【並行輸入車】新型フォルクスワーゲン キャディを徹底解説。英国仕様の右ハンドルで並行輸入します。

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フォルクスワーゲン キャディ

フォルクスワーゲン キャディ(Volkswagen Caddy)は、Cセグメントに属するLCV(Light commercial vehicle)です。

2015年に登場した最新型のキャディは、基本的なシャシーこそ先代から継承するものの、内外装のデザインはゴルフVII系と同じ流れを持つ最新世代へと刷新されました。そのためフォルクスワーゲンは、このキャディを4代目と称しています。

キャディには、商用のキャディと、乗用のキャディ ライフの2つのバリエーションが存在しますが、残念ながら日本へは一度も正規輸入されたことがありません。今回は、商用モデルのキャディを徹底解説します。優れた使い勝手、過不足のないボディサイズ、魅力的なデザインを持つフォルクスワーゲンの小型商用車を、イギリス仕様右ハンドルで並行輸入してみませんか?

フルクスワーゲン キャディ の歴史と特徴

フォルクスワーゲン キャディ(初代)

フォルクスワーゲン キャディ(初代)

初代のフォルクスワーゲン キャディは、A1プラットフォームを採用したゴルフIのフロントドアまでのボディ前半を流用し、後半部分に荷台を架装した小型ピックアップトラックとして1979年にデビューしました。

北米市場の需要に応じて開発されたモデルのため、車名はゴルフの北米名、ラビットの派生車種として「ラビット・ピックアップ」とされ、生産も北米工場で行われました。「キャディ」を名乗るのようになったのは、1982年に欧州市場に導入する際の車名として採用された際が最初です。欧州向けのキャディの生産は、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ工場で行われました。

フォルクスワーゲン キャディ(初代)

フォルクスワーゲン キャディ(初代) 荷台架装例

初代キャディは、トラック本来の軽作業車としての使われ方はもちろん、北米では若者が最初に手にするファーストカーとしても人気を博し、デビューから16年間も製造され続けたロングセラーモデルとなりました。

車名の「Caddy」は、単語としては「普段使いの小さな箱、容器」という意味です。また、VWによる公式の発表こそないものの、ベースとなった「Golf」(正確にはスポーツのゴルフではありませんが)の名前と対をなす、ゴルファーのサポート役である「Caddy」という意味も重ねていると言われています。この時期のフォルクスワーゲンは車名に複数の意味を込めたり、兄弟モデルとの繋がりを示すように、元の単語の持つ意味自体に繋がりがあるような言葉を車名として採用していました。

フォルクスワーゲン キャディ(2代目)

フォルクスワーゲン キャディ(2代目)

1995年にデビューした2代目キャディは、ボディの前半部に利用するベースモデルを、新たに3代目ポロのベースとしました。ポロはA03プラットフォームを採用したBセグメントモデルであり、Cセグメントのゴルフがベースだった初代よりも全長で255mm、ホイールベースで175mmも短縮され、大幅に小型化されました。

初代から大幅にボディを縮小したのは、キャディを販売するメイン市場を北米から欧州へ切り替えたためです。欧州には道幅の狭い旧市街が数多く残っており、取り回しを大幅に向上させる必要がありました。また、1985年にデビューしたフルゴネットのルノー エクスプレスが既に欧州市場で好評を博しており、真っ向勝負に出る必要があったことも要因のひとつと考えられます。そのため2代目キャディでもピックアップボディは健在でしたが、販売の主力はボディ後半にクローズドの大容量カーゴルームをドッキングさせた、エクスプレス同様のフルゴネットタイプとなり、モデル戦略が大きく変わりました。

ちなみに3代目のポロは、スペインのVWの子会社、セアトの2代目のイビサの兄弟車でしたが、キャディにもセアト版の商用モデルとして「インカ」がラインアップされました。キャディとインカとは、フロントバンパーとグリルが異なるのみの兄弟車でした。

ところが2代目キャディのデビュー翌年に、プジョー パートナー/シトロエン ベルランゴの兄弟車が登場、そして2年後の1997年には、ルノー エクスプレスの発展型である、カングー エクスプレスがデビューします。これらの新しいモデルはフロントガラスからルーフ後端までを一体化した、乗用車ライクでスタイリッシュデザインを採用していました。

特に初代カングー エクスプレスは、これまでのフルゴネットには存在しなかったリア側面スライドドアの設定があったことから、市場から大変な好評をもって受け入れられます。その結果、荷室容量を拡張したLWB(ロングホイールベース)版や乗用モデルのカングーなどが登場し、キャディは引き離される結果になったのです。

フォルクスワーゲン キャディ(3代目)

フォルクスワーゲン キャディ(3代目)

2004年にデビューした3代目キャディは、ルノー カングーを徹底的に研究し、総当たり戦を挑みました。

基本骨格となるシャシーは再びCセグメントに回帰、ゴルフVと同じA5(PQ35)プラットフォームを採用し、ボディの大型化を図りました。この大型化は、ユーロパレット(1200 x 800mm)をそのまま積載できる荷室を最大のセールスポイントとするためです。

ユーロパレットとは、欧州の物流で使われるフォークリフトで運ぶために必要な木枠の台座(パレット)のことで、このパレットのサイズがコンテナを用いたトラック輸送における積載量を算出する際の最小基準単位になっているため、商用車を選ぶ際にユーロパレットが積載可能かどうかは大変重要なポイントなります。

初代カングー エクスプレスの荷室寸法では、このユーロパレットに載せたままの荷物は積載できないという欠点がありました。3代目キャディはこれを見逃さず、カングー エクスプレスに対するアドバンテージとしたのです。

