ルノー コレオスを解説、日本導入の可能性や並行輸入の情報も掲載。

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カングーをはじめ、日本市場でも販売台数を着実に増やしつつあるルノー。そのなかでもルノーのSUVはコンパクトなキャプチャーをはじめ、最近ではミドルクラスのカジャーも導入が決まり、先行販売の限定モデルが好調なセールスを記録しているようです。

今回は、まだ日本に導入されていないルノーのフラッグシップSUV、コレオスを解説、並行輸入の情報についても掲載します。

モデルの概要

コレオスのルーツを遡ると、2000年デビューのメガーヌ・セニックRX4に辿り着きます。これはMPVのメガーヌ・セニックをベースに、フィアット パンダ4×4から、メルセデス・ベンツ ゲレンデヴァーゲンまで手掛けた欧州AWDモデルのパイオニア、オーストリアの「プフ社」が設計したAWDシステムを搭載した本格的オフロードモデルでした。

ルノー メガーヌ・セニックRX4(2000年)

ルノー メガーヌ・セニックRX4(2000年)

ルノーサムスン QMXコンセプト(2007年)

ルノーサムスン QMXコンセプト(2007年)

メガーヌ・セニックRX4からしばらくオフロードモデルが途絶えた後にデビューしたのがコレオスです。初代コレオスのデビューは2008年。ルノー初のSUV専用モデルになりました。

コレオスはフランスのルノー、日本の日産、韓国のルノーサムスンの3社で共同開発されました。ベースを日産のエクストレイルやキャッシュカイ(デュアリス)と共用し、AWDシステムも日産のものを採用。生産は全て韓国 ルノーサムスンの工場で行われ、アライアンスを生かした初のジョイントベンチャープロジェクトとなりました。

ルノー コレオス(初代モデル:2008年)

ルノー コレオス(初代モデル:2008年)

ルノーサムスン QM5(2008年)

ルノーサムスン QM5(2008年)

コレオスは、ルノーが2000年のジュネーブモーターショーで発表した「コレオスコンセプト」を具体化したものと言われていますが、市販モデルに近いものは、2007年のソウルモーターショーで「ルノーサムスン QMXコンセプト」として発表されています。ルノーではコレオス、ルノーサムスンではQM5の名前で販売され、日本市場にはルノー コレオスが導入されています。

韓国ではルノーサムスン QM6として販売されています

韓国ではルノーサムスン QM6として販売されています

現行型となる2代目モデルは2016年、北京モーターショーで発表されました。2代目モデルも初代同様、ルノー、日産、ルノーサムスンのジョイントベンチャーで開発されました。そしてプラットフォームも同じく、エクストレイルやキャッシュカイで使われるCMF(コモン・モジュール・プラットフォーム)を採用しています。

初代モデルに相当するサイズのモデルとしてカジャーがデビューしたのに伴い、2代目コレオスは上級移行しています。ルノーのSUVでは初のDセグメントクラスになると共に、同社のフラッグシップモデルにもなりました。なお韓国ではルノーサムスン QM6の名前で販売されており、生産は韓国のルノーサムスン 釜山工場に加え、中国・東風汽車との合弁工場でも行われ、中国での販売も開始されました。

ルノー コレオス 紹介動画(約4分10秒)

 

ハイライト

エクステリア

新デザイン言語の採用で一気に増した高級感

ルノー コレオス(フロント)

ルノー コレオス(フロント)

新しいコレオスを見て、恐らく誰もが初代モデルとの違いに気付くのではないでしょうか。ボディサイズが初代モデルと比べて大きくなっただけでなく、どちらかといえば大人しく、あっさりとしたデザインから、特徴的なコの字型のLEDデイタイムランニングライトを持つ、アグレッシブで精悍な面持ちに生まれ変わりました。タリスマン新型メガーヌをはじめとするこのデザインテイストは、ルノー デザイン部のローレンス・ヴァン・アッカーが提唱する「サイクル・オブ・ライフ」に基づくもので、コレオスが上級移行したことを感じさせるものです。

