lエコブーストエンジンが搭載されていましたが新型Mk8はダウンサイジングしながらも先代ST180/ST182を凌駕しST200と同じパワー・トルクを発揮。エンジンそのものも軽量なはずですから回頭性にも有利な、いわゆる「鼻先が軽い」クルマに仕上がっていることは容易に想像できます。さらに気筒休止機構等の環境対策装備で実用燃費も相応に向上していることでしょう。

ハンドリングや走りにも期待が高まります。先代はこのクラスにおける走りのベンチマーク的存在。走りの基本性能自体が高水準であることに加えトルクベクタリング制御機構を搭載し高い評価を受けてきました。新型Mk8ではその上を行くドライブモードが搭載されているわけですから、よりスマートにコントローラブルになっていることでしょう。モードの切り替えによってはよりアグレッシブな走りにも応えてくれそうです。

ライバルモデル

ハッチバック型の車体に1.6L級の高性能エンジンを搭載するモデルは、ヨーロッパでは「ホットハッチ」と呼ばれ、数多くのライバルがひしめいています。2018年春に新登場した6代目のフォルクスワーゲン ポロはフィエスタSTと同じ3気筒エンジンを搭載。そんなポロにも高性能版であるポロGTIが用意されていますが、まだ6代目のポロGTIは発売されていません。

ポロGTI以外でライバルとなるのは、プジョー208GTIが挙げられます。208GTIは3ドアのボディに1.6L直4ターボエンジンを搭載し、最高出力208ps、最大トルク300Nmを発生。6速MTで1200kgの軽量な車体を小気味よく操ることができます。よりコンペティティブな「208GTI by Peugeot Sport」であればLSDも標準装着され、フル装備のフィエスタSTの好敵手になるでしょう。

フォルクスワーゲン ポロ GTI

フォルクスワーゲン ポロ GTI

プジョー208GTI by プジョースポール

プジョー208GTI by プジョースポール

ユニークなところでは、かつて2010年にWRC6連覇を記念して特別につくられたDS3レーシングなどもライバルに数えられます。ノーマルよりも15mmほど車高を下げたボディと専用のエアロパーツを纏ったDS3レーシングは、1.6l直4ターボエンジンを搭載し、最高出力207ps、最大トルク280Nmを発生。全世界でわずか3000台しかつくられなかったプレミアム ホットハッチです。

そんな状況下でフィエスタSTの直接的なライバルになるのは、ルノー クリオRS(日本名はルーテシアRS)が挙げられます。ボディサイズも同じBセグメントに位置しており、1.6L直4ターボエンジンは最高出力220ps、最大トルク260Nmを発生させるなど、パワーの面でも非常に近しいライバル車といえるでしょう。特に2018年1月に発売された限定モデルのクリオRS18は、トルクブーストモードを備えるだけでなく「アクラポビッチ」のエグゾーストシステムも採用するなど、より魅力的な仕様になっています。

シトロエン DS3 レーシング

シトロエン DS3 レーシング

ルノー クリオ R.S. 18

ルノー クリオ R.S. 18

このクラスのスポーツモデルは、各メーカーの思想やポリシーを表現したものが多く、どれを選んでも相応に楽しめると思います。中でもフィエスタSTはクルマとの対話を楽しみたいという方にオススメです。奥深く、路面からのフィードバックを的確に伝える素晴らしいハンドリング、路面追従性が高くコントローラブルな足回りとシャシー。一度はお乗りいただきたいモデルです。

バイヤーズガイド(発売時期、価格)

フォードのプレスリリースには「2018年初頭に発売」されることが明記されていますが、2018年4月現在、イギリス市場でのフィエスタST Mk8の正式な発売情報はまだありません。一説によると、2018年7月に開催されるGoodwood Festival of Speedで正式発表され、2018年10月に発売開始との情報もあります。

グレード構成も現段階では推測です。先代同様にベーシックな装備仕様の「ST」、必要かつ十分な装備が奢られる「ST-2」、豪華なインテリアや快適な装備だけでなくオーディオシステムにもこだわった最上級グレードの「ST-3」という3つのグレードが用意されると思われます。先代は北米市場が5ドア、ヨーロッパ市場が3ドアの展開でしたが、近年の欧州での5ドア需要を考えると5ドアの投入もあるかもしれません。

価格は多少の値上がりを考慮しても先代に近い£19,000~£23,000程度と予想されます。比較的、装備が充実した仕様が好まれる日本では先代の「ST-2」に相当するグレード以上の方が満足感を得られるのではないでしょうか。