フォルクスワーゲン キャディ ライフ(3代目)

フォルクスワーゲン キャディ ライフ(3代目)

また、3代目では遂に伝統のピックアップが廃止され、ボディバリエーションはフルゴネット一本に絞られました。さらに、乗用仕様のキャディ ライフのリリースや、商用と乗用それぞれにロングホイールベース版のキャディ マキシ/キャディ マキシ ライフを追加するなど、初代カングー エクスプレスに存在した全てのボディバリエーションを用意したところに、VWの本気を感じます。

エクステリアデザインは、初代カングー同様、キャビンから荷室までを段差のないひとつのルーフでワンボディ化し、フロントマスクからフロントドアまでは、2003年に登場したミニバンである初代トゥーラン(前期型)をそのまま流用していました。ただし乗用のキャディ ライフに対し、商用のキャディではプロテクターの数を増やした専用バンパーを採用しています。

フォルクスワーゲン キャディ (3代目・フェイスリフト後)

フォルクスワーゲン キャディ (3代目・フェイスリフト後)

モデルライフ後半に差し掛かった2010年には、後期型として大幅なフェイスリフトを実施。フロントマスクを後期型トゥーランと同じデザインとし、長い間最新VWデザインから取り残されていたキャディも新鮮さを取り戻しました。

そして、3代目のデビューから11年を経た2015年に、満を持して4代目となる新型キャディにバトンタッチすることになるのです。

フォルクスワーゲン キャディのプロモーションビデオ(約38秒)

 

エクステリア

最新デザインでモダナイズ

キャビンから荷室にかけての骨格は先代と同じ

キャビンから荷室にかけての骨格は先代と同じ

新型である4代目キャディは、実質的に先代キャディの超大型フェイスリフトです。そのため、全長4,408 x 全幅1,793 x 全高1,823 x ホイールベース2,682 mmのボディサイズは、先代からほとんど変化がありません。

ただし、キャビンから荷室部分にかけた、ボディ骨格を兼ねたモノコック構造部分以外のエクステリアパーツに関しては、後部スライドドアを除いて新しくデザインされ、「(単体パーツとして)変えられる部分は全て刷新した」というレベルに達しています。そのためVWでは、「4th Generation Caddy」と称し、公式にフルモデルチェンジと同等の扱いとしています。

専用デザインが与えられたフロントマスク

専用デザインが与えられたフロントマスク

また新型キャディには、トゥーランとは異なる専用のフロントマスクが与えられています。ゴルフVII系の流れを汲みつつも、ヘッドライトやフロントグリル、フロントバンパーのエアダムに入る横一文字のクロームバーなどの、アウトラインとしてのデザイン処理は、商用車の上位モデルにあたるトランスポーター T6とのデザイン的な共通性も考慮され、VWにおける商用車ファミリーとしてのアイデンティティもしっかりと盛り込まれています。フロントバンパーは商用らしく無塗装でありながらも、横一文字の大きなエアダムとスリットが4本入ったデザインによってワイド感を強調。腰高になりがちなフルゴネットでありながら、低重心で安定感のあるアピアランスを得ることに成功しています。

つるりとした美しいサイドパネルが特徴

つるりとした美しいサイドパネルも特徴

3代目から変わっていないエクステリアとして、美しいサイドパネルが挙げられます。標準ボディの「キャディ パネルバン」では、ボディ側にもスライドドアにもウィンドウ自体がなく、パネル補強用プレスのへこみや出っ張りもないため、ツルリとしたパネル面が生まれました。そのスペースに広告を入れたり、屋号を入れたりするにはうってつけです。歪みのない大きなパネル面は、VWの持つ高いプレス技術があってこそ。標準ボディ仕様のキャディだけが持つ特徴となっています。

キャディの標準テールゲートは、リアウィンドウがテールゲートの横幅まで目一杯拡大され、乗用車ライクな雰囲気に。また、リア周りのデザインも、フロント周りと同じくトランスポーターT6のデザインに近い、シンプルでプレーンなテイストのものが与えられています。さらに、空力特性の向上を狙ったルーフエンドスポイラーも新たに追加されました。リアコンビネーションランプは、最新のVW乗用モデルやトランスポーターT6などが採用している、L字に発光する新グラフィックスを採用。デザインの共通性を引用し、モダンなテイストになりました。

 

インテリア

一新されたデザインと実用重視の使い勝手

フォルクスワーゲン キャディ インテリア

デザインが一新されたインテリア

インテリアは、インパネやドアトリムのデザインが一新されています。商用車らしくハードな素材を使いつつも、見た目の品質を高く見せることに成功しているのは、VWが施すデザインの巧みさを示すものです。

基本的には乗用のキャディ ライフと同じデザインのインパネですが、商用メインのキャディはさらに実用重視です。最上段の中央にはフタの無い大型トレイがあり、配送業務などで頻繁に持ち出すクレジットカード決済用のハンディ端末や、POS端末をすぐ手に取れる場所に置いておくことができます。トレイにはアクセサリーソケットもあり、スマートフォンなどの充電も可能です。また、助手席側のエアアウトレット横にもフタの無い薄型の小物入れが増設されており、折りたたみのポケットマップなどを入れておくことができます。

前席の真後ろにバルクヘッドが見える

前席の真後ろにバルクヘッドが見える

前席の真後ろには、荷室との空間を仕切る金属製のバルクヘッドが設置されており、急制動時などに運転席側への荷物の侵入を防止することができます。また、助手席側だけ開閉可能なため、助手席の背もたれをフォールディングさせれば長尺の角材なども積載可能です。バルクヘッドそのものはモデルの仕様により、上半分が金網になっているタイプと、全面金属のパネルタイプの2種類あります。

