【並行輸入車】日本未導入フィアット ドブロを徹底解説。右ハンドル仕様、ガソリン・ディーゼルモデルを並行輸入します。

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フィアット ドブロ

フィアット ドブロ(Fiat Doblo)は、ルノー カングー(Renault Kangoo)やシトロエン ベルランゴ(Citroen Berlingo)と同じLCV(Light Commercial Vehicle)のひとつで、明るく開放的なデザインや、ライバルより魅力的な価格設定で、ヨーロッパで人気の一台です。イタリア車らしい個性際立つデザインが、ちょっと気になっている方も多いのではないでしょうか。

ドブロは、カングーのように日本に導入されていませんし、またクルマ自体に関する情報なども非常に限られています。そこで今回は日本で乗りやすいイギリス仕様の右ハンドルモデルを中心に、フィアット ドブロを徹底解説します。フランス車とはひと味ちがう、イタリア生まれの商用車を並行輸入してみませんか?

フィアット ドブロの特徴、カングーやベルランゴとの違いは?

フィアット ドブロ

フィアット ドブロ

ドブロは2001年に、当時販売されていた商用車のフィオリーノの後継モデルとしてデビューしました。(フィオリーノの名前は、その後フィアット クーボの商用仕様の名前として復活しています)

乗用車の後ろ半分を荷室に仕立て直したようなフィオリーノに対して、ドブロはライバルのカングーやベルランゴなどと同じように運転席の上からハイルーフの空気抵抗の少ないボディタイプとして登場しましたが、ライバルと比べると、ひと目見たら忘れられない、アクの強いユニークなデザインが特徴でした。2009年の2世代目からは直線的でボクシーなボディシェイプと、丸っぽく愛嬌のある顔つきになっています。今回ご紹介するのは、その2代目をフェイスリフトしたモデル。愛嬌あるファニーフェイスはそのままに、ちょっと現代的に“シュッとした”イメージに改められました。

最新のドブロのサイズは、全長4,406mm、全幅1,832mm、全高1,845mm。ライバルとなるカングーやベルランゴより、ドブロが10cm程度長いだけで、あとはほぼ同じ寸法です。ホイールベースもドブロが最も長いですが、最も短いカングーと比べても5cm程度の差しかありません。

気になる積載容量はドブロの790Lに対して、カングーが650L、ベルランゴが678Lと公表されています(いずれも定員乗車時)。全長とホイールベースが長い分、積載容量でリードしていますが、その他のスペックについてはこの3車はほぼ互角といったところでしょうか。

フィアット ドブロ プロモーションビデオ「Fiat New Doblo (約36秒)

マイナーチェンジで愛嬌あるユニークな顔立ちに

フィアット ドブロ フロントマスク

フィアット ドブロ フロントマスク

フロントマスクは左右に半円形に広がるラジエターグリルと、アーモンドのようなカタチのヘッドライトで構成され、まるで動物の顔のようにユニークで愛嬌あるデザインです。「となりのトトロ」に出てくる、ネコバスにも似ていませんか?後ろにスクエアなボディを背負っているのもネコバスによく似た部分ですね。イタリアだったら何と表現されるでしょうか。

顔立ちだけではありません。AピラーからCピラーまでブラックアウトして、ルーフを分厚く見せているデザインも特徴的です。これにより、車体がガッシリとしていたり、たくさん積めそうといった、LCVとしてポジティブな印象も感じさせてくれます。カングーをはじめとしたLCVの各モデルは、デザインやシェイプに個性的なモデルが多いですが、その中でもドブロはとくに主張の強いモデルといえます。

左右のスライドドアと低いフロアによりアクセス性は良好です。バックドアはスクエアな四隅まできっちりと開き、荷物の出し入れに便利です。このバックドアが大きすぎて車庫などで開くスペースがないという場合は、左右非対象の観音開きドアもオプションで選べます。

オプションで7人乗りも選択可能な広々とした室内

フィアット ドブロ インテリア

フィアット ドブロ インテリア

後ろから見るとビックリするほどスクエアな割り切ったデザインにより、ドブロは大きなスペースを室内にもたらしています。

積載容量は最大で3,200Lと発表されています。標準は5人乗りですが、オプションのファミリーパックを選択すると3列目として2座席プラスされます。巧みな室内レイアウトにより、コンパクトなボディながら7人がしっかり乗れるスペースを確保しています。3列目のプラス2座席は、使わない場合は跳ね上げて収納できます。完全に取り外すこともできるため、積載容量を重視したい場合に便利です。

