「日産のコンパクトカー」と聞いて、「マーチ」を真っ先に思い浮かべる方も多いと思います。しかし、最近では同じくコンパクトモデルのノートが人気です。2016年には「日本の新車販売台数で30年ぶりに日産車(ノート)が首位」というニュースもあり、以前ほどマーチが目立っていないようにも感じます。そんななか、マーチの欧州モデルであるマイクラが、独自に大きな進化を遂げていたのを御存知ですか?
今回は、欧州市場で日産のボトムレンジを担うマイクラを徹底解説します。モデルチェンジで大幅に進化したマイクラを、ひと足早く並行輸入してみませんか?
この記事の目次
日産 マイクラの特徴
マイクラは、日産自動車が販売するBセグメントのコンパクトカーです。今回紹介するモデルはまだ日本に導入されていませんが、歴代モデルを日本では「日産 マーチ」の名前で販売しているので、マーチの歴史と合わせて振り返ってみましょう。
マイクラの初代モデルは、1981年の東京モーターショーで発表されたコンセプトモデル、「NX-018」がルーツとなります。これは日産が新開発したリッターカーのコンセプトモデルでした。コンセプトモデルと言っても、ほぼ市販モデルに近い状態で、近日発売予定と発表されました。この時点では正式名称は決まっておらず、「マーチ」は一般公募で決められました。日産自動車が一般公募で車名を決めるのは、1966年のサニー以来のこと。欧州市場ではMicro(マイクロ)の造語である「マイクラ」の名前が付けられました。
その後、1982年に日本で初代マーチが発売されました。日産のFFリッターカーは1970年発売のチェリー以来で、マーチはチェリー同様、元プリンス自動車のメンバーを中心に開発されたと言われています。マーチ専用に開発された1.0Lリッターエンジンを詰め込んだ機関部分は小さく、そのぶんキャビンスペースは広くとる合理的なパッケージングでした。ボディデザインは、イタリアの巨匠ジウジアーロのものをベースにしたと言われています。この当時、日本ではダイハツ シャレードや、スズキ カルタスなど1.0Lエンジンを搭載したリッターカーと呼ばれるコンパクトカーが人気でしたが、そのなかでもマーチはベストセラーになりました。欧州市場にはマイクラとして輸出され、コンパクトで取回しのしやすいボディに日本車ならではの信頼性と安価なプライスで、たちまち人気となりました。
マーチの特徴のひとつは、ほかのモデルと比べてモデルサイクルが長いことです。この当時、日本車の一般的なモデルサイクルは4年程度でしたが、マーチの初代モデルは10年もの長きに渡り生産され、モデル末期でも商品力は衰えずコンスタントな販売実績を上げました。また、モデルサイクルが長いこともあり、多くの派生車種が生まれたのも特徴です。モータースポーツ向けのマーチRや、日本初のターボとスーパーチャージャー両方を搭載したホットハッチのスーパーターボ、さらにマーチのコンポーネントを使いながら、デザインコンシャスなボディをまとったパイクカーと呼ばれるクルマも多く販売されました。1987年デビューのBe-1をはじめ、1989年のPAO、1991年のフィガロなどを次々とリリースし、どのモデルも限定販売ながら爆発的な人気を得て、一部中古車の価格が新車を上回るほどのプレミアが付いたほどです。これらのパイクカーは日本市場のみの販売でしたが、フィガロのコンパクトでエキゾチックなデザインは海外の一部でも注目されたようで、イギリスにはフィガロを専門で並行輸入する業者もあったようです。
2代目モデルは1992年にデビューしました。このモデルも初代同様、10年という長いモデルサイクルとなりました。この代から欧州市場のマイクラは、英国日産(NMUK)のサンダーランド工場で生産されています。こちらはイギリスで最大規模となる自動車工場で、1986年のブルーバード(日本名:オースター)の生産をはじめ、後継モデルのプリメーラに次ぐ3番目の現地生産モデルとなりました。そのため、イギリスでは日本車でありながらも英国生産車ということで親しみをもつユーザーも多いようです。欧州仕様のマイクラは日本のマーチに近い仕様ですが、日本仕様にないPSA製ディーゼルエンジン搭載モデルもありました。
2代目モデルは実用性を重視したパッケージングや、シンプルで実直なデザインなどが高く評価され、はじめて日本カーオブザイヤーと欧州カーオブザイヤーをダブルで受賞しています。
初代と同様に派生車種が多く、カブリオレやステーションワゴンのマーチBOXのほか、台湾市場には4ドアセダンもありました。変わり種として無印良品とのコラボレーションで限定販売された、MUJIcar1000などもあります。そして、兄弟車種となるトールワゴンのキューブが誕生したのもこの代です。