 

ボディバリエーション

用途に応じて4タイプを用意

ここで、キャディのボディタイプについて、一度整理してみましょう。
大別すると以下の4タイプのボディがあります。

  • キャディ パネルバン
  • キャディ マキシ パネルバン
  • キャディ マキシ コンビ
  • キャディ マキシ ウィンドウバン

基本的な部分の違いを順に解説していきます。

キャディ パネルバン

【ボディサイズと定員】

  • 定員:2名
  • 全長:4,408mm
  • 全幅:1,793mm
  • 全高:1,823mm
  • ホイールベース:2,682mm
  • エンジン種別:ガソリン(C20のみ)、ディーゼル

【荷室寸法・ドア仕様】

  • 奥行:1,779mm
  • 幅:1,170~1,556mm
  • 高さ:1,244mm
  • 荷室容積:3,200L
  • 最大積載量:565kg~670kg(C20仕様)、736kg(C20+仕様)
  • 後部スライドドア:助手席側のみ(窓なし仕様)
  • テールゲート:観音開き(熱線&リアワイパー付き透明窓、C20+仕様では不透明黒ガラス仕様)
フォルクスワーゲン キャディ パネルバン 荷室

フォルクスワーゲン キャディ パネルバン 荷室

キャディ パネルバンはカタログ上の表記では、ショートホイールベース(=SWB)と表現されています。このホイールベースのキャディのボディタイプは「パネルバン」という呼ばれるタイプに限られています。パネルバンはその名の通り、フロントガラスと前席サイドガラス、リアテールゲートの窓以外の窓は全て塞がれ、サイドからは荷室の中身が見えない、純粋な貨物仕様です。

キャディ パネルバンには、C20と呼ばれる通常の荷重仕様とは別に、C20+と呼ばれる高耐荷重仕様の設定があります。C20+は恒常的に重量物を載せて輸送するような業務用途に向けた特別強化仕様で、最大積載量のアップや、ヘビーデューティー仕様のサスペンション、フルメタルカバーのバルクヘッドを採用、さらにテールゲートの窓も不透明ガラス化され荷室の中は完全に外からは見えない仕様に変更されるなど、用途が限られる特殊な仕様です。

キャディには、3タイプの装備グレードがあり、ベーシックな「スタートライン」、中間グレードの「トレンドライン」、上級グレードの「ハイライン」というわかりやすいものです。グレードの選択によって装備内容が変わるのはもちろん、選択可能なパワートレーンも変わります。詳細については、次項をご覧ください。

フォルクスワーゲン キャディ パネルバン

フォルクスワーゲン キャディ パネルバン

 

キャディ マキシ パネルバン

【ボディサイズと定員】

  • 定員:2名
  • 全長:4,878mm
  • 全幅:1,793mm
  • 全高:1,836mm
  • ホイールベース:3,006mm
  • エンジン種別:ガソリン、ディーゼル

【荷室寸法・ドア仕様】

  • 奥行:2,249mm
  • 幅:1,168~1,552mm
  • 高さ:1,259mm
  • 荷室容積:4,200L
  • 最大積載量:702〜755kg
  • 後部スライドドア:両側(窓なし仕様)
  • テールゲート:観音開き(不透明黒ガラス仕様)
フォルクスワーゲン キャディ マキシ パネルバン 荷室

フォルクスワーゲン キャディ マキシ パネルバン 荷室

キャディ マキシは、キャディのロングホイールベース(LWB)版です。その中で、キャディ マキシ パネルバンは全長とホイールベースの延長分を全て荷室に割り当て、最大限に拡大したのがこの仕様です。シリーズ中で荷室の奥行きが2,000mmを超えているのは、このマキシ パネルバンのみです。

マキシ パネルバンでは荷室拡大に対応してスライドドアがSWBの助手席側に加えて運転席側にも追加装備されるなど、使い勝手の向上が図られています。

フォルクスワーゲン キャディ マキシ パネルバン

フォルクスワーゲン キャディ マキシ パネルバン

 

キャディ マキシ コンビ

【ボディサイズと定員】

  • 定員:5名
  • 全長:4,878mm
  • 全幅:1,793mm
  • 全高:1,831mm
  • ホイールベース:3,006mm
  • エンジン種別:ディーゼルのみ

【荷室寸法・ドア仕様】

  • 奥行:1,823mm
  • 幅:1,168~1,190mm
  • 高さ:1,240mm
  • 荷室容積:4,100L
  • 最大積載量:631〜637kg
  • 後部スライドドア:両側(窓あり仕様)
  • テールゲート:ハッチバック(熱線&リアワイパー付き透明ガラス仕様)

コンビ(Kombi)とは、英単語では「Combination」のドイツ語表記の略称です。クルマの世界では「貨客両用車」を示す用語として用いられており、人と荷物を半々という意味になります。キャディ マキシ コンビでは、マキシ パネルバンに対して3人掛けの後部座席が追加され定員が5名になるほか、スライドドアにも窓が付き、テールゲートは一般的な跳ね上げ式に変更されます。2人以上の作業員と人数分のツールを積んで一台で向かうような現場規模の業務が多い場合には重宝する仕様です。この後部座席はキャディ マキシ ライフと同様のシートアレンジが可能ですので、人数や荷物の積載量や大きさにも柔軟に対応可能です。

コンビはグレードのない単一仕様となっていて、エンジンもディーゼルしか選択できないなど、SWB/LWBのパネルバンシリーズとは選択肢の内容が大きく異なります。

フォルクスワーゲン キャディ マキシ コンビ

フォルクスワーゲン キャディ マキシ コンビ

 