シートはイタリア車らしいハッキリとした色づかいで、ダッシュボードや内装のカラーもシートと同色で仕上げられています。明るく広々とした室内は、家族や仲間とのドライブも楽しくなりそうな雰囲気です。

フィアット ドブロ 運転席

フィアット ドブロ 運転席

 

エンジンは1.4Lガソリンか、3タイプの1.6Lマルチジェットから

フィアット ドブロ エンジンルーム

フィアット ドブロ エンジンルーム

エンジンは1.4L 95hpガソリンと、1.6Lマルチジェット・ディーゼルから選べます。1.6Lマルチジェット・ディーゼルは、90hp、95hp、120hpと3種類のチューンが用意されています。90hpマルチジェットのみ2ペダルMTの5速デュアロジックが組み合わされ、それ以外は3ペダルの5速マニュアルトランスミッションのみとなります。

 

燃費は約21.3km/L(マルチジェット/デュアロジック仕様)

気になる燃費は、90hpマルチジェット+デュアロジック仕様の場合、欧州複合基準値で約21.3km/Lと公表されています。燃料タンクは60Lですので、単純計算で約1,277kmの航続距離になります。

 

バイリンク・リアサスペンションが優れた走行性能を発揮

フィアット ドブロ

フィアット ドブロ

ドブロには、バイリンク(Bi-Link)と呼ばれる凝った仕組みのリアサスペンションが採用されています。その名の通り、ふたつのアブソーバーを内蔵したサスペンションシステムで、フル積載時の高荷重から、ドライバーのみ乗車といった低荷重まで適切なダンピング性能を発揮し、優れた乗り心地と高い操縦安定性を確保しています。ヨーロッパによくある石畳の道をドライバーひとりで走ってもポンポン跳ねるようなことはなく、大人が7人フル乗車してアウトストラーダを疾走しても優れた直進安定性を保ちながら、目的地に快適に走って行ける、そんなサスペンションを実現しています。

このバイリンク・リアサスペンションは標準バージョンのほか、商用バン用に1,000kg容量のマキシバージョンも用意されます。マキシバージョンの場合は縦方向のトレーリングアームやクロスバーがプラスされる強化バージョンとなっています。

 

まとめ:ファニーフェイスの実力派

愛嬌のある個性的なフェイスで、ちょっとファニーカーのようなルックスのドブロですが、見ためだけではありません。たっぷりとした室内空間を実現するスペース効率に優れたボクシーなボディ、低燃費かつドライバビリティにも優れたマルチジェットエンジン、人と荷物をたくさん積んでも安心して走れるバイリンク・サスペンションといった、たしかな設計がドブロの性能を支えています。

目的地まで快適に走れる走行性能と、明るく広々とした室内空間をもちあわせたドブロは、乗った人みんなが陽気にドライブを楽しめるクルマに仕上がっています。

フィアット ドブロ

フィアット ドブロ

 

商用仕様のドブロは、多彩なバージョンを用意

フィアット ドブロ バン(ハイルーフ)

フィアット ドブロ バン(ハイルーフ)

貨物専用のドブロ カーゴ(Doblo Cargo)は、荷室の長さ1,820mm× 幅1,518〜1,714mm × 高さ1,305mm、3.4立方メートル、最大積載1,005kg。ホイールベースを350mm伸ばしたマキシバンや、高さ1,550mmのハイルーフバン、ストレッチ&ハイルーフのXLバンなどのバリエーションがあります。

また、乗用版とほぼ同じルックスで5名乗車も可能なドブロ コンビ(Doblo Combi)には、カーゴ同様にストレッチバージョン、ハイルーフバージョンもラインアップされます。乗車人数を確保しながら、より積載容量を増やしています。

カーゴ、コンビともに積載容量の増加に合わせて、2.0マルチジェットII 135hpエンジンが選択可能となっています。

 

フィアット ドブロのライバルは?