ルノー コレオス(サイド)

ルノー コレオス(サイド)

ルノー コレオス(リア)

ルノー コレオス(リア)

ボディサイズや車格ともに、ルノーのフラッグシップであるタリスマンのSUV版とも言える堂々とした姿に、初代モデルの面影は見当たりません。

 

インテリア

フラッグシップSUVとして十分な質感

インテリアも近年のルノーデザインの流れを汲んでおり、レザー部分はもちろん、樹脂パネルも質感が高く、フラッグシップSUVとして十分な資質を備えています。

コレオスのインテリア

コレオスのインテリア

コレオスのメーターパネル

コレオスのメーターパネル

トリムはレザー/クロスの組み合わせと、パートレザーがあります。パートレザーはカーボンブレック/シルバー/ブラウンの3色を設定。特にブラウンの風合いがよく、フレンチプレミアムSUVとしての色気を感じます。

コレオスのインテリア(リア)

コレオスのインテリア(リア)

レザー/クロスとパートレザーを設定

レザー/クロスとパートレザーを設定

プラットフォームを共有するエクストレイルとは異なり、3列シートの設定はありません。3列シートのSUVという役目は、グランセニックが担うという考えのようです。

 

パワートレイン

英国仕様はクリーンディーゼルのみの設定

ハイパワーな2.0L Energy dCi175エンジン

ハイパワーな2.0L Energy dCi175エンジン

英国仕様のパワーユニットはディーゼルのみで、ガソリンの設定はありません。

  • 直列4気筒1.6L Energy dCi130 ディーゼル 130PS
  • 直列4気筒2.0L Energy dCi175 ディーゼル 175PS

排気量の違いで2種類が設定されており、どちらもEnergy dCiと呼ばれるルノー最新のクリーンディーゼルユニットです。

トランスミッションは6MTに加え、dCi175には2ペダルのエクストロニックCVTが設定されています。このCVTは日産製の7速マニュアルモード付きのミッションです。デュアルクラッチミッションや、通常のオートマッチックでは味わえない滑らかな変速による加速感はライバルにない魅力です。

 

サスペンション

ルノーのサスペンションチューニングに、日産のAWDシステムの組み合わせ

フルタイムAWDのオールモード4x4-iを採用

フルタイムAWDのオールモード4×4-iを採用

サスペンションはフロントはマクファーソンストラット、リアにはマルチリンクが奢られています。味付けはソフトすぎずしなやかに、グランドクルーズも快適にできる設定です。このチューニングの巧みさはルノーならではと言えるでしょう。

AWDシステムは、悪路の走破性からオンロードの安定性までリアルタイムで制御する、日産のオールモード4×4-iを採用しています。かつてからATESSA(アテーサ)などAWDシステムに対して数々のノウハウがある日産のシステムを採用できるのは、アライアンスの賜物と言えるでしょう。アプローチアングルは19度、ディパーチャーアングルは20度と高い走破性を備えています。

 

参考スペック

RENAULT KOLEOS Signature dCi175 4WD AUTO X-TORONIC


寸 法 ▶︎全長×全幅×全高=4,672×1,843×1,678mm
     ホイールベース:2,705mm トレッド前/後 1,591 x 1,586mm
エンジン▶︎水冷ディーゼル 直列4気筒 DOHC フロント横置 コモンレール式直噴
     1,995cc 84mm x 90mm -:1 128kW/3750rpm 380Nm/2000rpm 
駆動方式▶︎AWD  7速CVT
懸架装置▶︎前:マクファーソン
    ▶︎後:マルチリンク
ブレーキ▶︎前:ベンチレーテッド・ディスク 後 ディスク
タイヤ ▶︎前:225/55 R19 後:225/55 R19
燃料容量▶︎60L 車両重量▶︎-kg 最高速度▶︎201km/h 0-100km/h加速▶︎9.5秒
燃 費 ▶︎16.9km/L(欧州複合基準)-m/L(JC08モード日本仕様参考値) 
価 格 ▶︎34,200ポンド(イギリス仕様車)