キャディ マキシ ウィンドウバン

【ボディサイズと定員】

  • 定員:2名(7名)
  • 全長:4,878mm
  • 全幅:1,793mm
  • 全高:1,831mm
  • ホイールベース:3,006mm
  • エンジン種別:ディーゼルのみ

【荷室寸法・ドア仕様】

  • 奥行:1,823mm
  • 幅:1,168~1,190mm
  • 高さ:1,240mm
  • 荷室容積:4,100L
  • 最大積載量:648〜637kg
  • 後部スライドドア:両側(窓あり仕様)
  • テールゲート:ハッチバック(熱線&リアワイパー付き透明ガラス仕様)

ウィンドウバンはその名の通り、リアクォーターを含む、窓であるべき場所が全て透明なガラス窓になる仕様で、バンパーが無塗装なのを除けば乗用仕様のキャディ マキシ ライフに近い外観になっています。そのためか、このウィンドウバンだけは商用キャディシリーズでありながら、乗用であるキャディ ライフのカタログ中に載っているという不思議なモデルになっています。

定員は標準では2名で後部座席はありませんが、商用キャディシリーズの中では唯一オプションで2列目と3列目シートを追加して、定員7名仕様に変更することも可能になっています。

ウィンドウバンもコンビと同様に単一グレードで、エンジンもディーゼルのみ選択が可能な仕様です。

商用キャディの全ラインナップにおける各モデルの概要をまとめてみましたが、一見複雑な構成に見えたボディタイプは、幅広いニーズに応えるために「物メイン」から「人メイン」までの4段階に分けた上で、その目的と用途に対応したシステマチックなラインナップとなっていることがわかります。

フォルクスワーゲン キャディ マキシ ライフ

フォルクスワーゲン キャディ マキシ ウィンドウバンとキャディ マキシ ライフの外観は区別が難しい

フォルクスワーゲン キャディの積載能力紹介ビデオ(約27秒)

グレード・主要装備

スタートラインに必要な装備を足していくという選択肢も

前述のとおり、商用のキャディシリーズにはボディタイプによってグレード構成が変わります。

まず、パネルバン / マキシ パネルバンのグレード構成と主要装備についてご紹介します。ボディサイズに関わらず、パネルバンは、スタートライン、トレンドライン、ハイラインの3グレードで展開されています。各グレードごとの主要装備詳細は下記をご覧ください。+ボタンで詳細が表示されます。

スタートラインの主要装備
  • マニュアルヒーター
  • パワーウィンドウ
  • リモコン集中ドアロック
  • 助手席側片側スライドドア(キャディ パネルバン)
  • 両側スライドドア(キャディ マキシ パネルバン)
  • チルト&テレスコピック付ステアリングコラム
  • 速度感応式パワーステアリング
  • ラバーフロアコーティング(前席)
  • ファブリックシート(高さ調節式)
  • ヒーテッドドアミラー(無塗装)
  • 前後バンパー(無塗装)
  • ドアハンドル(無塗装)
  • 上部金網仕様カーゴバルクヘッド(キャディ パネルバン)
  • 全面ハード仕様カーゴバルクヘッド(キャディ マキシ パネルバン)
  • 195/65R15タイヤ・15インチスチールホイール(75/84/102ps仕様)
  • 205/55R16タイヤ・16インチスチールホイール(125/150ps仕様)
トレンドラインの主要装備

スタートラインに加えて以下の装備が追加されます。

  • マルチファンクションディスプレイ(メーター内)
  • クルーズコントロール(スピードリミッター付)
  • カラードドアミラー
  • 前後カラードバンパー
  • カラードドアハンドル
  • リアパーキングセンサー
  • 8way調整式ドライバーシート(ランバーサポート付)
  • ホイールトリム
ハイラインの主要装備

トレンドラインの装備に加えて

  • マニュアルエアコン
  • 革巻きステアリング & 革巻きシフトノブ
  • Lights & Vision Pack(自動防眩ミラー & 雨滴検知付オードワイパー)
  • フロントフォグランプ
  • 熱線入りフロントガラス
  • アロイホイール

トレンドライン以上であれば、カーゴルームに窓がないのを除けば外観上は乗用版のキャディ ライフとあまり遜色ない装備となります。しかし、スタートラインの商用車らしい無骨な無塗装パーツを敢えて好む方も少なからずいらっしゃるでしょう。そういう方は、スタートラインを選択して、足りない装備をオプションから追加し、アップグレードするといいでしょう。

キャディのパネルバンシリーズで気をつけなければいけないのは、スタートラインとトレンドラインの空調はヒーターのみで、エアコンは未装備である点です。もちろんオプション装備可能ですので、忘れずに発注しましょう。

 

次にマキシに設定されているコンビとウィンドウバンの装備についてみてみましょう。主要装備詳細は下記をご覧ください。+ボタンで詳細が表示されます。

マキシ コンビ / マキシ ウィンドウバンの主要装備
  • マニュアルヒーター
  • パワーウィンドウ
  • リモコン集中ドアロック
  • 両側スライドドア(窓付き)
  • チルト & テレスコピック付ステアリングコラム
  • 速度感応式パワーステアリング
  • 前後席ラバーフロアコーティング(マキシ コンビ)
  • 前後席カーペットフロアカバー(マキシ ウィンドウバン)
  • ファブリックシート(高さ調節式)
  • ヒーテッドドアミラー(無塗装)
  • 前後バンパー(無塗装)
  • ドアハンドル(無塗装)
  • 195/65R15タイヤ・15インチスチールホイール(マキシ ウィンドウバン)
  • 205/55R16タイヤ・16インチトリム付きスチールホイール(マキシ コンビ)
  • クルーズコントロール(速度リミッター機能付)
  • 縦開きテールゲート(熱線&リアワイパー付)