ルノー カングー

ルノー カングー

ルノー カングーとシトロエン ベルランゴの2モデルは、ドブロの購入を考えた際にまっ先にあげられるライバルでしょう。そのほか、プジョー パートナー(Peugeot Partner)、フォード トルネオ コネクト(Ford Torneo Connect)なども魅力的なモデルです。さらに、フォード S-MAX(Ford S-MAX)ボクソール/オペル メリーバ(Vauxhall/Opel Meriva)といった小ぶりなミニバンも気になるかも知れません。

そんなライバルの中でドブロは、スクエアなボディによる優れたユーティリティと、バイリンク・サスペンションが支える安定した走行フィールなどが、ライバルに勝る訴求点となっています。

 

日本で乗るなら、「ラウンジ」のデュアロジック

ドブロのグレードはベーシックな「ポップ(POP)」から「イージー(Easy)」「ラウンジ(Lounge)」、さらにクロスカントリーテイストの「トレッキング(Trekking)」がラインアップされています。

この中で唯一2ペダルのモデルが用意されているのがラウンジです。前述のとおり、90hpマルチジェットエンジン+デュアロジックの組合せとなります。

装備はベーシックなポップでも、ASR(駆動輪空転防止機能)/ MSR(エンジンブレーキ・トルクコントロール)、ESC(横滑り防止装置)、ヒルホールドアシスト、EBD付きABSシステムなどの装備が充実しています。ラウンジではさらに16インチアルミホイール、リアパーキングセンサー、マニュアルエアコンが追加されています。

また、イタリア本国仕様では350mmストレッチした「マキシ(Maxi)」、270mmハイルーフ化した「テット アルト(Tetto Alto」)といったユニークなモデルも用意されています。ともに左ハンドルとなります。

 

フィアット ドブロ ラウンジの並行輸入、日本国内での乗り出し価格は?

フィアット ドブロ ラウンジ・デュアロジックのイギリス仕様は18,870ポンドです。並行輸入した場合の日本国内での乗り出し価格は、諸経費込で、360-400万円(2016年5月18日為替レート1ポンド157円にて計算)くらいになりそうです。

また、左ハンドル仕様やディーゼルエンジンの並行輸入も承ります。お気軽にお問い合わせください。

 

国内乗り出し価格の目安:(税金・諸費用込)

※表示金額はご覧になっている時点での為替レートにて算出しております。
※輸入国からの輸送料、各種税金、検査費用、登録諸費、納車費用(大阪近郊)は全て含まれています。
※正式なお見積り、遠方への納車費用など、改めてご提示いたしますのでお問い合わせください。

金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスしてください。

 

フィアット ドブロの主なスペック

スペックの詳細は、「+」ボタンクリックで表示されます。

Fiat Doblo Lounge 16V MultiJet 90hp / Dualogic
車名 フィアット ドブロ ラウンジ/ Fiat  Doblo Lounge
サンプルグレード 16V MultiJet 90hp / Dualogic
イギリス販売価格 £18,870
型式
初度登録 国内未登録新車
車検 受け渡し
走行距離
ハンドル
ドア数 5
カラー アンビエント ホワイト
ブレイクコア レッド(OP)
クールジャズ ブルー(OP)
エレクトロクラッシュ グレー(OP)
フラメンコ レッド(OP)
ヒルビリー アズール(OP)
インディ アイボリー(OP)
ライン ブルー(OP)
ミニマル グレー(OP)
ネオクラシック ボルドー(OP)
ロカビリー ブラック(OP)
※OP:オプション設定
全長x全幅x全高 4,406× 1,832 × 1,845 mm
ホイールベース 2,755 mm
トレッド(前/後) 1,510mm / 1,530mm
車両重量(乾燥) 1,535kg
乗車定員 5名
トランスミッション 5速 デュアロジック
エンジンタイプ 水冷直列4気筒DOHC16V 直噴ターボ
総排気量/内径x行程 1,590cc / – mm
圧縮比 16,5
最高出力 90ps/4000rpm
最大トルク 290Nm/1500rpm
燃料タンク容量 60L
燃費  –
ブレーキ形式(前/後) ベンチレーテッドディスク/ドラム
タイヤ/ホイール 195/60 R16
最高速度 約158km/h
0-100km/h加速 約15.4秒
特記事項 ※一部推定値、非公式情報を含んでいる場合があります。

車両詳細画像ギャラリー

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