フォード トルネオカスタムを解説、日本導入の可能性や並行輸入の情報も掲載。

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フォード トルネオカスタム(L1)

フォード トルネオカスタムは欧州フォードのトランジットをベースにした多人数乗車可能なミニバンです。この記事では、ボディタイプやシートレイアウトが多彩なフォード トルネオカスタムをまとめて解説。日本で乗るための並行輸入情報についてもお伝えします。

モデル概要

フォード トルネオカスタムは、欧州フォードの商用車、トランジットカスタムをベースにしたミニバンです。同じく商用のトランジットコネクトをベースにしたトルネオコネクトは、トルネオカスタムより一回りコンパクトなミニバンとなります。同じ欧州フォードのミニバンであるC-MAXS-MAXとの違いは、リアに両側スライドドアが採用されたボクシースタイルであることです。

トルネオカスタムのグレードは、エントリーグレードのゼテック、装備を充実させたタイタニアム、外観をスポーティに仕立てたスポーツの3つで構成されています。

フォード トルネオカスタム(L2)

フォード トルネオカスタム(L2)

ハイライト

エクステリア

ショートノーズのボクシースタイル

フォード トルネオカスタムのエクステリアは、室内空間の広さが一目瞭然の短いボンネットを持ったボクシーなスタイルが特徴です。 サイドウインドウはフロントからリアに向かって切れ上がり、伸びやかな印象を与えます。

ボディタイプはショートとロングの2種類があります。 ショートホイールベース(2,933mm)のL1は全長4,972mm、ロングホイールベース(3,300mm)のL2は全長5,339mmとなります。

グレードによる外観の違いですが、タイタニアムには16インチのアルミホイール、ボディ同色のサイドモールディング、リアバンパー、ドアハンドル、サイドミラーハウジングが与えられています。 (ゼテックはそれぞれホイールキャップ/樹脂) スポーツには17インチアルミホイール、フロント・リア・サイドのスカート、ボンネットストライプを加えてスポーティな外観となっています。

フォード トルネオカスタム(L1)

フォード トルネオカスタム(L1)

フォード トルネオカスタム(L1)

フォード トルネオカスタム(L1)

 

インテリア

目的に合わせて選べる多彩なシートレイアウト

フォード トルネオカスタムのインパネ周りはベースとなるトランジットカスタムとほぼ共通で、Ford SYNC(4インチディスプレイ・Bluetooth・USBポート・CD・ラジオ)を中心に実用的でシンプルな構成となっています。グレードによってシートトリムのカラーや素材、リアエアコンの有無などの違いがあります。

フォード トルネオカスタム インパネ

フォード トルネオカスタム インパネ

フォード トルネオカスタム インテリア

フォード トルネオカスタム インテリア

シートのレイアウトですが、標準では2-3-3(前列2席・セカンドシートとサードシートは1:2分割の3席)の8人乗りです。

このほかに、3-3-3の3列9人乗り、2-2-2-3の9人乗りウォークスルーミニバス仕様、2-2-2の全席独立仕様には全席ファブリックシートと、2列目・3列目が向かい合わせで座ることのできる全席レザーシート(テーブル付)の2種類があります。このように全5種類のシートレイアウトから目的に合わせて選ぶことが可能です。選択可能なシートレイアウトはグレードやボデイタイプによって異なります。

荷室容量ですが、トルネオカスタムはフロントシート以外すべて取り外すことが可能で必要に応じ広大な荷室スペースを確保することができます。ちなみに、3列目シートより後ろの容量は、L1が1,180L、L2が1,930Lあります。

フォード トルネオカスタム フロントシート(3人掛け)

フォード トルネオカスタム フロントシート(3人掛け)

フォード トルネオカスタム シートアレンジ

フォード トルネオカスタム シートアレンジ

 

パワートレイン

出力の異なる3種類のディーゼルエンジン

フォード トルネオカスタム エンジンルーム

フォード トルネオカスタム エンジンルーム

トルネオカスタムに搭載されるエンジンは、Ford EcoBlueと呼ばれる2.0Lディーゼルエンジンで、105ps/360Nm、130ps/385Nm、170ps/405Nmの3種類が用意されています。

駆動方式はFWDのみで、ゼテックは105psと130psの6速MTのみ、タイタニアムは130osと170psでそれぞれに6速MTと6速AT、スポーツは170psの6速MTと6速ATが設定されています。すべてのエンジンにAuto-Start-Stop(アイドリングストップ)が装備され、燃費の向上に寄与しています。

 