基本的にはパネルバンシリーズの「スタートライン」に準じつつ、スライドドアやテールゲートの仕様がコンビやウィンドウバンでは変更になっています。こちらもエアコンは標準装備ではありませんが、オプション発注が必要です。

 

なお、パネルバン、コンビ、ウィンドウバンなど、すべてのボディタイプとグレードで、安全装備は統一されています。安全装備としてはABS、トラクションコントロール、ESP(横滑り防止装置)、EBD(ブレーキ圧配分機構)、EDL(電子制御式デフロック機構)、MSR(エンジンブレーキトルク制御機構)、衝突軽減ブレーキなどが含まれます。

またエアバッグは運転席と助手席に加え、欧州車とはいえ、このクラスのライバルではオプション設定だったり設定不可だったりする場合も多いカーテンエアバッグも装備(2列目シート装備車は2列目まで)されています。乗用も商用もグレードも関係なく安全装備を同じ水準で装備しているのは、キャディの美点のひとつです。

フォルクスワーゲン キャディの安全性能紹介ビデオ(約27秒)

オプション

発注時に選択するメーカーオプションも充実

キャディには豊富なオプションが用意されています。中でもメーカーオプションとして、車両注文時にしかオーダーできないものの一部をご紹介します。

バイキセノンヘッドランプは726ポンドです。これは照度の高いキセノンのディスチャージヘッドランプをロービーム、ハイビームの両方に利用し、さらにハロゲンライトをパッシングやハイビーム時の補助用に活用するシステムです。さらにコーナリングランプもセットになっています。夜間走行での疲労軽減に繋がりますので、装備しておきたいオプションです。

マニュアルエアコンは、パネルバンのハイラインを除くヒーターしか装備されていない仕様に対して、1,098ポンドで設定されています。高温多湿な日本では基本的に必須の装備となるので、装備をおすすめします。また、パネルバンには1,284ポンドのセミオートエアコンの設定もあります。マニュアルエアコンでも特に問題はないと思いますが、空間の広いモデルですから温度管理は自動制御できると何かと便利な装備です。

前席シートヒーターは270ポンドのオプションで、セミオートエアコンを選択すると、こちらも必ず追加する必要があります。エンジン始動直後でも十分な暖かさが得られるので、特に真冬の雪国では大変ありがたい装備ですし、状況によっては燃費の向上にも繋がります。

アダプティブクルーズコントロール(ACC)は258ポンド。設定された速度を自動的に保つクルーズコントロール機能に加えて、自動的に車間距離を一定に保ちながら追走するスマート機能です。ACCは、60ポンドの衝突回避サポート、198ポンドのファンクションスイッチ付き革巻きステアリングとセットオプションとなっており、ひとまとめのオプションとして装備する必要があります。衝突回避サポートはACCの前車追従機能を利用して、追突を防止するための自動ブレーキ機能です。

工場装着オプション以外にもキャディシリーズには豊富なオプションが用意されています。細かいアップデートも頻繁に行われているので、価格表に併記されているオプションリストも是非ご覧ください。

 

パワートレイン

全車EURO6対応の新エンジンを搭載

UK仕様のキャディに搭載されるエンジンは下記の通り、「TSI」と呼ばれるガソリンエンジン3種類と、「TDI」と呼ばれるディーゼルエンジン4種類があります。いずれもモデルチェンジで新世代のものに刷新されています。またすべてのエンジンがBlueMotion Technology(BMT)と呼ばれる低燃費・低環境負荷のための周辺技術と標準で組み合わせられ。さらにディーゼルでは軽量化やフリクション低減・ギア比の最適化など車両全体で低燃費技術を採用したBlueMotion仕様の設定もあります。

商用のキャディシリーズは、エンジンとトランスミッションの搭載設定がモデルにより、大変細かく分けられておりますので、詳細につきましては、オンラインカタログにてご確認ください。

フォルクスワーゲン キャディ エンジンルーム

フォルクスワーゲン キャディ エンジンルーム

【ガソリンエンジン(TSI)】

  • 1.2L TSI BMT 84ps / 160Nm 5MT*
  • 1.0L TSI BMT 102ps / 175Nm 5MT**
  • 1.4L TSI BMT 125ps / 220Nm 6MT & 7DSG***

*パネルバン C20のスタートラインに設定
**パネルバン C20のスタートラインとトレンドライン、マキシ パネルバンのスタートラインに設定
***パネルバン C20、マキシ パネルバン共にトレンドライン以上で設定

商用キャディシリーズに搭載されるガソリンエンジンは、全て特定のボディタイプやグレード限定にされており、グレードが上がるごとにエンジンスペックも上がる体系をとっています。またパネルバンでもC20+ではガソリンエンジンは選択できません。

乗用のライフでは1.2Lと1.4Lの2種類でしたが、商用のキャディ/キャディ マキシにはこれに加えて1.0L TSIエンジンも設定されています。このエンジンはコンパクトカーのup!などで先行して採用されているEA211型の3気筒エンジンですが、スペックは102ps/175Nmと、1.2Lと1.4Lの両4気筒エンジンのちょうど中間に位置します。各エンジンに組み合わせるトランスミッションは、1.2Lと1.0Lは5MTのみ、1.4Lでは6MTと7DSG(デュアルクラッチトランスミッション)を選択できます。