ちなみに、現在は主流となったトランスミッションのCVTを、日産車ではじめて搭載したのが2代目マーチです。これは当時唯一、日本のメーカーでCVTの商業化に成功していた富士重工からミッションの供給を受けたもので、日産では「N-CVT」と呼ばれていました。当時同様の方法でCVTの供給を受けていた車種にフィアット パンダ/ウーノ(セレクタ)や、スズキ カルタス(SCVT)などがあります。
3代目モデルは、2002年にデビューしました。このモデルは日産がルノーと業務提携を行い、カルロス・ゴーン体制になってからはじめて開発されたモデルとして注目されました。デザインは初代以降と打って変わって、丸みを最大限にアピールしたフレンドリーなものになりました。プラットフォームはルノーでも使用されるグローバルBプラットフォームを初採用しており、ミッションなどのパワートレインも一部ルノー車と共有しています。欧州仕様のマイクラは2代目モデルと同じくイギリス・サンダーランド工場で生産されました。派生車種にはオーテックジャパンがチューンしたホットハッチのマーチ12SRのほかに、クーペカブリオレのマイクラC+Cが2007年に1,500台限定で日本市場に導入されています。名前の通りC+Cは英国工場で生産された輸入車であり、マーチにはラインナップされていない1.6Lエンジンが搭載されていただけでなく、名前もマーチではなくマイクラのままで導入されました。C+Cは2017年現在、マイクラの名前で正式に日本で販売された唯一のモデルになります。
4代目モデルは2009年にデビューしました。3代目の丸みを帯びたラインを残しつつ、Cピラー立たせて居住性の改善を図った正常進化したデザインです。4代目はコスト削減や世界的に仕様の統一化を目的とした試みとして、生産拠点が見直されました。日本市場向けのマーチはタイ、欧州市場向けのマイクラは2代目モデル以降生産してきた英国ではなく、インドの工場で生産したものを輸入しています。日本仕様のマーチは、限定モデル以外ではじめて輸入車となりましたが、当初はクオリティの面で日本製の旧型モデルと比べて一部劣る箇所もあり販売は苦戦しました。日本では2017年2月現在、マーチとしてこのモデルが販売されています。また、インド市場では、「ルノー パルス」の名前でも販売されています。
5代目モデルは2016年のパリモーターショーで発表されました。先代モデルと比べて大幅に質感が向上しており、ワンランク上のモデルに仕上がっています。英国仕様の生産はフランス、ルノーの生産拠点であるフラン工場で行い、7年ぶりにマイクラは欧州生産に戻ることになりました。
欧州市場では2017年3月に販売開始予定ですが、今のところ日本では5代目モデルの導入について発表されていません。4代目モデルが継続販売されているのに加え、冒頭の通り日本ではノートが人気のため、導入は未知数な状態です。
日産 マイクラ コンセプト動画(約2分30秒)
エクステリア
ワイドアンドローでシャープな印象に
ボディタイプは5ドアハッチバックのみで3ドアモデルの設定ありません。ボディサイズは全長3,999mm×全幅1,743mm×全高1,455mmと、日本では3ナンバーサイズになります。先代モデルと比べて全高が低くなり、幅は広がったため、ワイドアンドローな印象になっています。しかし、ただ闇雲にボディサイズを大きくしたわけではなく、欧州市場で重視されるフェリー運賃の境目となる全長4mを超えないギリギリで押さえられています。全体的なサイズのイメージはルノー クリオ(ルーテシア)に近い印象です。
デザインは、最近の日産車共通のイメージであるVモーショングリルをはじめ、ブラックアウトしたCピラーや、躍動的なウエストラインが印象的です。これは日産が2015年のジュネーブモーターショーで参考出品した「日産 スウェイコンセプト」のモチーフを高いレベルで再現しています。これに加えて、マイクラの兄貴分となるパルサーに近い印象も受けます。空力性能も高く、ルーフスポイラーとサイドスポイラーを一体化するなどして空気抵抗を減らし、Cd値は0.29とクラストップレベル。空力性能の高さは低燃費の実現に寄与しています。
ボディカラーは情熱的なエナジーオレンジメタリックをはじめ、カラフルな10色が設定されています。
インテリア
スタイリッシュで質感の高いインテリア
インテリアはエクステリアと同じく、スウェイコンセプトで採用されたグライディングウィングと呼ばれるエッジの効いたインパネデザインが印象的です。内装の樹脂素材の品質は高く、柔らかめのものが使われており、質感で苦労した印象のある先代モデルに比べて飛躍的に改善しているようです。
インテリアの素材は、ベーシックモデルのブラックファブリックをはじめ、複数の表皮が設定されており、最上級グレードにはオプションでフルレザーも選択可能です。これに加えて、外装色に合わせてインテリアに差し色が設定できるインテリアパックは、かなりカラフルな印象になります。