サスペンション

乗用車のようなフィーリングと快適な乗り心地

フォード トルネオカスタム(L2)

フォード トルネオカスタム(L2)

トルネオカスタムのサスペンションは、フロントにマクファーソンストラット、リアにエアサス(L1)が採用されています。

大柄なボディにも関わらず、トルクベクタリングコントロールの働きで運転フィーリングはまるで乗用車。長時間の多人数乗車も快適にこなす優秀な乗り心地が確保されています。最小回転半径は5.8m(16インチタイヤ・L1)なので、取り回しにも格別気を遣う必要はありません。

 

参考スペック

フォード トルネオカスタム タイタニアム(170ps)L1(イギリス仕様2018年モデル)


寸     法 ▶︎全長x全幅x全高 = 4,972 x 1,986 x 1,984 mm
                     ホイールベース:2,933mm トレッド:前/後 -x-
エンジン▶︎Ford EcoBlueディーゼル
     2,000cc  170ps/-rpm  405Nm/-rpm
駆動方式▶︎FWD(前輪駆動)6速オートマチック
懸架装置▶︎前:マクファーソンストラット
                     後:エアサス
ブレーキ▶︎前:ディスク 後:ディスク
タイヤ   ▶︎前:215/65 R16 後:215/65 R16
燃料容量▶︎72L   車両重量▶︎2,257kg    最高速度▶︎-km/h    0-96km/h加速▶︎-秒
燃     費 ▶︎15.6km/L(欧州複合基準)-m/L(JC08モード日本仕様参考値)
価     格 ▶︎39,010ポンド(イギリス仕様車)

※その他の仕様のスペック詳細はカタログ情報(関連リンク)をご覧ください

 

ライバルモデル

フォード トルネオカスタムと同様にLCV(Light Commercial Vehcle)をベースにしたミニバンは、ヨーロッパで数多く見ることができます。日本でもお馴染のベンツVクラスをはじめ、フォルクスワーゲンT6(カラベル)、トヨタ プロエース ヴァーソ(ベルソ)、プジョー トラベラー、ルノー トラフィック パッセンジャーなど日本に正規導入されていない魅力的な車もたくさん存在しています。

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これらのライバルと比較すると、フォード トルネオカスタムは各車の良い所をバランスよく取り入れた車と言えるでしょう。LCVをベースにしたミニバンは、購入する方の目的に応じて多様な要求に応えなければなりません。トルネオカスタムは、2種類のボディと3種類のエンジン、多彩なシートレイアウトによって幅広いニーズに応えることができる1台となっています。

 

バイヤーズガイド

フォード トルネオカスタムには、ゼテック・タイタニアム・スポーツの3つのグレードが用意されていることは既に述べた通りです。

日本で日常的に使うことを想定した場合、ボディタイプはショートのL1、2ペダルの2ペダル仕様が良いと考えます。シートレイアウトは標準で2-3-3となりますが、広々とした室内を贅沢に使える2-2-2の2列目・3列目が独立したキャプテンシートで、テーブルの付いた全席レザーシートの170ps仕様をおすすめします。移動する会議室、または贅沢なラウンジとして、ビジネスにもレジャーにも活躍すること間違いなしです。この仕様はタイタニアムでしか選べないので、おすすめグレードは必然的にタイタニアムになります。

フォード トルネオカスタム(L1)

フォード トルネオカスタム(L1)タイタニアム

フォード トルネオカスタム インテリア

 2列目,3列目がキャプテンシートの仕様も用意

 

2017年現在のフォード トルネオカスタム日本導入の可能性

2016年に日本からフォードが正式に撤退し、再び日本で展開するという話は今のところ聞くことができません。そのため、フォード トルネオカスタムが日本で正規販売される可能性は残念ながら極めて低いでしょう。

フォード トルネオカスタム(L2)

フォード トルネオカスタム(L2)

並行輸入という選択肢

日本市場に正規輸入されていないモデルも、並行輸入を行えば日本で所有できます。

一例としてコアカーズを運営する並行輸入車販売店のYMワークスでは、最新の為替レートを反映したフォード トルネオカスタム タイタニアム L1 (170ps – AUTOMATIC)の乗り出し価格を案内しています。下記表では最新の為替レートに基づいた価格を表示しています。

  • 車名
  • 2年保証付き
    国内乗り出し価格目安

  • (税込・諸費用込)

国内乗り出し価格目安は、ご覧の時点での為替レートにて算出しております。 金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスをお願いします。

また並行輸入に関しては、関連記事も併せてご覧ください。

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※本記事は2017年9月21日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。

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