【ディーゼルエンジン(TDI)】

  • 2.0L TDI BMT 75ps / 225Nm 5MT*
  • 2.0L TDI BMT 102ps / 250Nm 5MT** & 6DSG
  • 2.0L TDI BlueMotion 102ps / 250Nm 5MT***
  • 2.0L TDI BMT 150ps / 340Nm 6MT & 6DSG

*パネルバンのスタートラインに設定
**マキシのみで設定
***BlueMotion仕様

ディーゼルエンジンの排気量は全て2.0Lで、出力とトルクのチューニングが異なる仕様になっています。また乗用のライフと比べると75ps仕様が追加され、全4タイプのラインナップとなっています。

トランスミッションは、75ps仕様は5MTのみで、102ps仕様では5MTと6DSG、150ps仕様では6MTと6DSGとなっています。

メインストリームとなる102psと6DSGの組み合わせ、150ps仕様と6MT・6DSGの組み合わせは全てのキャディシリーズで選択可能となっています。

なお、キャディシリーズに搭載されているガソリンとディーゼルの全エンジンは、欧州の最新の排気ガス規制である「EURO6」をクリアしています。

 

経済性・環境性能

ターボとBlueMotion Technologyが支える優れた低燃費性能

新型キャディのエンジンには、カソリンとディーゼルそれぞれがありますが、日本におけるJC08モードに近いといわれる「欧州複合モード」のカタログ燃費で比較してみましょう。

燃費の優れた7種類のエンジンをラインナップ

燃費の優れた7種類のエンジンをラインナップ

MT仕様の場合、ガソリンエンジンは排気量の大きな方から順に、1.4Lが16.9km/L、1.2Lが17.8km/L、1.0Lが18.9km/Lです。もっとも燃費の良い3気筒の1.0Lで、出力では1.2Lに勝りながらも、経済性の高さを両立しています。

一方、ディーゼルエンジンは最強となる150ps仕様が20.0km/L、102ps仕様と75ps仕様では21.7km/Lです。また車両全体での効率アップに取り組んだBlueMotion仕様は23.2km/Lをマークします。

特にガソリンエンジンの燃費は、かなり健闘しているといえるでしょう。たとえば1.4L仕様では前世代のエンジンに対して燃費は27%も向上しており、欧州で注目されるCO2排出値も、前世代に対して30%も低減されています。

ディーゼルエンジンの場合、ハイパワー版の2.0Lは、前世代から140psから150ps、トルクも320Nmから340Nmへ増強したにもかかわらず、CO2は14%削減、燃費も13%向上するなど、こちらも大幅な性能向上を達成しました。

これらの低CO2&低燃費を実現するにあたっては、前述したようにBlueMotion Technology(BMT)と呼ばれる周辺技術が大きく寄与しています。BMTには具体的には以下の装備が搭載されています。

  • アイドリング・ストップ・システム(Start&Stopシステム)
  • ヒルホールド・アシスト・システム
  • 回生ブレーキ機構
  • 低転がり率専用タイヤ

これらの装備は、日本車でもハイブリッド車をはじめとして一般車種にも普及が進みつつありますが、欧州各国のクルマでも標準化が急速に進んでいます。

ブルーモーションテクノロジーを採用

ブルーモーションテクノロジーを採用

欧州における自動車関連の税金は、国ごとに若干異なるものの、課税の根拠として主に排出されるCO2の量や燃費によって細かくランク付けを行い、そのランクに基づいて税率が決められています。当然排出量が少ない方が税負担が少なくなる仕組みなため、各社ともCO2排出低減と低燃費対策は商品性に直結する重要な売りの要素ですから、日々性能向上に努めているのはこのためです。

欧州車のカタログ上でCO2排出量を大きく表示して消費者にアピールしているのはこういった背景によるものです。主に重量や排気量の数値だけで課税されている日本ではあまりピンとこない数値に見えますが、欧州の人々には購入を左右する指標として大変重要な数値なのです。特にキャディのような商用となれば企業の経費そのものになりますから、より重要視されます。

CO2対策もエンジン技術のみでは技術的に限界があるのも事実ですから、さらに性能を向上させるための周辺技術としてエンジンの技術をサポートしているのがBMTということになります。

 

総評

仕事からレジャーまでこなすポテンシャルの持ち主

仕事からレジャーまでこなすポテンシャルの持ち主

自分で魅力を足してゆく楽しき商用車の世界

長寿モデルだった先代の美点を継承しつつも、最新世代のデザインを身にまとって魅力的な姿に生まれ変わった4代目キャディシリーズ。カタログや価格表を見ると最初は商用キャディのラインアップの複雑さに驚くかもしれませんが、使う目的がはっきりとしていれば、4つのボディタイプの選択で迷うことはないと思います。

新型キャディは本来の使い道である業務仕様としてハードに使い倒せるのはもちろんですが、商用車として使うだけではもったいないと思わせるポテンシャルを持っています。

たとえばマキシ パネルバンの大きな荷室を使い、キャンパー仕様にカスタムしてアウトドア三昧するもよし、バイクやレースカートのメンテ工具を満載したトランスポーターとして、趣味の移動ツールや活動拠点として使うのもよいでしょう。また、出張カフェなどの移動店舗で使うにも、キャディの持つ乗用車ライクで洗練されたデザインは、お店の雰囲気作りにひと役買ってくれるはずです。

使う側の気持ちに応えて、やりたいことを一緒にできる懐の深さが、キャディシリーズの大きな魅力です。

やりたいことを一緒にやれる懐の深さがキャディシリーズの魅力

やりたいことを一緒にやれる懐の深さがキャディシリーズの魅力

 

フォルクスワーゲン キャディ のライバルは?