室内空間は、ボディサイズ拡大と同時にホイールベースも長くなったため、クラストップレベルの広さを実現しています。
ほかにも、遮音性を高めるアコースティックガラスの採用や、BOSEと共同開発したサウンドシステムなど、音質的な面の快適さも追及されており、今度のマイクラはドイツ車などのプレミアムコンパクトと比べても遜色ないものに感じます。
パワートレイン
スーパーターボ以来の過給器付きガソリンエンジンを設定
パワーユニットは、ガソリン/ディーゼルそれぞれ設定されています。
ガソリンエンジンは2種類設定されています。
- 0.9L 直列3気筒ターボ IG-T 90 HR09DETエンジン 90PS
- 1.0L 直列3気筒 BR10DEエンジン 73PS
IG-T90のHR09DETエンジンは、マイクラでは初のダウンサイジングターボエンジンです。これはTCe90と呼ばれルノー トゥインゴやクリオ、ダチア サンデロなどに搭載されているものと同じエンジンです。マイクラに過給器付きガソリンエンジンが設定されるのは、初代モデルのスーパーターボ以来。奇しくも0.9Lという排気量も、スーパーターボのMR09ERTエンジンと同じです。IG-T90はスポーツドライビングが目的のターボユニットではありませんが、スムーズな回転感が気持ち良いと評判です。
英国仕様の場合、自然吸気の1.0Lエンジンは遅れて追加予定ですが、2017年3月時点で組み合わされるグレードは発表されていません。
ディーゼルエンジンは1種類設定されています。
- 1.5L 直列4気筒直噴ターボディーゼル dCi90 K9Kエンジン 90PS
dCi90のK9Kエンジンは、日本に導入されていませんが、ルノー カングーや、クリオ、ダチア ロガンMCVなどに搭載されています。ルノーの小型ディーゼルでは主力のユニットで、15インチホイールモデルでは欧州複合で31.2km/Lと燃費の良さは折り紙付きです。
トランスミッションは、5速MTのみの設定で、2ペダルミッションは設定されていません。マイクラを日本に正式導入するためには、2ペダルミッションの設定がカギとなりそうです。
足回り
上級モデル譲りの技術でアジリティが向上
マイクラのプラットフォームは、先代モデルと同じグローバルVプラットフォームをベースにしていますが、さらなるチューニングが施されています。外観からは一見、ルノー クリオに近いように見えますが、プラットフォームは別のものが採用されています。
サスペンションは、フロントにマクファーソン・ストラット、リアにトーションビームを採用しています。旧モデルに対してサスペンションの設計を一新し、前後共に新開発のものが奢られています。
足回りのトピックとして、「シャーシコントロール」があります。これは、コーナリング時に一定の横Gが掛かると作動し、ドライバーが望むラインをトレースするのをアシストする「アクティブトレースコントロール」と、後輪のブレーキ操作を自動でわずかに行ことで、バンプ通過時などのピッチングを抑える「アクティブライドコントロール」を含んだもので、上級車種のキャシュカイやエクストレイルに搭載されているものと同じシステムです。これらの採用によりマイクラのアジリティが向上しています。
安全技術には、LDP(レーンキープアシスト)や、歩行者検知のインテリジェントエマージェンシーブレーキなど先進機能が搭載されました。これは日産のBセグメントモデルでは初採用になります。
タイヤとホイールは、ベーシックモデルの15インチスチール/フルホイールキャップから、最上級モデルの17インチアロイホイールまで4種類設定されています。
装備とオプション
ベーシックモデルからプレミアムモデルまで設定
マイクラのグレードは5つ用意されています。
ベーシックな順から、
- VISIA
- VISIA+
- ACENTA
- N-CONNECTA
- TEKNA
となります。
VISIAはマイクラのなかでもベーシックなグレードですが、エアコンが装備されていないため、日本で乗るにはあまり適しません。
VISIA+は、VISIAに追加して、マニュアルエアコンや、アイドリングストップ(Stop/Start)が装備されています。
ACENTAは中間グレードで、16インチスチールホイールに、クルーズコントロールや、5インチインフォメーションディスプレイ、AppleCarPlay対応の7インチタッチスクリーンオーディオが装備されています。
N-CONNECTAは上級グレードで、16インチアロイホイールに加え、オートエアコンやレザーステアリング、ニッサンコネクトと呼ばれるタッチナビゲーション&エンターテイメントシステムが装備されています。