※その他の仕様のスペック詳細はカタログ情報(リンク)をご覧ください

 

ライバルモデル

Dセグメント級のライバルとして、DSオートモビル DS7、フォード エッジ、フォルクスワーゲン ティグアンの3台を挙げます

DS7は、2017年にデビューしたばかりのDSオートモビル初のSUV専用モデルであり、同社のフラッグシップモデルでもあります。フランス大統領 マクロン氏の就任パレードで先立ってお披露目され、販売は2017年末に開始される予定です。DS7の魅力は、フレンチプレミアムSUVとしての圧倒的な存在感でしょう。DSオートモビルならではのエクステリアデザインや、フランスが誇るプレミアムブランドの小物類を散りばめたインテリアなど、その艶やかさは孤高の存在です。

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エッジは、欧州フォードの最上級SUVです。その乗り心地の良さ、遮音材をたっぷり奢った静粛性の高さ、欧州フォードならではの軽快なハンドリング性能は、ライバルに対してのアドバンテージとなっています。さらに、欧州フォードが展開を進めるプレミアムラインのビニヤーレ仕様も選択可能であるなど、幅広いラインナップも魅力のひとつです。

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ティグアンは、フォルクスワーゲンではトゥアレグに次ぐサイズのSUVです。ティグアンのセリングポイントのひとつは、パワフルなディーゼルエンジンでしょう。コレオスの上位モデルと同じく2.0Lですが、ツインターボにより240PSを発揮。これはライバルと比べても圧倒的にパワフルです。スポーティなR-Line仕様も用意されており、走りも楽しめるSUVに仕上がっています。

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バイヤーズガイド

英国仕様のグレードは、ベースグレードのDynamiqueSと、上級グレードのSignatureの2つが設定されています。どちらのグレードでもパワートレインは好みの組み合わせが可能です。日本で乗るのであれば、Signatureの2.0L dCi175エンジンと、エクストロニックCVTの組み合わせはいかがでしょうか。

コレオス InitialeParis(フランス仕様)

コレオス Initiale Paris(フランス仕様)

InitialeParisのエンブレム

Initiale Parisのエンブレム

そして気なるのが、ルノーの上級モデルであるタリスマンやエスパスに設定されているプレミアムグレード「Initiale Paris」の存在です。現時点では本国フランス仕様には設定があるものの、英国仕様には設定がありません。しかし、近々設定されると噂されていますので、よりプレミアムなコレオスを希望される方は、導入を待つのも良いかも知れません。

 

2017年現在のコレオス日本導入の可能性

現時点では日本に導入されていないコレオス。初代モデルよりも上級移行したぶん、価格が上がった懸念もありますが、初代モデルの導入実績があることや、最近ルノーのSUVモデルはキャプチャーをはじめ、カジャーの販売も好調なことから、日本導入の可能性はないとは言い切れません。

 

並行輸入という選択肢

日本市場では販売されていないセニックですが、並行輸入を行えば日本でも所有できます。一例としてコアカーズを運営する並行輸入者販売店のYMワークスでは、最新の為替レートを反映したコレオス Signature dCi175 4WD AUTO X-TORONICモデルの乗り出し価格を案内しています。下記表では最新の為替レートに基づいた価格を表示しています。

  • 車名
  • 2年保証付き
    国内乗り出し価格目安

  • (税込・諸費用込)

国内乗り出し価格目安は、ご覧の時点での為替レートにて算出しております。 金額が表示されない場合は、しばらく経ってから再度アクセスをお願いします。

また並行輸入に関しては、関連記事も併せてご覧ください。

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関連リンク

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※本記事は2017年10月11日時点の情報を元に作成しております。最新の情報に関しては直接ご連絡にてご確認ください。また、記載情報の誤りがある場合はお知らせください。

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