フォルクスワーゲン キャディ/キャディ マキシのライバルをピックアップしてみましょう。

ルノー カングー

ルノー カングー バン シリーズ

ルノー カングー バン シリーズ

  • カングー バン
  • カングー マキシ バン
  • カングー マキシ クルー バン

やはり、最初に取り上げるのは永遠のライバル、ルノーのカングシリーズをおいて他にはありません。商用仕様のカングーは日本へは正規輸入されていませんが、このジャンルのパイオニアです。2016年現在販売されているカングーは2007年に登場した2代目で、Cセグメントに大型化することでユーロパレットが搭載出来ない欠点を解消しました。

カングーもキャディが用意しているボディタイプに近いラインナップを持っています。デフォルトのボディタイプで用意されていないのはウィンドウバンに相当する全窓仕様くらいですが、オプションでクォーターパネルをガラス窓にすることが可能ですので、キャディが用意している4つのボディタイプには対応可能ということになります。(カングー マキシの乗用版がグランカングーとなります)

商用カングーのイギリス仕様をキャディと比べると、ガソリンエンジンの存在や2ペダルの設定など、キャディの方がより幅広い需要に対応可能です。

 

フィアット ドブロ

フィアット ドブロ バン

フィアット ドブロ バン

  • ドブロ カーゴ バン
  • ドブロ カーゴ マキシ
  • ドブロ カーゴ XL
  • ドブロ コンビ
  • ドブロ コンビ マキシ
  • ドブロ コンビ XL

フィアット ドブロは、ボディバリエーションが豊富で、LWB仕様の「マキシ」に荷室を拡張するハイルーフを組み合わせることで生まれる最大容積5,000Lの荷室を誇る「XL」という、ライバルにはない独特なボディタイプがあります。また、バンとコンビにそれぞれ同じバリエーション展開をしているので、単純に後部座席の有無でバンにするかコンビにするか決められます。またコンビ マキシは、乗用展開されているドブロには設定のないLWB仕様のラインアップを補完する役割もあります。

ボディタイプごとにスライドドア枚数、サイドやクォーターガラス、リアガラスの設定も細かくカスタムメイド可能です。

 

フォード トランジット コネクト

フォード トランジット コネクト バン

フォード トランジット コネクト バン

  • トランジット コネクト バン L1
  • トランジット コネクト バン L2
  • トランジット コネクト ダブルキャブ イン バン L1
  • トランジット コネクト ダブルキャブ イン バン L2
  • トランジット コネクト コンビ L2

欧州フォードのトルネオ コネクトの商用版であるトランジット コネクトは、座席数とホイールベースの組み合わせでボディタイプが分類されていて、L1が通常のホイールベース版、L2がストレッチ仕様のロングホイールベース版です。

バンのシート構成が他には見られない特徴的なレイアウトで、基本的には2人掛けを前提とした前列ベンチシートの2~3人掛け仕様なのですが、助手席側の外側座面を引き起こせば、その場所にダンボール箱を積んでおくのも可能で、背もたれを前倒しすると後部荷室からのトランクスルーで長尺物の積載も可能にした「Flexible Dual Passenger Seat」という個性的な機能があります。凝った格納機能やシートアレンジが多い欧州フォードらしさが出ていますが、ベンチシートの中央シートはあくまで緊急用として長時間座るのは難しいと思われます。

こうしてライバルをピックアップしてみると、ボディサイズはほぼ似たような感じですが、デザインやユーティリティ、荷室対する考え方に個性があって各メーカーのスタンスが色濃く反映されているので、どれも甲乙つけがたいものです。商用車は一度リリースすれば息の長いモデルが多いので、各社とも大変力を入れて開発しているのがよくわかります。

 

キャディのオススメグレードは?

商用キャディシリーズのベストバイを探ってみましょう。ふたつの観点からベストモデルをチョイスしてみました。

フォルクスワーゲン キャディ マキシ パネルバン(ハイライン)

フォルクスワーゲン キャディ マキシ パネルバン(ハイライン)

「人よりモノ」ならば、キャディ マキシ パネルバン ハイライン。

シリーズ最大長の荷室を求めるならこの仕様です。エンジンは、2.0L TDI BMT 150ps、日本でも乗りやすい6DSGとの組み合わせがおすすめです。ハイラインならば外観はカラードパーツがフル装備で、さらにシリーズで唯一、エアコンを最初から標準で装備していることも魅力です。

トレンドラインでエアコンをオプション装着してしまうと、価格的にハイラインとほぼ同じになってしまいます。最初からハイラインを選択した方が、他の装備の充実度を含めてコストパフォーマンスに優れます。

一方「モノより人」という観点ならば、キャディ マキシ ウィンドウバンもおすすめです。

こちらはオプションで最大7名仕様化が可能となります。ただし、ミニバンライクに使うならば、キャディ マキシ ライフを選択した方が乗員が快適に過ごせるはずです。ウィンドウバンはあくまで商用車という括りなので、送迎車として利用したり、タクシーとして利用する場合、もしくはいざというときは人をたくさん乗せるものの、普段はパーソナルな趣味の道具として使ったりする場合に向いています。

モデルに関係なく、重量のあるものを積載する機会が多い場合は、2.0L TDIの150ps仕様を選択しましょう。空荷でも1.6t程度ある車重を考慮すると、3.5Lエンジン級のトルクの余裕はほしいところです。

商用バンはひと言で表現するなら「器」というべきものなので、使う側が自分の用途に合ったものを選べば、それがベストバイとなります。商用キャディシリーズの豊富なボディバリエーションと、細かく設定されたオプションを組み合わせれば、きっとベストな仕様が見つかることでしょう。

なお、パネルバンはバルクヘッドの仕様によっては、3ナンバーが取得できず1ナンバーになってしまう場合などがあるので、細かい部分は発注時にご相談ください。またキャンピングカーなどへの架装を検討される場合は、断熱性を考慮するとウィンドウバンよりもパネルバンに窓開け加工をした方が有利かもしれません。

 

フォルクスワーゲン キャディを日本に並行輸入した場合の乗り出し価格は? 

