フォルクスワーゲン ゴルフSVを解説、日本導入の可能性や並行輸入車の価格情報も掲載

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フォルクスワーゲン ゴルフSV

ゴルフ SVは、日本にも以前正規輸入されていたゴルフ プラス(Golf Plus)の後継車に当たるMPV(Multi Purpose Vehicle=多目的車両)です。

この記事ではイギリス仕様右ハンドルのフォルクスワーゲン ゴルフSVについて解説しています。また、日本で乗るための並行輸入情報も掲載しています。

モデル概要

ゴルフ SVは、日本にも以前導入されていたゴルフ プラス(Golf Plus)の後継車に当たります。販売開始は、ゴルフの7代目へのモデルチェンジから遅れること1年半後の2014年5月。SVは「Sports van」の略で、ゴルフを少し長く、背を高くして居住性と積載性を高めつつ、走りも犠牲にしていないこのモデルの特徴を現しています。ゴルフ7 同様、MQBプラットフォームを採用しており、セアト アテカシュコダ オクタビアの兄弟車でもあります。

英国仕様のグレード構成は、廉価な方からS、SE、SE Navigation、GTの4つです。エンジンはガソリン3種、ディーゼル2種で、トランスミッションはエンジンによって5MT、6MT、7DSGの3種類が用意されます。ニーズに応じて色々な構成が用意されているのもゴルフと共通する点です。

フォルクスワーゲン ゴルフSV プロモーション動画(約1分)

ハイライト

エクステリア

ゴルフを縦に引き伸ばしたようなシルエット

ゴルフVIIの派生車であるゴルフSVは、ゴルフをそのまま縦に引き伸ばしたようなデザインが特徴です。とくにフロントマスクはよく似ていますが、リアガラスとサイドのガラスを広く取り、リアハッチの角度も立たせており、全体のシルエットは異なります。ボディサイズはゴルフに比べ、長さが169mm、幅は7mm、高さが118mm、ホイールベースは50mm大きくなっており、この差がユーティリティに直結しています。

「S」は15インチのスチールホイール、「BlueMotion」は15インチ、「SE BlueMotion」「SE」は16インチ、「GT」は17インチのアルミホイールが標準装備です。「GT」のみ、800ポンドのオプションで18インチを選択することもできます。

フォルクスワーゲン ゴルフSV

フォルクスワーゲン ゴルフSV

フォルクスワーゲン ゴルフSV

フォルクスワーゲン ゴルフSV

インテリア

背の高さを生かした居住性と積載性に優れた車内

ナビゲーション・ディスプレイの横にベンチレーターが配置された、ゴルフとは異なるデザインのインパネを採用しています。フォルクスワーゲンらしく、緻密で落ち着いたデザインが特徴です。エアコンは全車マニュアルで、デュアルゾーンのオートエアコンはオプション設定です。

インテリアトリムはブラックとベージュのクロスが標準ですが、SE以上のグレードでは、グレーも加えた3色のレザーシートも用意されています。リアシートは前後にスライド可能で、背もたれは40:20:40の分割可倒式となっています。背もたれを倒すと荷室の床はほぼフラットになり、最大で1,520Lの荷室容量となります。オプションでフロントシートバックの折りたたみ機能を追加すると、最長2.48mの長尺物を積み込むことも可能です。

フォルクスワーゲン ゴルフSV インテリア

フォルクスワーゲン ゴルフSV インテリア

フォルクスワーゲン ゴルフSV ラゲッジスペース

フォルクスワーゲン ゴルフSV ラゲッジスペース

パワートレイン

新型ライトサイジングエンジン 1.5L TSIを搭載

ゴルフSVのエンジンには、ガソリン3種、ディーゼル2種が用意されています。

【ガソリン(TSI)】

  • 1.0L 直列3気筒 直噴ターボ(85ps)/5MT
  • 1.0L 直列3気筒 直噴ターボ(115ps)/6MT&7DSG
  • 1.5L 直列4気筒 直噴ターボ(130ps)/6MT&7DSG

【ディーゼル(TDI)】

  • 1.6L 直列4気筒 直噴ターボ(110ps)/5MT&7DSG
  • 2.0L 直列4気筒 直噴ターボ(150ps)/6MT&6DSG

どのエンジンも低回転から広い回転域で最大トルクを発揮する特性となっており、街中での使い勝手を重視しています。積極的に高いギアを選択するDSGでは燃費も優秀ですが、ヨーロッパ市場らしく、すべてのエンジンにMTも用意されています。

2017年に行われた改良では、デビューしたばかりの新型ライトサイジングエンジン 1.5L TSIが搭載されました。これは、今までの1.4L TSIの拡大版といえるもので、ミラーサイクル領域を広げると同時に、過給圧と圧縮比を高め、さらに気筒休止システムACT(アクティブ・シリンダー・マネジメント)も採用しています。その結果、約19.6km/L(SEグレード、7速DSGとの組み合わせの場合。欧州複合値)という優れた燃費を実現しました。

フォルクスワーゲン ゴルフSV エンジンルーム

フォルクスワーゲン ゴルフSV エンジンルーム

サスペンション

パワーユニットによって異なるリアサスペンション

ファミリーユースを想定したゴルフSVは、スポーツカーのように振り回して楽しむクルマではないものの、MQBプラットフォームの採用による剛性感の高いボディを生かした快適な乗り心地と、実用車として十分に優れた走行性能を実現しています。