TEKNAはマイクラの最上級グレードで、17インチアロイホイールをはじめ、シルバーのワンポイントが入ったレザーシフトノブや、インテリジェントキー、リアビューカメラ&パーキングセンサー、BOSEパーソナルサウンドシステムなどが装備され、唯一レザーシートがオプションで選択可能です。
このなかでもBOSEパーソナルサウンドシステムは、マイクラの特徴的な装備のひとつです。日産と高級オーディオメーカーのBOSEが共同開発したオーディオシステムで、ドアなどに設置されるスピーカーのほかに、運転席ヘッドレストにスピーカーを搭載し、臨場感のあるサウンドを提供します。もちろんマイクラ専用にチューニングがされており、マイクラ発表時のパリモーターショーでもこのサウンドシステムを積極的にアピールしていました。
オプションでは、ボディカラーに合わせてインテリアに差し色を加えられるインテリアパックをはじめ、エクステリアも、アルミホイールの差し色や、レーシーな雰囲気をプラスするボディデカールなどがセットになったエクステリアパック/エクステリアパック・アルティメイトが用意されています。
日産 マイクラ BOSEパーソナルオーディオシステム 紹介動画(約1分35秒)
総評
日産がホンキで取り組んだマイクラの再定義
5代目モデルのマイクラは、デザイン、装備、走り、全ての面において旧型モデルを凌駕しており、ボディサイズ自体もそうですが、今回のモデルチェンジでひとつ上級なポジションに上がったように感じます。実際に上級グレードでは「プレミアムコンパクト」としても十分に魅力的な一台です。
かつてのマイクラは、欧州市場の日産車でボトムレンジを支えるベーシックモデルという立ち位置でしたが、今回のプレミアム化は、恐らくルノー日産アライアンスとして、ベーシックなコンパクトカーをサンデロなどダチアのモデルに任せるという意図があるようにも感じます。
2ペダルミッションが現時点でないことや、ボディサイズの大きさ、そしてノートが人気のため、日本市場への正式導入は未定ですが、5代目マイクラは、日産がホンキでマイクラというクルマ自体を再定義しようとした意欲作です。日産ファンのみならず、日本発のプレミアムコンパクトとしても納得してもらえる一台に仕上がっていそうです。
日産 マイクラ コマーシャル動画(約1分30秒)
日産 マイクラのライバルは?
マイクラのライバルとして、フォルクスワーゲン ポロとフォード フィエスタを挙げます。どちらも強豪ひしめく欧州Bセグメントコンパクトカーのなかで高い人気を誇るモデルです。
ポロはフォルクスワーゲンのなかでup!に次いでコンパクトなモデルです。同社のベストセラーと言えばゴルフですが、ゴルフが代を重ねるごとにボディサイズが大きくなるなか、ポロは2代目ゴルフに近い、日本では5ナンバー枠に収まる適度なサイズで人気を得ています。各部の工作精度も高く、Bセグメントのなかでもプレミアムコンパクトと言える一台です。しかし、マイクラと比べると設計年次が古く、そろそろフルモデルチェンジという噂も耳にします。
なお、ポロには兄弟車として、アウディ A1、シュコダ ファビア、セアト イビサという兄弟車も存在します。
フィエスタは、欧州フォードのなかでもフォーカスと並んで販売台数が多いモデルで、同社の屋台骨を支える一台と言っても過言ではありません。残念ながらフォードは日本市場から撤退してしまいましたが、昨年モデルチェンジしてさらに進化を遂げました。先代に引き続き1.0Lエコブーストエンジンは走りも燃費も良いと評判です。質実剛健なイメージのある欧州フォードのなかでも、最近各モデルに設定を進めているビニヤーレグレードがフィエスタにも設定されていますので、質感の上がったマイクラの上級グレードともいい戦いになりそうです。
日産 マイクラのベストバイは?
シンプルでベーシックなモデルとして選ぶならVISIA+のIG-T90を、プレミアムコンパクトとしてはTEKNAのdCi90おすすめします。
VISIA+はマイクラのなかではベーシックグレードですが、日本で乗るのに必須となるエアコンが標準装備されています。パワーユニットはコンパクトで気持ちの良い回転感のIG-T90の組み合わせです。マイクラを素で楽しむならこちらをおすすめします。
TEKNAは最上級グレードで価格は高くなりますが、モデルチェンジしたマイクラのプレミアム性を感じたいのであれば、こちらをおすすめします。パワーユニットは低回転から力強いトルク感を感じられるdCi90ディーゼルの組み合わせです。さらにオプションで、このグレードでしか選択できないフルレザーシートも用意されています。
これら以外のグレードやパワーユニットの組み合わせも可能です。まだ日本では手に入らない、日産の新しいプレミアムコンパクトを、ひと足早く並行輸入してみませんか?