フォルクスワーゲン キャディ のイギリスでの販売価格は、キャディ マキシ パネルバンに2.0 TDI 150ps 6DSGの組み合わせで27,459ポンドです。イギリスより並行輸入した場合の日本国内の乗り出し価格は、諸経費込で、470-510万円(2016年10月24日為替レート1ポンド126円にて計算)くらいになりそうです。下に、最新為替連動による日本国内での乗り出し価格の目安を表示させていますので、ご参考にしてください。

フォルクスワーゲン キャディは正規輸入車されておらず、今後の導入可能性も低いモデルです。日本で乗る場合、並行輸入が最も現実的な方法です。お好みに応じて左ハンドルなど、ご紹介している仕様以外の並行輸入も可能ですので、ご相談ください。

  • 車名
  • 国内乗り出し価格目安
    (税込・諸費用込)

国内乗り出し価格目安は、ご覧の時点での為替レートにて算出しております。 金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスをお願いします。

 

スペック表

フォルクスワーゲン キャディ マキシ パネルバンのカラーやサイズなどのスペックは以下をご確認ください。+ボタンで詳細が表示されます。

フォルクスワーゲン キャディ マキシ パネルバン ハイライン £27,459
車名 フォルクスワーゲン キャディ / Volkswagen Caddy van
エンジン、サンプルグレード Maxi Panel van Highline / 2.0 EU6 150ps TDI BMT 6DSG
英国販売価格 £27,459
型式
初度登録 国内未登録新車
車検 受け渡し
走行距離
ハンドル
ドア数 5
カラー キャンディホワイト(標準色/SOL)
チェリーレッド(標準色/SOL)
ピュアグレー(標準色/SOL)
リフレックスシルバー(OP/MTL)
インジウムグレー(OP/MTL)
モハーベベージュ(OP/MTL)
サンドストームイエロー(OP/MTL)
フォルタナレッド(OP/MTL)
ブラックベリー(OP/MTL)
カシューナッツブラウン(OP/MTL)
バイパーグリーン(OP/MTL)
バンブーガーデングリーン(OP/MTL)
スターライトブルー(OP/MTL)
アカプルコブルー(OP/MTL)
ディープブラック(OP/P)
※OP:有料オプション(£468)
※SOL:ソリッド塗装
※MTL:メタリック塗装
※MC:マイカ塗装
※P:パール塗装
全長x全幅x全高 4,878 x 1,793 x 1,836 mm
ホイールベース 3,006mm
トレッド(前/後) – mm / – mm
車両重量 1607kg
乗車定員 2名
トランスミッション 6速オートマチックトランスミッション
エンジンタイプ 2.0L TDI 150ps I-4
総排気量/内径x行程 1,968cc / 81.0 x 95.5 mm
圧縮比 18.1(参考値)
最高出力 110kW(150ps) / 3500-4000rpm
最大トルク 340Nm / 1750-3000rpm
燃料タンク容量 60L
燃費 約19.6km/L(欧州複合基準)
ブレーキ形式(前/後) ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ/ホイール 205/55R16 /16インチアルミホイール
最高速度 192km/h
0-100km/h加速 9.9sec
特記事項 ※一部推定値、非公式情報を含んでいる場合があります。

 

車両詳細画像ギャラリー

 

フォルクスワーゲン キャディのカタログ・価格表・オプションリスト

フォルクスワーゲン 英国 キャディのカタログ (VW UK Caddy)
 ※パネルバン、マキシ パネルバン、マキシ コンビが掲載されています
フォルクスワーゲン 英国 キャディ マキシ ウィンドウバンのカタログ (VW UK Caddy Life)
 ※キャディ ライフと共通のカタログです

フォルクスワーゲン 英国 キャディの価格表・オプションリスト (VW UK Caddy)
 ※パネルバン、マキシ パネルバン、マキシ コンビが掲載されています
フォルクスワーゲン 英国 貨客車総合価格表・オプションリスト (VW UK Passanger carriers)
 ※マキシ ウィンドウバンはこちらに掲載されています

 

フォルクスワーゲン キャディの現地法人・ディーラーリンク

フォルクスワーゲン 英国 キャディシリーズのオフィシャルサイト (VW UK Caddy Range)
フォルクスワーゲン 英国 キャディ パネルバンのオフィシャルサイト (VW UK Caddy panel van)
フォルクスワーゲン 英国 キャディ マキシ パネルバンのオフィシャルサイト (VW UK Caddy Maxi panel van)
フォルクスワーゲン 英国 キャディ マキシ コンビのオフィシャルサイト (VW UK Caddy Maxi kombi)
フォルクスワーゲン 英国 キャディ マキシ ウィンドウバンのオフィシャルサイト (VW UK Caddy Maxi window van)
フォルクスワーゲン 英国 キャディ ブルーモーションのオフィシャルサイト (VW UK Caddy BlueMotion)

 

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アメリカ生まれのミニカー、ホットウィールことHotWheelsには、ピックアップトラックだった初代キャディも、ヨーロッパと同じキャディの名前でラインアップされています。手頃な価格で手に入る、ちょっと珍しいミニカーとしておすすめです。

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