フロントサスペンションは全車マクファーソン・ストラットですが、リアサスペンションは搭載するエンジンによって異なり、1.0L TSIと1.6L TDI搭載車はトーションビーム、1.5L TSIと2.0L TDI搭載車はマルチリンクサスペンションとなります。2種類用意されるのはゴルフと同じです。なお、GT グレードには15mm最低地上高が下げられたスポーツサスペンションが採用されています。

上質な乗り味はフォルクスワーゲン ゴルフSVの美点のひとつ

上質な乗り味はフォルクスワーゲン ゴルフSVの美点のひとつ

参考スペック

VOLKSWAGEN GOLF SV SE 1.5 TSI 130PS BlueMotion 7spd DSG
(イギリス仕様2018年モデル)


寸 法 ▶︎全長×全幅×全高=4,351× 1,807 × 1,613 mm
     ホイールベース:2,670mm トレッド前/後 1,549mm x 1,520mm
エンジン▶︎水冷直列4気筒 直噴ターボ フロント横置
     1,498cc  – mm x – mm - 130ps/5,000-6,000rpm 200Nm/1,400-4,000rpm 
駆動方式▶︎FF  7段DSG 
懸架装置▶︎前:マクファーソン・ストラット
    ▶︎後:トーションビーム
ブレーキ▶︎前:ベンチレーテッド・ディスク 後 ディスク
タイヤ ▶︎前後:205/55 R16
燃料容量▶︎50L 車両重量▶︎1,385 kg 最高速度▶︎202 km/h 0-100km/h加速▶︎9.6秒
燃 費 ▶︎19.6 km/L(欧州複合基準) 
価 格 ▶︎24,490 ポンド(イギリス仕様車)

※その他の仕様のスペック詳細はカタログ情報(関連リンク)をご覧ください

ライバルモデル

ライバルとして真っ先に名前が挙がるのが、ルノー セニックです。メガーヌの派生車種として1996年に登場したセニックは、このジャンルのパイオニア的存在となり、多くのメーカーに影響を与えました。最新モデルは2016年3月に登場、エスパスの弟分のようなボディデザインと、2トーンカラーが印象的です。スライド式センターコンソール(電磁ロック式)や、電動格納式のリアシートなど、先進的な装備を採用しています。

ルノー セニック/グランセニックを解説、日本導入の可能性や並行輸入の情報も掲載。

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フォード C-MAXも強力なライバルです。登場は2003年で、2004年登場のゴルフ プラス同様に最後発の部類に入りますが、それだけにライバルの弱点を研究し尽くした高い完成度を誇ります。日本車顔負けの優れたユーテリティを持ち、3列シート7人乗りのグランドC-MAXもラインナップされています。また、フォード自慢の3気筒直噴ターボエンジン 1.0L エコブーストを、多くのグレードで選択できるのも特徴のひとつです。

走りが楽しいミニバン フォード C-MAX/グランドC-MAXを並行輸入いたします。

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他には、シトロエンらしい独特な内外装のデザインが特徴のシトロエン ピカソ C4や、よりプレミアムな位置づけになるもののBMW 2シリーズ アクティブツアラー/グランツアラー、メルセデス・ベンツ Bクラスなどが挙げられます。

バイヤーズガイド

日本で乗るのであれば、中間グレードのSE、1.5 TSI エンジンと7DSGの組み合わせをおすすめします。

SEはコストパフォーマンスに優れたグレードで、15インチスチールホイールから16インチアルミホイールにグレードアップするほか、フロントグリルがメッキになるほか、本革巻きステアリングや、後席用折りたたみテーブルなど多くの装備が追加されますが、£ 1,090の追加にとどまります。

また、モアパワーを求める方には 2.0TDIもおすすめですし、MTで軽快に走りたいならば 1.0 TSI搭載車を選択しても面白いでしょう。

フォルクスワーゲン ゴルフSV

フォルクスワーゲン ゴルフSV

2017年現在のゴルフSV日本導入の可能性

2008年を最後にゴルフプラスの日本への正規輸入は途絶え、後継モデルであるゴルフSVも正規輸入されていません。ゴルフプラスの販売台数が思わしくなかったことや、ミニバン大国日本では、コンパクトな3列シートモデルであるトゥーランのほうが人気であることなどが、導入見合わせの理由と思われます。そういった事情を鑑みると、今後ゴルフSVの正規輸入が再開される可能性は低いものと予想されます。

並行輸入という選択肢

前述のように正規輸入の可能性が低いフォルクスワーゲン ゴルフSVですが、並行輸入を行えば日本で所有することができます。

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一例としてコアカーズを運営する並行輸入者販売店のYMワークスでは、最新の為替レートを反映したフォルクスワーゲン ゴルフSVの乗り出し価格を案内しています。下記表では最新の為替レートに基づいた価格の一例を表示しています。

現在、英国内のグレード整理・価格改定に伴う調整作業中です。日本国内での乗り出し価格の目安はお問い合せ下さい。

国内乗り出し価格目安は、ご覧の時点での為替レートにて算出しております。 金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスをお願いします。

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関連リンク

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※本記事は2018年2月9日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。

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