フィエスタはイギリスで圧倒的な人気を誇るフォード車のひとつ。STの注目度も極めて高い

フィエスタはイギリスで圧倒的な人気を誇るフォード車のひとつ。STの注目度も極めて高い

モンチューンによるチューニングも可能

YMワークスでは、フォードと密接な関係を持ち、純正指定のアップグレードパッケージを展開する「モンチューン(mountune)」と長期のパーツ供給・サポートで合意しています。同社はフィエスタST Mk8用のカスタムパーツを次々と発表すると思いますので、ノーマルのフィエスタSTでは満足できない方のリクエストにもお応えできます。

フォード フィエスタSTモンチューンMR230

フォード フィエスタST モンチューン MR230

並行輸入という選択肢

日本での正規輸入販売は行われないフォード フィエスタST Mk8。フォード車の歴代各モデルのSTシリーズは名作として日本国内にも多くのファンを有しています。新型フィエスタST Mk8も並行輸入を行なえば日本での楽しむことももちろん可能です。

YMワークスは、欧州製輸入車の国内正規輸入モデルから日本国内未導入モデルの並行輸入まで豊富な経験があります。特にヨーロッパフォード各車については、歴代フォーカスRSを50台以上、STを10数台、フィエスタSTも10台程、並行輸入・販売させていただいています。英国内のディーラー各社とも独自のパイプがあり、車両そのものの並行輸入はもちろん、パーツの供給、各種整備・修理、車検まで、納車後のアフターフォローもなどもきめ細かに対応、安心してお乗りいただける環境をご提供いたします。このフォード フィエスタST Mk8に関してもご予約・ご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせください。

関連リンク

フォード フィエスタの情報は以下でもご案内しています。

フォード フィエスタを解説、日本導入の可能性や並行輸入の情報も掲載。

フォード フィエスタは、欧州フォードが販売する、Bセグメントを代表するコンパクトカーです。 この記事では、2016年11月29日に発表された8代目フィエスタについて解説しています。また、日本で乗るた...

フォード フィエスタSTを徹底解説。日本未導入のスポーツモデルを右ハンドル仕様で並行輸入します。

このモデルには新型・後継モデルが既に発表あるいは発売されています。並行輸入中古車のご相談は承りますが最新情報は以下の記事をご覧ください。 [relatedArticle id="17489"] フ...

現地法人公式サイト・コンフィギュレーター

お問い合わせ

下記のお問い合わせフォームにご入力いただくかお電話にてお気軽にお問い合わせください。なお、お問合せいただきました内容によっては、お時間をいただく場合やご回答しかねる場合がございますのであらかじめご了承ください。

また、並行輸入に関しては、並行輸入の一連の流れをまとめた「並行輸入車をご購入いただく場合の流れ」と、お客様からよくご質問いただく質問をまとめた「欧州車の並行輸入に関するよくあるご質問(FAQ)」等のページをご用意しております。お問い合わせいただく前に、併せてご利用ください

並行輸入車・逆輸入車の購入手順|YMワークス(大阪・横浜)

「夢を売る商売をやっている」 少し大げさかもしれませんが、コアカーズを運営するYMワークスの営業・運営方針の根底にある考え方です。 フツーのクルマでもレアな輸入車でも、単にクルマを売るだけではない...

欧州車の並行輸入に関するよくあるご質問(FAQ)

コアカーズを運営するYMワークスで並行輸入車をご購入いただくにあたってのよくあるご質問と回答です。お問合せの前にご一読ください。その他、何かご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。 よくい...

並行輸入車を買う前に知っておきたいメリット・デメリットを詳しく解説。

輸入車を購入するときに、並行輸入車の存在が気になったことがある方は少なくないかと思います。けれども並行輸入車のメリットやデメリットがよく分からないと、なかなか一歩を踏み出すことはできないかもしれません...

※電話番号のお掛け間違い、メールアドレスの入力ミスにお気をつけ下さい。

電話でのお問い合わせ

045-947-3036
受付時間/?10:00? 20:00(土祝除く)
担当者:宮崎(ミヤザキ)

※お電話の際、「コアカーズを見た」とお伝えください。

メールでのお問い合わせ

お名前 必須

ご住所 必須

電話番号 必須

メールアドレス 必須

お問合せ項目

メッセージ本文 必須

プライバシーポリシー

※本記事は2018年4月30日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。

並行輸入・逆輸入・輸入代行に関する無料相談

コアカーズを運営するYMワークスでは、海外で販売されている日本未導入モデルの欧州車の新車をはじめ、海外市場で流通する高年式中古車を独自ルートによる直接並行輸入でご提供しています。もちろんディーゼル、左ハンドル、逆輸入車、ラリーカーやクラシックカーなど、メーカーを問わず幅広くお取り扱いしています。こだわりのモデルやクルマがある方は、まずはご希望をお聞かせください。安心の保証制度と全国規模の整備ネットワークでこだわり輸入車ライフをサポートします


自動車輸入の流れを見る

Facebook・Twitterでもご購読できます。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

フェイスブックで最新情報をお届けします


Twitterでフォローしよう

おすすめの関連記事