日産 マイクラを並行輸入した場合の乗り出し価格は?
日産 マイクラの英国での販売価格は、おすすめとなる最上級グレードのTEKNAのdCi90モデルて18,645ポンドです。日本に並行輸入した場合の日本国内乗り出し価格は、下記の表を参考にしてください。コアカーズを運営する並行輸入者販売店YMワークスでの最新の為替レートに基づいた諸経費込みの販売価格を表示しています。
下に、最新為替連動による日本国内での乗り出し価格の目安を表示させていますので、ご参考にしてください。
2017年3月現在マイクラは日本で販売されておらず、今後の発売予定もありません。確実に入手するには並行輸入が現実的な方法です。
現在、英国内のグレード整理・価格改定に伴う調整作業中です。日本国内での乗り出し価格の目安はお問い合せ下さい。
※国内乗り出し価格目安は、ご覧の時点での為替レートにて算出しております。 金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスをお願いします。
スペック表
日産 マイクラのサイズやカラーなどスペックは以下をご確認ください。+ボタンで詳細が表示されます。
車名 | 日産 マイクラ / Nissan Micra | |
---|---|---|
サンプルグレード | VISIA+ | |
IG-T90 | dCi 90 | |
英国販売価格(£) | 13,795 | 15,145 |
ハンドル | 右 | |
ドア数 | 5 | |
乗車定員 | 5 | |
ボディカラー | アイボリー ソリッドホワイト(OP) プラチナムシルバーM(OP) エコーグレーM(OP) エニグマブラックM(OP) エナジーオレンジM(OP) パワーブルーM(OP) パルスグリーンM(OP) パッションレッドM(OP) グレイズホワイトP(OP) ※M:メタリック、P:パール、OP:オプション |
|
全長(mm) | 3,999 | |
ホイールベース(mm) | 2,525 | |
全幅(mm) | 1,743 | |
全高(mm) | 1,455 | |
トレッド前/後(mm) | 1,510 / 1,520 | |
車両重量(kg) | 1,530 | 1,590 |
エンジン搭載位置 | フロント横置き | |
駆動輪 | 前 | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC | |
16バルブ | ||
燃料 | 無鉛ハイオク | 軽油 |
吸気 | 高圧ターボ | |
燃料噴射 | 直噴 | |
排気量(cc) | 898 | 1,461 |
内径 x 行径(mm) | 72.2 x 73.1 | 76.0 x 80.5 |
圧縮比 | 9.5 | 15.5 |
最高出力(kW/rpm) | 66 /5,500 | 66 / 4,000 |
最大トルク(Nm/rpm) | 140 / 2,250 | 220 / 2,000 |
変速機 | MT | |
変速機形式 | シングルクラッチ | |
段数 | 5 | |
最高速度(km/h) | 175 | 178 |
0-100km/h加速(秒) | 12.1 | 11.1 |
燃費(km/L) | 22.7 | 31.2 |
燃料タンク容量(L) | 41 | |
サスペンション前 | マクファーソン・ストラット | |
サスペンション後 | トーションビーム | |
タイヤ前 | 185/65 R15 | |
タイヤ後 | 185/65 R15 | |
ブレーキ前 | ベンチレーテッドディスク | |
ブレーキ後 | ドラム | |
最小回転半径(m) | 5.0 | |
特記事項 | 1kWは約1.34hp(英馬力)、約1.36ps(仏馬力)です 一部推定値、非公式情報を含んでいる場合があります |
車両詳細画像ギャラリー
日産 マイクラのカタログダウンロード
・日産 マイクラ カタログ(NISSAN UK MICRA)
日産 マイクラの現地法人・ディーラーリンク
・英国日産 マイクラのオフィシャルサイト(NISSAN UK MICRA)
・英国日産 マイクラのコンフィグレーター(NISSAN UK MICRA CONFIGURATOR)
おすすめ関連グッズ
今回のおすすめグッズは、マイクラではなく日本仕様のマーチの、4代目モデルのダイキャストモデルを紹介します。このシリーズは1/32スケールで一般的な1/43より少し大きめです。サウンド機能を内蔵しており、エンジン音を鳴らしたりLEDのヘッドライトも光るギミックも付いています。値段が手ごろな割にディテールもよく再現されているので、お子さんへのプレゼントだけでなく、コレクションに加えてみてはいかがでしょうか?
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